試合情報

項目	記録
スコア	巨人 6-5 阪神
試合時間	3時間36分
観客数	42,341人
勝ち投手	マルティネス（巨人）
負け投手	伊原（阪神）
セーブ	―
シリーズ対戦成績	巨人 5勝13敗

先発投手

• 巨人：井上温大
• 阪神タイガース：伊藤将司

バッテリー

• 巨人：井上温大、ケラー、石川達也、中川皓太、田中瑛斗、マルティネス - 甲斐拓也、岸田行倫
• 阪神タイガース：伊藤将司、ネルソン、伊原 - 坂本誠志郎

スターティングラインアップ

打順	阪神タイガース（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	近本光司	中	1	丸佳浩	右
2	中野拓夢	二	2	佐々木俊輔	中
3	森下翔太	右	3	吉川尚輝	二
4	佐藤輝明	三	4	増田陸	一
5	大山悠輔	一	5	泉口友汰	遊
6	小幡竜平	遊	6	中山礼都	左
7	中川勇斗	左	7	リチャード	三
8	坂本誠志郎	捕	8	甲斐拓也	捕
9	伊藤将司	投	9	井上温大	投

試合経過詳細

本塁打

• 阪神：小幡竜平（2号・2回表・ソロ）、小幡竜平（3号・3回表・2ラン）、大山悠輔（5号・5回表・2ラン）
• 巨人：リチャード（3号・7回裏・3ラン）

戦評

五回まで０対５と大きくリードを許した巨人だったが、七回に丸佳浩（巨人）、佐々木俊輔（巨人）の連打でつかんだ好機を吉川尚輝（巨人）、増田陸（巨人）の連続適時打と泉口友汰（巨人）の内野ゴロ失で２点差とすると、リチャード（巨人）が左中間へ起死回生の同点３ラン。九回裏は押し出し四球で同点とし、最後は吉川尚輝（巨人）が右前へ劇的なサヨナラ安打。救援陣も無失点リレーで締め、カード最終戦を劇的な逆転勝利で飾った。対阪神戦はこれで５勝１３敗。

感想

序盤は井上温大（巨人）の苦しい投球と相手の一発攻勢で「またか…」と肩を落としかけたが、七回表の泉口友汰（巨人）のスーパープレーが流れを呼び込み、裏の阪神・大山悠輔（阪神）の悪送球で完全に空気が変わった。そこからリチャード（巨人）が体勢を崩されながらもバックスクリーンへ運んだ同点３ランには鳥肌が立ち、吉川尚輝（巨人）のサヨナラ打でここ最近の鬱憤が一気に吹き飛んだ。ワンプレーが試合を左右する怖さと面白さを改めて痛感した一戦だった。