読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

巨人0-4阪神
会場:
甲子園
観客数:
42,621人
勝利投手:
才木浩人(阪神)
敗戦投手:
戸郷翔征(巨人)
本塁打:
森下翔太(7号・1回・2ラン)

試合情報

項目記録
スコア巨人 0-4 阪神
試合時間2時間34分
観客数42,621人
勝ち投手才木浩人(阪神)
負け投手戸郷翔征(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績4勝6敗

スコアボード

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先発投手

  • 巨人:戸郷翔征
  • 阪神タイガース:才木浩人

バッテリー

  • 巨人:戸郷翔征、石川達也、馬場皐輔、船迫大雅 - 岸田行倫
  • 阪神タイガース:才木浩人 - 梅野隆太郎

スターティングラインアップ

打順阪神タイガース(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1近本光司1泉口友汰
2中野拓夢2若林楽人
3森下翔太3吉川尚輝
4佐藤輝明4キャベッジ
5大山悠輔5ヘルナンデス
6前川右京6中山礼都
7梅野隆太郎7リチャード
8木浪聖也8岸田行倫
9才木浩人9戸郷翔征

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 泉口 空三振
  • 2 若林 三安打
  • 3 吉川 三ゴロ
  • 4 キャベッジ 四球
  • 5 ヘルナンデス 空三振

1回裏 阪神

  • 1 近本 右飛
  • 2 中野 左安
  • 3 森下 左越2ラン本塁打
  • 4 佐藤輝 四球
  • 5 大山 左安
  • 6 前川 一ゴロ(泉口送球失策で1点)
  • 7 梅野 二ゴロ

2回表 巨人

  • 1 中山 中飛
  • 2 リチャード 空三振
  • 3 岸田 右飛失策で二塁
  • 4 戸郷 空三振

2回裏 阪神

  • 1 木浪 空三振
  • 2 才木 内野安
  • 3 近本 見三振
  • 4 中野 右安
  • 5 森下 三ゴロ

3回表 巨人

  • 1 泉口 左飛
  • 2 若林 右飛
  • 3 吉川 遊ゴロ

3回裏 阪神

  • 1 佐藤輝 左安
  • 2 大山 遊併殺
  • 3 前川 二ゴロ

4回表 巨人

  • 1 キャベッジ 一ゴロ
  • 2 ヘルナンデス 左飛
  • 3 中山 右中間二塁打 →中継プレーで走塁死

4回裏 阪神

  • 1 梅野 二ゴロ
  • 2 木浪 一ゴロ
  • 3 才木 見三振

5回表 巨人

  • 1 リチャード 空三振
  • 2 岸田 左安
  • 3 【代打】戸郷翔征 → 浅野翔吾 遊ゴロ
  • 4 泉口 一ゴロ

5回裏 阪神

  • 【投手交代】戸郷翔征 → 石川達也
  • 1 近本 左安
  • 2 中野 犠打
  • 3 森下 遊ゴロ
  • 4 佐藤輝 二ゴロ

6回表 巨人

  • 1 若林 遊ゴロ
  • 2 吉川 左飛
  • 3 キャベッジ 左飛

6回裏 阪神

  • 1 大山 左安
  • 2 前川 右飛
  • 3 梅野 併殺打

7回表 巨人

  • 1 ヘルナンデス 右飛
  • 2 中山 二ゴロ
  • 3 リチャード 中飛

7回裏 阪神

  • 【投手交代】石川達也 → 馬場皐輔
  • 1 木浪 中安
  • 2 才木 バント失敗三振
  • 3 近本 右安
  • 4 中野 四球 満塁
  • 5 森下 中犠飛(1点)
  • 6 佐藤輝 空三振

8回表 巨人

  • 【投手交代】馬場皐輔 → 船迫大雅
  • 1 岸田 投ゴロ
  • 2 浅野 三振
  • 3 泉口 中飛

8回裏 阪神

  • 1 大山 左安
  • 2 【代走→左翼】大山悠輔 → 熊谷宥太 一安
  • 3 梅野 捕犠打
  • 4 木浪 敬遠四球 満塁
  • 5 才木 遊併殺

9回表 巨人

  • 1 若林 見三振
  • 2 吉川 投ゴロ
  • 3 キャベッジ 右飛

本塁打

  • 阪神:森下翔太(7号・1回・2ラン)
  • 巨人:なし

戦評

序盤に戸郷翔征(巨人)が捕まり、1回裏に森下翔太(阪神)の2ランと守備の乱れから3点を失った。巨人は才木浩人(阪神)の前に散発5安打で得点機を生かせず、完封負け。阪神は才木が無四球完封で4勝目を挙げ、7回には森下の犠牲フライでダメ押し。カードは阪神が先勝し対巨人成績を4勝6敗とした。

感想

戸郷翔征(巨人)が初回から精彩を欠き、泉口友汰(巨人)の送球エラーに見えたプレーも実際は戸郷のカバーが遅れた結果とあって、試合の流れは一気に阪神へ傾いた。打線は九回まで出塁すらままならず、もはや惰性で観戦するしかないほどの惨状。試合後、阿部慎之助監督(巨人)の「1番が出塁していない」というコメントが報じられ、最近の打順シャッフルを考えれば責任転嫁に映り怒りが募るばかりだ。チームはここ数年でも最弱と言える低迷期に入り、出口の見えないトンネルを進んでいるようだが、ファンが耐えている以上、指揮官も腰を据えて腹をくくってほしい──そんな苛立ちと失望が入り交じった一夜だった。