試合情報

項目	記録
スコア	巨人 3-4 中日
試合時間	3時間30分
観客数	42,232人
勝ち投手	柳裕也（中日）
負け投手	菊地大稀（巨人）
セーブ	松山晋也（中日）

先発投手

• 巨人：田中将大
• 中日：柳裕也

バッテリー

• 巨人：田中将大、菊地大稀、田中瑛斗、中川皓太、横川凱 - 岸田行倫
• 中日：柳裕也、藤嶋健人、清水達也、松山晋也 - 石伊雄太

スターティングラインアップ

打順	中日（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	岡林勇希	中	1	丸佳浩	右
2	山本泰寛	二	2	佐々木俊輔	中
3	上林誠知	右	3	泉口友汰	遊
4	細川成也	左	4	キャベッジ	左
5	ボスラー	一	5	岸田行倫	捕
6	石伊雄太	捕	6	中山礼都	一
7	チェイビス	三	7	リチャード	三
8	柳裕也	投	8	門脇誠	二
9	土田龍空	遊	9	田中将大	投

試合経過詳細

本塁打

• 中日：チェイビス（3号・6回・ソロ）
• 巨人：丸佳浩（3号・1回・ソロ）

戦評

巨人は1回、丸佳浩（巨人）の先頭打者弾に続き、岸田行倫（巨人）の犠飛と中山礼都（巨人）の適時二塁打で3点先取。しかし5回、二塁の失策から流れを失い、上林誠知（中日）の適時二塁打、ボスラー（中日）の適時打で同点。6回にはチェイビス（中日）の一発で勝ち越しを許した。以降は藤嶋健人（中日）―清水達也（中日）―松山晋也（中日）の継投に封じられ、反撃及ばず。カード通算は巨人が10勝9敗となった。

感想

門脇誠（巨人）の痛恨のエラーで空気が一変した。慣れない二塁とはいえ、あの基本的な処理ミスは試合を決めかねない重さがある。田中将大（巨人）も若手のミスを飲み込んで試合を支配するだけの投球ができず、かつての老獪さは影を潜めたまま。初回の猛攻で畳みかけられず、ワンアウト満塁からの空振り三振で流れを逃したことも痛い。二回以降は見せ場が乏しく、淡々と負け筋に転がっていった印象だ。「負けに不思議の負けなし」――今の巨人にはその言葉がよく似合ってしまう。守りのミスと決め切れない攻撃、この二つを正さない限り勝ちは続かない。