読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人2-3広島
会場:
マツダスタジアム
観客数:
28,043人
勝利投手:
大瀬良大地(広島)
敗戦投手:
森田駿哉(巨人)
セーブ:
森浦(広島)

試合情報

項目記録
スコア巨人 2-3 広島
試合時間2時間58分
観客数28,043人
勝ち投手大瀬良大地(広島)
負け投手森田駿哉(巨人)
セーブ森浦(広島)
シリーズ対戦成績巨人 7勝10敗1分

スコアボード

123456789101112
000002000---251
00003000x---381

先発投手

  • 巨人:森田駿哉
  • 広島:大瀬良大地

バッテリー

  • 巨人:森田、船迫、ケラー、田中瑛、中川 - 岸田
  • 広島:大瀬良、栗林、島内、森浦 - 會澤

スターティングラインアップ

打順広島(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1中村奨成1泉口友汰
2ファビアン2浅野翔吾
3小園海斗3中山礼都
4モンテロ4岡本和真
5末包昇大5キャベッジ
6菊池涼介6リチャード
7佐々木泰7吉川尚輝
8會澤翼8岸田行倫
9大瀬良大地9森田駿哉

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 泉口友汰 - ライト前安打
  • 2 浅野翔吾 - 空振り三振
  • 3 中山礼都 - 二ゴロ併殺

1回裏 広島

  • 1 中村奨成 - センターフライ
  • 2 ファビアン - 四球
  • 3 小園海斗 - センター前安打
  • 4 モンテロ - 空振り三振
  • 5 末包昇大 - レフトフライ

2回表 巨人

  • 1 岡本和真 - センターフライ
  • 2 キャベッジ - レフトフライ
  • 3 リチャード - センターフライ

2回裏 広島

  • 1 菊池涼介 - 空振り三振
  • 2 佐々木泰 - レフト前安打
  • 3 會澤翼 - サードゴロ
  • 4 大瀬良大地 - ライト前安打
  • 5 中村奨成 - サードゴロ

3回表 巨人

  • 1 吉川尚輝 - セカンドゴロ
  • 2 岸田行倫 - センターフライ
  • 3 森田駿哉 - 空振り三振

3回裏 広島

  • 1 ファビアン - サードゴロ
  • 2 小園海斗 - ショートゴロ
  • 3 モンテロ - サードゴロ

4回表 巨人

  • 1 泉口友汰 - セカンドゴロ
  • 2 浅野翔吾 - ピッチャーゴロ
  • 3 中山礼都 - 空振り三振

4回裏 広島

  • 1 末包昇大 - 空振り三振
  • 2 菊池涼介 - センター前安打
  • 3 佐々木泰 - レフトフライ
  • 4 會澤翼 - ショートゴロ

5回表 巨人

  • 1 岡本和真 - ライトフライ
  • 2 キャベッジ - セカンドゴロ
  • 3 リチャード - 空振り三振

5回裏 広島

  • 1 大瀬良大地 - ライト前安打
  • 2 中村奨成 - 左中間二塁打
  • 3 ファビアン - レフト前適時打(2)
  • 4 小園海斗 - ショートゴロ
  • 【投手交代】森田駿哉 → 船迫
  • 5 モンテロ - センター犠牲フライ(1)
  • 6 末包昇大 - 空振り三振

6回表 巨人

  • 1 吉川尚輝 - センターフライ
  • 2 岸田行倫 - レフト前安打
  • 3 【代打】佐々木俊輔 - ライトフライ
  • 4 泉口友汰 - ライト前安打
  • 5 浅野翔吾 - レフト線適時二塁打(2)
  • 6 中山礼都 - セカンドゴロ

6回裏 広島

  • 【投手交代】船迫 → ケラー
  • 1 菊池涼介 - 空振り三振
  • 2 佐々木泰 - 見逃し三振
  • 3 會澤翼 - 見逃し三振

7回表 巨人

  • 【投手交代】大瀬良大地 → 栗林
  • 1 岡本和真 - セカンドゴロ
  • 2 キャベッジ - ライト前安打
  • 3 リチャード - 四球
  • 4 吉川尚輝 - センターフライ
  • 5 岸田行倫 - センターフライ

7回裏 広島

  • 【投手交代】ケラー → 田中瑛
  • 1 【代打】前川 - サードゴロ
  • 2 中村奨成 - ファーストゴロ
  • 3 ファビアン - サードゴロ

8回表 巨人

  • 【投手交代】栗林 → 島内
  • 1 【代打】丸佳浩 - セカンドゴロ
  • 2 泉口友汰 - 空振り三振
  • 3 浅野翔吾 - ピッチャーゴロ

8回裏 広島

  • 【投手交代】田中瑛 → 中川
  • 1 小園海斗 - 四球
  • 2 モンテロ - センター前安打
  • 3 末包昇大 - セカンドゴロ併殺打
  • 4 菊池涼介 - ショートフライ

9回表 巨人

  • 【投手交代】島内 → 森浦
  • 1 中山礼都 - ショートゴロ
  • 2 岡本和真 - ピッチャーゴロ(モンテロ一失)
  • 【代走】岡本和真 → 門脇誠
  • 3 キャベッジ - 四球
  • 【代走】キャベッジ → 若林晃弘
  • 4 リチャード - ファーストゴロ(本塁走者タッチアウト)

9回裏 広島

  • 試合終了

本塁打

  • なし

戦評

両軍先発がスコアボードに「0」を並べたが、5回裏に広島が連打からファビアン(広島)の2点適時打、続くモンテロ(広島)の犠飛で一挙3点。巨人は6回、泉口友汰(巨人)の右前打から浅野翔吾(巨人)の左線二塁打で2点を返し、7回以降も再三走者を出したが決定打を欠いた。9回は敵失と四球で一打同点の好機を作るも、本塁でのタッチアウトで万事休す。カード対広島は巨人 7勝10敗1分となった。

感想

本当に不思議なもので、調子を崩すとみんなで一緒に坂を転げ落ちる(巨人)。森田駿哉(巨人)は託された若武者だが、今日は立ち上がりから制球がバラつき、5回の失点は必然の匂いがした。岸田行倫(巨人)の送球エラーは痛恨で、三塁まで進まれたあの一瞬が決勝点を呼び込んだと言っていい。終盤に意地は見せた。岡本和真(巨人)に代走・門脇誠(巨人)、キャベッジ(巨人)に代走・若林晃弘(巨人)と手を尽くし、あとは一本という場面まで行ったが、最後は本塁タッチアウト。コリジョンを巡るリプレー検証もあったが、あれをコリジョンと断じ始めたら野球は窮屈になるだけだろう。悔しさより、今は哀しさが勝る。チームがもう一度前を向くには、まずは無理をしない送球と、確率の高い一打――そんな当たり前の積み重ねを取り戻すしかない。