
読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
巨人1-0広島
試合情報
項目 | 記録 |
---|---|
スコア | 巨人 1-0 広島 |
試合時間 | 2時間33分 |
観客数 | 42,057人 |
会場 | 東京ドーム |
勝ち投手 | 山﨑伊織(巨人) |
負け投手 | 森下暢仁(広島) |
セーブ | 大勢(巨人) |
シリーズ対戦成績 | 5勝7敗 |
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 0 | 3 | 0 |
巨 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | - | - | - | 1 | 5 | 0 |
先発投手
- 巨人:山﨑伊織
- 広島:森下暢仁
バッテリー
- 巨人:山﨑伊織、大勢 - 甲斐拓也
- 広島:森下暢仁 - 坂倉将吾
スターティングラインアップ
打順 | 広島(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中村奨成 | 中 | 1 | 丸佳浩 | 右 |
2 | 田中広輔 | 三 | 2 | オコエ瑠偉 | 中 |
3 | 小園海斗 | 二 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
4 | ファビアン | 左 | 4 | 増田陸 | 一 |
5 | 坂倉将吾 | 捕 | 5 | 坂本勇人 | 三 |
6 | 末包昇大 | 右 | 6 | 中山礼都 | 左 |
7 | モンテロ | 一 | 7 | 甲斐拓也 | 捕 |
8 | 矢野雅哉 | 遊 | 8 | 門脇誠 | 二 |
9 | 森下暢仁 | 投 | 9 | 山﨑伊織 | 投 |
試合経過詳細
1回表 広島
- 1 中村奨成 - 三ゴロ
- 2 田中広輔 - 見三振
- 3 小園海斗 - 左安
- 4 ファビアン - 三飛
1回裏 巨人
- 1 丸佳浩 - 中飛
- 2 オコエ瑠偉 - 二ゴロ
- 3 泉口友汰 - 二ゴロ
2回表 広島
- 1 坂倉将吾 - 空三振
- 2 末包昇大 - 遊ゴロ
- 3 モンテロ - 一邪飛
2回裏 巨人
- 1 増田陸 - 遊ゴロ
- 2 坂本勇人 - 空三振
- 3 中山礼都 - 空三振
3回表 広島
- 1 矢野雅哉 - 一ゴロ
- 2 森下暢仁 - 空三振
- 3 中村奨成 - 遊ゴロ
3回裏 巨人
- 1 甲斐拓也 - 三ゴロ
- 2 門脇誠 - 二ゴロ
- 3 山﨑伊織 - 中安
- 4 丸佳浩 - 左飛
4回表 広島
- 1 田中広輔 - 三邪飛
- 2 小園海斗 - 遊ゴロ
- 3 ファビアン - 右中二
- 4 坂倉将吾 - 四球
- 5 末包昇大 - 三ゴロ
4回裏 巨人
- 1 オコエ瑠偉 - 遊ゴロ
- 2 泉口友汰 - 空三振
- 3 増田陸 - 左安
- 4 坂本勇人 - 右飛
5回表 広島
- 1 モンテロ - 見三振
- 2 矢野雅哉 - 左飛
- 3 森下暢仁 - 見三振
5回裏 巨人
- 1 中山礼都 - 左安
- 2 甲斐拓也 - 右飛
- 3 門脇誠 - 空三振
- 4 山﨑伊織 - 右安
- 5 丸佳浩 - 中飛
6回表 広島
- 1 中村奨成 - 空三振
- 2 田中広輔 - 空三振
- 3 小園海斗 - 三ゴロ
6回裏 巨人
- 1 オコエ瑠偉 - 中飛
- 2 泉口友汰 - 二ゴロ
- 3 増田陸 - 右飛
7回表 広島
- 1 ファビアン - 三ゴロ
- 2 坂倉将吾 - 二ゴロ
- 3 末包昇大 - 見三振
7回裏 巨人
- 1 坂本勇人 - 三ゴロ
- 2 中山礼都 - 見三振
- 3 甲斐拓也 - 空三振
8回表 広島
- 1 モンテロ - 見三振
- 2 矢野雅哉 - 左中二
- 3 森下暢仁 - 空三振
- 4 中村奨成 - 左飛
8回裏 巨人
- 1 門脇誠 - 左飛
- 2 【代打】キャベッジ - 右本
- 3 丸佳浩 - 遊ゴロ
- 4 オコエ瑠偉 - 遊ゴロ
本塁打
- 巨人:キャベッジ(8号・8回・ソロ)
- 広島:なし
戦評
山﨑伊織(巨人)が威力十分の速球とキレのある変化球で8回3安打10奪三振の快投。0-0で迎えた8回裏、代打キャベッジ(巨人)が森下暢仁(広島)のカットボールを右翼席へ運び、均衡を破った。大勢(巨人)が9回を締め、チームは投手戦を1-0で制し、対カープ戦成績を5勝7敗とした。
感想
息詰まる投手戦を制した要因は、やはり山﨑伊織(巨人)の堂々たるマウンドさばきだった。低めに集めた速球でリズムをつくり、打者をねじ伏せるたびにスタンドは大きくどよめく。八回、その流れを断ち切らせまいと阿部監督が送り込んだ代打キャベッジ(巨人)が、森下暢仁(広島)の真っすぐを叩き切る一発――正直”当たれば儲けもの”という空気を一瞬で歓喜に変えた豪快弾だった。森下も素晴らしい内容だっただけに、紙一重の勝負をものにできた意義は大きい。投手陣の頑張りが報われた、胸のすくような勝利だった。