読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人1-2広島
会場:
富山市民球場アルペンスタジアム
観客数:
19,747人
勝利投手:
玉村昇悟(広島)
敗戦投手:
井上温大(巨人)
セーブ:
栗林良吏(広島)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-2 広島
試合時間3時間10分
観客数19,747人
会場富山市民球場アルペンスタジアム
勝利投手玉村昇悟(広島)
敗戦投手井上温大(巨人)
セーブ栗林良吏(広島)
シリーズ対戦成績巨人 3勝7敗

スコアボード

123456789101112
000200000---280
000100000---180

先発投手

  • 巨人:井上温大
  • 広島:玉村昇悟

バッテリー

  • 巨人:井上温大、ケラー、船迫大雅 - 甲斐拓也
  • 広島:玉村昇悟、塹江敦哉、中﨑翔太、森浦大輔、ハーン、栗林良吏 - 坂倉将吾

スターティングラインアップ

打順広島(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1秋山翔吾1増田陸
2菊池涼介2門脇誠
3ファビアン3吉川尚輝
4末包昇大4キャベッジ
5坂倉将吾5甲斐拓也
6モンテロ6ヘルナンデス
7小園海斗7泉口友汰
8佐々木泰8浅野翔吾
9玉村昇悟9井上温大

試合経過詳細

1回表 広島

  • 1 秋山翔吾 - 四球
  • 2 菊池涼介 - 二ゴロ
  • 3 ファビアン - 空三振(菊池二盗失敗)

1回裏 巨人

  • 1 増田陸 - 左飛
  • 2 門脇誠 - 三邪飛
  • 3 吉川尚輝 - 遊ゴロ

2回表 広島

  • 4 末包昇大 - 中飛
  • 5 坂倉将吾 - 左中間二塁打
  • 6 モンテロ - 中前安
  • 7 小園海斗 - 空三振(三塁走者走塁死)

2回裏 巨人

  • 4 キャベッジ - 遊ゴロ
  • 5 甲斐拓也 - 空三振
  • 6 ヘルナンデス - 一邪飛

3回表 広島

  • 8 佐々木泰 - 右飛
  • 9 玉村昇悟 - 空三振
  • 1 秋山翔吾 - 二ゴロ

3回裏 巨人

  • 7 泉口友汰 - 遊ゴロ
  • 8 浅野翔吾 - 右飛
  • 9 井上温大 - 左飛

4回表 広島

  • 2 菊池涼介 - 右飛
  • 3 ファビアン - 中前安
  • 4 末包昇大 - 中前安
  • 5 坂倉将吾 - 二ゴロ
  • 6 モンテロ - 四球
  • 7 小園海斗 - 右前2点適時打【広島先制】
  • 8 佐々木泰 - 中飛

4回裏 巨人

  • 1 増田陸 - 中前安
  • 2 門脇誠 - 二ゴロ
  • 3 吉川尚輝 - 二飛
  • 4 キャベッジ - 中前適時打【巨人1点】
  • 【代走】キャベッジ → 若林楽人
  • 5 甲斐拓也 - 一飛

5回表 広島

  • 9 玉村昇悟 - 空三振
  • 1 秋山翔吾 - 内野安
  • 2 菊池涼介 - 空三振
  • 3 ファビアン - 見三振

5回裏 巨人

  • 6 ヘルナンデス - 右飛
  • 7 泉口友汰 - 右線二塁打
  • 8 浅野翔吾 - 二ゴロ
  • 9 井上温大 - 空三振

6回表 広島

  • 4 末包昇大 - 三ゴロ
  • 5 坂倉将吾 - 二ゴロ
  • 6 モンテロ - 空三振

6回裏 巨人

  • 1 増田陸 - 中前安
  • 【投手交代】玉村昇悟 → 塹江敦哉
  • 2 門脇誠 - 投犠打
  • 3 吉川尚輝 - 二ゴロ
  • 【投手交代】塹江敦哉 → 中﨑翔太
  • 4 若林楽人 - 四球
  • 5 甲斐拓也 - 右飛

7回表 広島

  • 7 小園海斗 - 遊ゴロ
  • 8 佐々木泰 - 右前安
  • 9 【代打】上本崇司 - 三併殺

7回裏 巨人

  • 【投手交代】中﨑翔太 → 森浦大輔
  • 1 ヘルナンデス - 右前安
  • 【代走】ヘルナンデス → 重信慎之介
  • 2 泉口友汰 - 三犠打
  • 3 浅野翔吾 - 空三振
  • 4 【代打】リチャード - 見三振

8回表 広島

  • 【投手交代】井上温大 → ケラー
  • 1 秋山翔吾 - 空三振
  • 2 菊池涼介 - 空三振
  • 3 ファビアン - 一邪飛

8回裏 巨人

  • 【投手交代】森浦大輔 → ハーン
  • 1 増田陸 - 空三振
  • 2 門脇誠 - 二ゴロ
  • 3 吉川尚輝 - 右安
  • 4 若林楽人 - 死球
  • 【代走】若林楽人 → 笹原操希
  • 5 甲斐拓也 - 右飛

9回表 広島

  • 【投手交代】ケラー → 船迫大雅
  • 4 末包昇大 - 遊ゴロ
  • 5 坂倉将吾 - 空三振
  • 6 モンテロ - 右前安
  • 【代走】モンテロ → 羽月隆太郎
  • 7 小園海斗 - 三飛

9回裏 巨人

  • 【投手交代】ハーン → 栗林良吏
  • 1 【代打】中山礼都 - 二ゴロ
  • 2 泉口友汰 - 右前安
  • 3 浅野翔吾 - 三ゴロ
  • 4 【代打】丸佳浩 - 左前安
  • 5 増田陸 - 空三振

本塁打

  • 巨人:なし
  • 広島:なし

戦評

富山のアルペンスタジアムで行われた広島との第10戦は、序盤の2点が最後まで重くのしかかり、巨人は1‐2で惜敗。井上温大(巨人)は本調子を欠きながらも7回2失点と粘投したが、4回の小園海斗(広島)の2点適時打が決勝点となった。打線は4回のキャベッジ(巨人)のタイムリーで1点を返したものの、以降は再三の好機を生かせず8安打1得点。終盤には復帰即安打の丸佳浩(巨人)が気を吐き、浅野翔吾(巨人)の好走塁で一、三塁と攻め立てたが、最後は増田陸(巨人)が空振り三振に倒れ連勝は2でストップ。対広島戦成績は3勝7敗となった。

感想

打線がまたも湿ったままだ。好機をつくっても肝心の一本が出ず、得点圏打率の低さがあまりに深刻だ。井上温大(巨人)は球が走らず苦しい内容だったが、それでも7回2失点にまとめてくれたのは立派。だからこそ打線が援護できなかった悔しさが募る。途中交代したキャベッジ(巨人)と若林楽人(巨人)の状態が心配だが、丸佳浩(巨人)の復帰初打席初球ヒットや浅野翔吾(巨人)の積極走塁には救いを感じた。とはいえ得点圏での弱さがチーム全体の課題として露呈している以上、オーダーや戦術を含めた抜本的なテコ入れを早急に望みたい。