試合情報

項目	記録
スコア	巨人 5-0 中日
試合時間	2時間41分
観客数	42,236人
勝ち投手	森田駿哉（巨人）
負け投手	大野雄大（中日）
セーブ	―

先発投手

• 巨人：森田駿哉
• 中日：大野雄大

バッテリー

• 巨人：森田駿哉、ケラー、船迫大雅 - 岸田行倫
• 中日：大野雄大、伊藤茉央、吉田聖弥、梅野雄吾 - 石伊雄太

スターティングラインアップ

打順	中日（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	ブライト健太	右	1	丸佳浩	右
2	田中幹也	二	2	佐々木俊輔	中
3	ボスラー	一	3	泉口友汰	遊
4	細川成也	左	4	キャベッジ	左
5	チェイビス	三	5	岸田行倫	捕
6	石伊雄太	捕	6	坂本勇人	三
7	岡林勇希	中	7	リチャード	一
8	山本泰寛	遊	8	門脇誠	二
9	大野雄大	投	9	森田駿哉	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：岸田行倫（5号・3回・2ラン）
• 中日：なし

戦評

3回、二死から二塁・田中幹也（中日）の失策で活路を開くと、キャベッジ（巨人）の適時二塁打と岸田行倫（巨人）の2ランで一気に4点先制。7回は泉口友汰（巨人）が中前に運びダメ押しの5点目を加えた。先発・森田駿哉（巨人）は走者を背負いながらも要所で凡打・三振を奪い、7回2安打無失点で今季2勝目。終盤はケラー（巨人）、船迫大雅（巨人）が無失点リレーで完封勝利を完結させた。

感想

中日のほころびを逃さず流れを引き寄せた一戦だった。二塁の失策をきっかけに主導権を握れたのは、野球の怖さと妙味が同居する瞬間で、明日は我が身だと肝に銘じたいところだ。森田駿哉（巨人）は自責0が続く中でも何が決め手なのかなお掴み切れない不思議さがあるが、7回は明らかに苦しい中で踏ん張り抜いたのが実に頼もしい。打線は安定して計算できる顔ぶれとそうでない顔ぶれが少しずつくっきりしてきた印象で、ロマン砲よりも確実性のある並びを見たいという思いは強まる。それでも最後は泉口友汰（巨人）の一打で突き放し、勝ち切った事実が何より大きい—内容に課題を残しつつも、積み上げた白星がチームの呼吸を整えてくれるはずだ。