試合情報

項目	記録
スコア	巨人 7-1 ヤクルト
試合時間	3時間6分
観客数	29,220人
勝ち投手	田中将大（巨人）
負け投手	石川雅規（ヤクルト）
セーブ	―
シリーズ対戦成績	巨人 13勝6敗

先発投手

• 巨人：田中将大
• 東京ヤクルトスワローズ：石川雅規

バッテリー

• 巨人：田中将大、ケラー、田中瑛斗、中川皓太、船迫大雅 - 岸田行倫
• 東京ヤクルトスワローズ：石川雅規、松本健吾、下川隼佑、清水昇 - 中村悠平

スターティングラインアップ

打順	東京ヤクルトスワローズ（後攻）	守備	打順	巨人（先攻）	守備
1	増田珠	右	1	泉口友汰	遊
2	長岡秀樹	遊	2	佐々木俊輔	中
3	内山壮真	左	3	丸佳浩	右
4	村上宗隆	三	4	岡本和真	三
5	オスナ	一	5	岸田行倫	捕
6	山田哲人	二	6	中山礼都	二
7	岩田幸宏	中	7	リチャード	一
8	中村悠平	捕	8	若林楽人	左
9	石川雅規	投	9	田中将大	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：リチャード（6号・2回・2ラン）、丸佳浩（6号・2回・2ラン）
• ヤクルト：オスナ（9号・4回・ソロ）

戦評

巨人は初回に岡本和真（巨人）の適時二塁打で先制。2回にはリチャード（巨人）と丸佳浩（巨人）の2ラン2発を含む一挙5得点で主導権を握った。先発の田中将大（巨人）は5回1失点で粘りの投球、継投も無失点リレーでリードを守り切った。攻守で相手の失策を見逃さず加点できたのも勝因。カード成績は巨人の13勝6敗となった。

感想

田中将大（巨人）の通算199勝目、素直に拍手だ。全盛期の圧倒的な球威・キレと比べれば見劣りはあるが、味方の強力援護に支えられつつ要所を締めた”勝てる投球”はさすがの一言。スタメンからキャベッジ（巨人）が外れたことで打線の流れが見事に生まれ、泉口友汰（巨人）、佐々木俊輔（巨人）、中山礼都（巨人）ら若い面々が生き生きと躍動したのが痛快だった。リチャード（巨人）のロマン砲は今日も魅せたが、先発に据えるなら決定力の確率をもう一段引き上げたいところ。3連戦を通じては互いにエラーが傷口を広げた展開が目立ち、野球の原理原則──ミスを最小化したチームが勝つ──をあらためて思い知らされた試合だった。