試合情報

項目	記録
スコア	巨人 2-3 ヤクルト
試合時間	3時間21分
観客数	29,375人
勝ち投手	星知弥（ヤクルト）
負け投手	大勢（巨人）
セーブ	大西広樹（ヤクルト）
シリーズ対戦成績	巨人 9勝4敗

先発投手

• 巨人：西舘勇陽
• 東京ヤクルトスワローズ：吉村貢司郎

バッテリー

• 巨人：西舘勇陽、田中瑛斗、大勢 - 岸田行倫
• 東京ヤクルトスワローズ：吉村貢司郎、荘司宏太、星知弥、大西広樹 - 古賀優大

スターティングラインアップ

打順	東京ヤクルトスワローズ（後攻）	守備	打順	巨人（先攻）	守備
1	岩田幸宏	中	1	丸佳浩	右
2	赤羽由紘	三	2	佐々木俊輔	中
3	内山壮真	左	3	吉川尚輝	二
4	オスナ	一	4	坂本勇人	三
5	山田哲人	二	5	泉口友汰	遊
6	澤井廉	右	6	荒巻恒悟	一
7	古賀優大	捕	7	中山礼都	左
8	伊藤	遊	8	岸田行倫	捕
9	吉村貢司郎	投	9	西舘勇陽	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：中山礼都（2号・6回表・ソロ）
• ヤクルト：なし

戦評

序盤の2回に丸佳浩（巨人）の適時二塁打で先制したものの、西舘勇陽（巨人）がその裏すぐに追いつかれる苦しい展開。6回には中山礼都（巨人）のソロで再びリードしたが、直後にオスナ（ヤクルト）の適時打で同点。8回、救援した大勢（巨人）が代打・宮本丈（ヤクルト）に決勝打を許し逆転負け。継投と細かなミスが響き、カードは巨人の9勝4敗となったものの、連勝を狙った試合で痛い黒星となった。

感想

西舘勇陽（巨人）が七回途中二失点と数字だけ見れば粘ったが、得点直後に失点を重ね流れを渡す投球は評価できない。泉口友汰（巨人）のバント失敗は経験不足とはいえ試合の趨勢を決定づけるほど重く、懲罰交代もやむなしだろう。終盤を託されたはずの大勢（巨人）は相変わらず不安定で、代打宮本丈（ヤクルト）に決勝打を浴びた場面は”抑えの絶対感”の欠如を痛感させられた。細かなミスを積み重ね最後にあっさり崩れる——まさに弱いチームのお手本のような敗戦。首脳陣は打順や役割を再考しなければ、この悪循環から抜け出せないだろう。