読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人3-4広島
会場:
マツダスタジアム
観客数:
28,104人
勝利投手:
矢崎拓也(広島)
敗戦投手:
高梨雄平(巨人)

試合情報

項目記録
スコア巨人 3‑4 広島
試合時間3時間35分
観客数28,104人
会場マツダスタジアム
勝ち投手矢崎拓也(広島)
負け投手高梨雄平(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人3勝4敗

先発投手

  • 巨人:戸郷翔征
  • 広島東洋カープ:森翔平

スターティングラインアップ

打順広島東洋カープ(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1中村奨成1泉口友汰
2菊池涼介2若林楽人
3ファビアン3吉川尚輝
4末包昇大4大城卓三
5坂倉将吾5増田陸
6小園海斗6キャベッジ
7モンテロ7リチャード
8矢野雅哉8浅野翔吾
9森翔平9戸郷翔征

試合経過詳細

1回表 巨人

1泉口友汰二ゴロ
2若林楽人空三振
3吉川尚輝中前安打
4大城卓三二飛

1回裏 広島

1中村奨成左前安打
2菊池涼介右前安打
3ファビアン四球
4坂倉将吾四球(押し出し)
5小園海斗遊併殺打

2回表 巨人

1増田陸遊ゴロ
2キャベッジ右飛
3リチャード見三振

2回裏 広島

1末包昇大空三振
2坂倉将吾二ゴロ
3小園海斗左本塁打(ソロ)

3回表 巨人

1浅野翔吾中飛
2戸郷翔征三振
3泉口友汰遊ゴロ

3回裏 広島

1矢野雅哉左前安打
2森翔平犠打
3中村奨成四球
4菊池涼介右飛
5ファビアン中前適時打

4回表 巨人

1若林楽人遊直
2吉川尚輝四球
3大城卓三二併殺打

4回裏 広島

1末包昇大二ゴロ
2坂倉将吾左飛
3小園海斗遊ゴロ

5回表 巨人

1増田陸空三振
2キャベッジ一邪飛
3リチャード左本塁打(ソロ)

5回裏 広島

1矢野雅哉空三振
2森翔平三ゴロ
3中村奨成四球
4菊池涼介左前安打
5末包昇大右本塁打(ソロ)

6回表 巨人

1浅野翔吾左前安打
2代打萩尾匡也四球
3泉口友汰犠打
4若林楽人四球(満塁)
5吉川尚輝左犠飛(1点)
6大城卓三空三振

6回裏 広島

1ファビアン空三振
2坂倉将吾四球
3小園海斗遊安打
4モンテロ一ゴロ併殺

7回表 巨人

1増田陸三振
2キャベッジ右前安打
3リチャード三ゴロ併殺

7回裏 広島

1矢野雅哉空三振
2代打秋山翔吾左飛
3中村奨成遊ゴロ

8回表 巨人

1浅野翔吾左前安打
2吉川尚輝(代走増田大輝)犠打
3キャベッジ右本塁打(2ラン)
4リチャード見三振
5増田陸三ゴロ

8回裏 広島

1菊池涼介三ゴロ
2ファビアン中飛
3末包昇大四球
4坂倉将吾遊ゴロ

9回表 巨人

1大城卓三中前安打
2増田陸一邪飛
3キャベッジ空三振
4リチャード遊ゴロ

9回裏 広島

1小園海斗中前安打
2モンテロ遊ゴロ(併殺)
3矢野雅哉空三振

10回表 巨人

1浅野翔吾三邪飛
2代打重信慎之介見三振
3泉口友汰遊ゴロ

10回裏 広島

1中村奨成中飛
2菊池涼介二ゴロ
3ファビアン空三振

11回表 巨人

1若林楽人二ゴロ
2吉川尚輝四球
3大城卓三中飛
4増田陸空三振

11回裏 広島

1末包昇大中飛
2坂倉将吾四球
3小園海斗右飛
4モンテロ遊ゴロ

12回表 巨人

1キャベッジ一ゴロ
2リチャード空三振
3浅野翔吾三ゴロ

12回裏 広島

1矢野雅哉右前安打
2代打羽月隆太郎犠打
3中村奨成敬遠
4菊池涼介三ゴロ(進塁)
5モンテロ中前適時打(サヨナラ)

本塁打

  • 巨人:リチャード(1号・5回・ソロ)/キャベッジ(6号・8回・2ラン)
  • 広島:小園海斗(1号・2回・ソロ)/末包昇大(6号・5回・ソロ)

戦評

巨人はリチャード(巨人)の来日1号で反撃し、8回にはキャベッジ(巨人)の6号2ランで追いつく粘りを見せた。しかし延長12回、モンテロ(広島東洋カープ)の中前打でサヨナラを許し、接戦を落とした。勝った広島は救援陣が踏ん張り、最後は岡本駿がプロ初白星。巨人は今カード3勝4敗と負け越しが決定した。

感想

戸郷翔征(巨人)は直球が多少戻ったとはいえ一軍レベルからは程遠く、ろくに抑えられず送りバントも失敗とあっては二軍で汗を流すべきだと怒りしか湧かない。浅野翔吾(巨人)のファンブルや増田大輝(巨人)の挟殺など、記録に残らない拙いプレーが次々と傷口を広げたのも苛立ちの種だ。トレード加入直後に一発を放ったリチャード(巨人)は、その後明らかに大振りで期待感ゼロ。どうして巨人は問題児ばかり獲るのか理解に苦しむ。末包昇大(広島東洋カープ)への攻めも工夫不足で、チーム全体に「チャンスで打てない病」が蔓延している証拠だ。14安打4得点という効率の悪さに加え、8回に追いついてなお勝ち切れず、最後はモンテロ(広島東洋カープ)のヒットでサヨナラ負けを喫した瞬間、嫌な予感は見事に現実となり拳を握り締めるしかなかった。