読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
巨人5-2ヤクルト
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 試合時間 | 2時間42分 |
| 観客数 | 42,027人 |
| 勝ち投手 | 大勢(巨人) |
| 負け投手 | 荘司宏太(ヤクルト) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
先発投手
- 巨人:戸郷翔征
- ヤクルト:ランバート
バッテリー
- 巨人:戸郷翔征、馬場皐輔、大勢、マルティネス - 岸田行倫
- ヤクルト:ランバート、荘司宏太 - 古賀優大
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 岩田幸宏 | 中 | 1 | 丸佳浩 | 右 |
| 2 | 赤羽由紘 | 右 | 2 | 泉口友汰 | 遊 |
| 3 | 内山壮真 | 左 | 3 | 若林楽人 | 中 |
| 4 | 村上宗隆 | 三 | 4 | キャベッジ | 左 |
| 5 | オスナ | 一 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 山田哲人 | 二 | 6 | 坂本勇人 | 三 |
| 7 | 長岡秀樹 | 遊 | 7 | リチャード | 一 |
| 8 | 古賀優大 | 捕 | 8 | 門脇誠 | 二 |
| 9 | ランバート | 投 | 9 | 戸郷翔征 | 投 |
試合経過詳細
1回表 ヤクルト
- 1 岩田幸宏 - 空三振
- 2 赤羽由紘 - 二飛
- 3 内山壮真 - 左二塁打
- 4 村上宗隆 - 中越適時二塁打
- 5 オスナ - 右飛
1回裏 巨人
- 1 丸佳浩 - 空三振
- 2 泉口友汰 - 空三振
- 3 若林楽人 - 遊ゴロ
2回表 ヤクルト
- 1 山田哲人 - 四球
- 2 長岡秀樹 - 遊ゴロ
- 3 古賀優大 - 左飛
- 4 ランバート - 見三振
2回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 左中間二塁打
- 2 岸田行倫 - 四球
- 3 坂本勇人 - 左飛(走者戻れず併殺)
- 4 リチャード - 四球
- 5 門脇誠 - 二ゴロ
3回表 ヤクルト
- 1 岩田幸宏 - 四球
- 2 赤羽由紘 - 投犠打
- 3 内山壮真 - 左前適時打(打者走者走塁死)
- 4 村上宗隆 - 一ゴロ
3回裏 巨人
- 1 戸郷翔征 - 空三振
- 2 丸佳浩 - 見三振
- 3 泉口友汰 - 四球
- 4 若林楽人 - 見三振
4回表 ヤクルト
- 1 オスナ - 遊ゴロ
- 2 山田哲人 - 一邪飛
- 3 長岡秀樹 - 二邪飛
4回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 右本(ソロ)
- 2 岸田行倫 - 空三振
- 3 坂本勇人 - 見三振
- 4 リチャード - 遊直
5回表 ヤクルト
- 1 古賀優大 - 空三振
- 2 ランバート - 空三振
- 3 岩田幸宏 - 四球
- 4 赤羽由紘 - 空三振
5回裏 巨人
- 1 門脇誠 - 空三振
- 2 戸郷翔征 - 見三振
- 3 丸佳浩 - 二ゴロ
6回表 ヤクルト
- 1 内山壮真 - 中飛
- 2 村上宗隆 - 四球
- 3 オスナ - 三併殺
6回裏 巨人
- 1 泉口友汰 - 遊ゴロ
- 2 若林楽人 - 見三振
- 3 キャベッジ - 空三振
7回表 ヤクルト
- 【投手交代】戸郷翔征 → 馬場皐輔
- 1 山田哲人 - 三ゴロ
- 2 長岡秀樹 - 一ゴロ
- 3 古賀優大 - 四球
- 4 ランバート - 三ゴロ
7回裏 巨人
- 1 岸田行倫 - 三邪飛
- 2 坂本勇人 - 中飛
- 3 リチャード - 右本(ソロ)
- 4 門脇誠 - 二ゴロ
8回表 ヤクルト
- 【投手交代】馬場皐輔 → 大勢
- 1 岩田幸宏 - 二ゴロ
- 2 赤羽由紘 - 二ゴロ
- 3 内山壮真 - 四球
- 4 村上宗隆 - 空三振
8回裏 巨人
- 【投手交代】ランバート → 荘司宏太
- 1 中山礼都 - 左飛
- 2 丸佳浩 - 四球
- 3 泉口友汰 - 投ゴロ
- 4 若林楽人 - 四球
- 5 キャベッジ - 左中間本塁打(3ラン)
- 6 岸田行倫 - 中飛
本塁打
- 巨人:キャベッジ(12号・4回・ソロ)、リチャード(4号・7回・ソロ)、キャベッジ(13号・8回・3ラン)
- ヤクルト:なし
戦評
序盤は内山壮真の適時打などでヤクルトが2点を先行。しかし巨人は4回、キャベッジのソロで1点差に詰め寄ると、7回にはリチャードが右翼へ同点弾。8回は代わった荘司宏太を捉え、キャベッジが左中間へ勝ち越しの3ランを叩き込み一気に逆転した。終盤は大勢、マルティネスが零封リレーで締め、カード通算は巨人の10勝4敗となった。
感想
戸郷翔征(巨人)のストレートは明らかに戻ってきた。まだ変化球で苦しみ粘られて四球もあったが、それでも要所を外さない気迫は十分だった。打線はキャベッジ(巨人)もリチャード(巨人)も”ロマン砲”らしい豪快さで魅せたが、もっとコンスタントに打ってくれれば試合はぐっと楽になるはず。両軍わずか7安打という内容は正直盛り上がりに欠けたが、こういう渋い展開をモノにできたのは大きい。何より9連戦の初戦をきっちり勝ち切った――この一勝が、チームに落ち着きをもたらすはずだ。