試合情報

項目	記録
スコア	巨人 6-7 中日
試合時間	3時間59分
観客数	36,219人
会場	バンテリンドーム
勝ち投手	橋本侑樹（中日）
負け投手	森田駿哉（巨人）
セーブ	―
シリーズ対戦成績	1勝2敗

先発投手

• 巨人：井上温大
• 中日：金丸夢斗

バッテリー

• 巨人：井上温大、船迫大雅、石川達也、田中瑛斗、中川皓太、大勢、マルティネス、森田駿哉 - 甲斐拓也
• 中日：金丸夢斗、藤嶋健人、メヒア、清水達也、橋本侑樹 - 石伊雄太

スターティングラインアップ

打順	巨人（先攻）	守備	打順	中日（後攻）	守備
1	丸佳浩	右	1	岡林勇希	中
2	佐々木俊輔	中	2	田中幹也	二
3	泉口友汰	遊	3	ボスラー	一
4	キャベッジ	左	4	細川成也	左
5	増田陸	一	5	チェイビス	三
6	リチャード	三	6	上林誠知	右
7	甲斐拓也	捕	7	山本泰寛	遊
8	門脇誠	二	8	石伊雄太	捕
9	井上温大	投	9	金丸夢斗	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：甲斐拓也（4号・4回・3ラン）
• 中日：チェイビス（1号・4回・2ラン）、細川成也（9号・9回・2ラン）

戦評

序盤は井上温大（巨人）が三回に追いつかれながらも四回に味方が甲斐拓也（巨人）の3ランで突き放す展開。ところがその裏にチェイビス（中日）の来日1号2ランで1点差、五回以降は継投戦に。巨人は六回に2点を追加して逃げ切りムードも、八回に中川皓太（巨人）が1点、九回にはマルティネス（巨人）が細川成也（中日）の同点2ランを浴びて振り出し。延長十回、森田駿哉（巨人）がサヨナラ打を許し痛恨の逆転負け。守備4失策とブルペンの不安定さが重くのしかかり、カードは1勝2敗で負け越した。

感想

シーズンの悪癖を凝縮したような一戦だった。井上温大（巨人）はまたもベースカバーを怠り、自滅癖が直らない。盤石にしたい中継ぎは船迫大雅（巨人）から中川皓太（巨人）、大勢（巨人）まで軒並みアップアップで流れを断ち切れず、最後は森田駿哉（巨人）がサヨナラ被弾。マルティネス（巨人）が真っ向勝負を選んだストレートを前回打たれた同じ打者に狙い撃たれた場面は采配ごと疑いたくなる。極め付けは湯浅大（巨人）の落球を含む4失策で、プロの矜持を感じられない守備は草野球同然。試合が終わった瞬間、今季終了のムードが一気に漂った――怒りと失望だけが残った敗戦だった。