読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人1-5広島
会場:
マツダスタジアム
観客数:
24,661人
勝利投手:
鈴木健矢(広島)
敗戦投手:
山﨑伊織(巨人)
本塁打:
小園海斗(広島)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-5 広島
試合時間3時間21分
観客数24,661人
勝ち投手鈴木健矢(広島)
負け投手山﨑伊織(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人 3勝6敗

スコアボード

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先発投手

  • 巨人:山﨑伊織
  • 広島:ドミンゲス

バッテリー

  • 巨人:山﨑伊織、石川達也、ケラー、馬場皐輔 - 甲斐拓也
  • 広島:ドミンゲス、中﨑翔太、鈴木健矢、塹江敦哉、島内颯太郎、森浦大輔 - 坂倉将吾

スターティングラインアップ

打順広島(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1中村奨成1泉口友汰
2菊池涼介2ヘルナンデス
3ファビアン3吉川尚輝
4末包昇大4キャベッジ
5坂倉将吾5リチャード
6小園海斗6増田陸
7モンテロ7甲斐拓也
8矢野雅哉8浅野翔吾
9ドミンゲス9山﨑伊織

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 泉口友汰 - ショートゴロ
  • 2 ヘルナンデス - ライトフライ
  • 3 吉川尚輝 - 空三振

1回裏 広島

  • 1 中村奨成 - センターフライ
  • 2 菊池涼介 - サードゴロ
  • 3 ファビアン - サードフライ

2回表 巨人

  • 4 キャベッジ - 見三振
  • 5 リチャード - サードゴロ
  • 6 増田陸 - センター前ヒット
  • 7 甲斐拓也 - 空三振

2回裏 広島

  • 4 末包昇大 - セカンドゴロ
  • 5 坂倉将吾 - レフト前ヒット
  • 6 小園海斗 - ピッチャーゴロ
  • 7 モンテロ - センターフライ

3回表 巨人

  • 8 浅野翔吾 - ライト前ヒット
  • 9 山﨑伊織 - 捕犠打
  • 1 泉口友汰 - セカンドゴロ
  • 2 ヘルナンデス - 四球
  • 3 吉川尚輝 - 空三振

3回裏 広島

  • 8 矢野雅哉 - セカンドフライ
  • 9 ドミンゲス - 空三振
  • 1 中村奨成 - ショートゴロ

4回表 巨人

  • 4 キャベッジ - レフトフライ
  • 5 リチャード - 空三振
  • 6 増田陸 - センター前ヒット
  • 7 甲斐拓也 - 空三振

4回裏 広島

  • 2 菊池涼介 - レフト前ヒット
  • 3 ファビアン - 遊併殺
  • 4 末包昇大 - サードゴロ

5回表 巨人

  • 8 浅野翔吾 - 三邪飛
  • 9 山﨑伊織 - 四球
  • 1 泉口友汰 - 四球
  • 2 ヘルナンデス - 四球
  • 3 吉川尚輝 - 二ゴロ
  • 【投手交代】ドミンゲス → 中﨑翔太
  • 4 キャベッジ - 押し出し四球(1点)
  • 5 リチャード - ピッチャーゴロ

5回裏 広島

  • 5 坂倉将吾 - 見三振
  • 6 小園海斗 - サードゴロ
  • 7 モンテロ - 右中間ツーベース
  • 8 矢野雅哉 - 四球
  • 9 代打 秋山翔吾 - レフト前ヒット
  • 1 中村奨成 - セカンドゴロ

6回表 巨人

  • 【投手交代】中﨑翔太 → 鈴木健矢
  • 6 増田陸 - 投安打
  • 7 甲斐拓也 - 投安打
  • 8 浅野翔吾 - 死球
  • 9 山﨑伊織 - 見三振
  • 1 泉口友汰 - 空三振
  • 2 ヘルナンデス - レフトフライ

6回裏 広島

  • 2 菊池涼介 - 遊安打
  • 3 ファビアン - レフト前ヒット
  • 4 末包昇大 - 空三振
  • 5 坂倉将吾 - 四球
  • 6 小園海斗 - 右満塁本塁打(4点)
  • 7 モンテロ - ライトフライ
  • 8 矢野雅哉 - 二ゴロ

7回表 巨人

  • 【投手交代】鈴木健矢 → 塹江敦哉
  • 3 吉川尚輝 - 三ゴロ
  • 4 キャベッジ - 空三振
  • 5 リチャード - 右飛

7回裏 広島

  • 【投手交代】山﨑伊織 → 石川達也
  • 9 代打 堂林翔太 - 三ゴロ
  • 1 中村奨成 - 一飛
  • 2 菊池涼介 - 二飛

8回表 巨人

  • 【投手交代】塹江敦哉 → 島内颯太郎
  • 6 増田陸 - 右飛
  • 7 甲斐拓也 - 三ゴロ
  • 8 浅野翔吾 - 右飛

8回裏 広島

  • 【投手交代】石川達也 → ケラー
  • 3 ファビアン - 四球
  • 【代走】ファビアン → 羽月隆太郎
  • 4 末包昇大 - 空三振
  • (羽月 二盗)
  • 5 坂倉将吾 - 四球
  • 6 小園海斗 - 中飛
  • 7 モンテロ - 四球
  • 【投手交代】ケラー → 馬場皐輔
  • 8 矢野雅哉 - 押し出し四球(1点)
  • 9 代打 野間峻祥 - 二飛

9回表 巨人

  • 【投手交代】島内颯太郎 → 森浦大輔
  • 9 代打 笹原操希 - 空三振
  • 1 泉口友汰 - 投ゴロ
  • 2 ヘルナンデス - 中飛

本塁打

  • 広島:小園海斗(2号・6回・満塁)
  • 巨人:なし

戦評

序盤は両軍とも決め手を欠く重苦しい展開だったが、5回に巨人が押し出し四球で先制。ところが6回裏、菊池・ファビアンの連打から坂倉の四球で満塁を作られ、小園海斗(広島)のグランドスラムで一気に逆転を許した。8回には四者連続の四球で追加点を奪われ、打線も5安打1得点とつながりを欠いて完敗。カードは敵地で3連敗を喫し、通算対広島は3勝6敗となった。

感想

阿部監督が「采配ミス」と認めた言葉どおり、今日はベンチワークと打線がかみ合わず、ただただ切なさだけが残る敗戦だった。得点力不足にもかかわらず調子の上がらない打者を上位に並べた結果、押し出しの1点止まり。5、6回の連続好機を生かせず、追い詰められた山﨑伊織が痛恨の失投を浴びた場面には胸が締め付けられた。極めつけは八回、ケラーから馬場へと継投する間に4つの四球で押し出し。怒りさえ通り越し、ファンとしては呆然とスコアボードを見上げるほかなかった。それでもシーズンは続く。チームの現状を直視し、打線の再編とブルペンの立て直しに一刻も早く着手してほしい――ただそれだけを願う夜だった。