試合情報

項目	記録
スコア	巨人 4-3 阪神
試合時間	3時間26分
観客数	42,642人
勝ち投手	山﨑伊織（巨人）
負け投手	大竹耕太郎（阪神）
セーブ	マルティネス（巨人）
シリーズ対戦成績	巨人 7勝15敗

先発投手

• 巨人：山﨑伊織
• 阪神：大竹耕太郎

バッテリー

• 巨人：山﨑、ケラー、中川、大勢、マルティネス - 岸田
• 阪神：大竹、ドリス、島本、ネルソン、ハートウィグ - 坂本

スターティングラインアップ

打順	阪神（後攻）	守備	打順	巨人（先攻）	守備
1	近本光司	中	1	丸佳浩	右
2	中野拓夢	二	2	吉川尚輝	二
3	森下翔太	右	3	泉口友汰	遊
4	佐藤輝明	三	4	岡本和真	三
5	大山悠輔	一	5	岸田行倫	捕
6	熊谷敬宥	遊	6	キャベッジ	左
7	坂本誠志郎	捕	7	リチャード	一
8	髙寺望夢	左	8	若林楽人	中
9	大竹耕太郎	投	9	山﨑伊織	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：なし
• 阪神：森下翔太（19号・8回・ソロ）、佐藤輝明（34号・8回・ソロ）

戦評

山﨑伊織（巨人）が6回1失点の好投で試合を作り、打線は4回に岸田行倫（巨人）の先制打、6回にはキャベッジ（巨人）の右中間二塁打で一挙3点。終盤8回に大勢（巨人）が森下翔太（阪神）、佐藤輝明（阪神）に連発を浴び1点差に迫られたが、最終回はマルティネス（巨人）が締めて逃げ切った。カード通算は巨人の7勝15敗。

感想

山﨑伊織（巨人）がまたも苦しいチームを救った。今季ここまで先発陣で最も計算できる投手で、今日も粘りとコマンドで試合を前に進めたのは立派だ。一方でキャベッジ（巨人）だ。右中間への走者一掃の一打で流れを呼んだのは事実だが、二塁上で喜びのポーズ――あの場面は三塁まで行く意識を持て、と言いたい。追加点の可能性を自ら手放す姿勢は、勝負の世界では”なめている”と受け取られても仕方ない。大勢（巨人）の被弾2本も不安を残す。球威はあるのに突然甘く入る悪癖が顔を出し、今日も試合を危うくした。勝ちは勝ちだが、内容は到底手放しで喜べない。細部の徹底と締めどころの意識――この2点を叩き込まない限り、上位は見えてこない。