試合情報

項目	記録
スコア	巨人 4-1 ヤクルト
試合時間	3時間20分
観客数	30,055人
勝ち投手	戸郷翔征（巨人）
負け投手	奥川恭伸（ヤクルト）
セーブ	マルティネス（巨人）
シリーズ対戦成績	巨人 14勝6敗（20回戦終了）

先発投手

• 巨人：戸郷翔征
• ヤクルト：奥川恭伸

バッテリー

• 巨人：戸郷、ケラー、大勢、マルティネス - 岸田
• ヤクルト：奥川、石山、清水 - 古賀

スターティングラインアップ

打順	ヤクルト（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	濱田	右	1	キャベッジ	左
2	長岡	遊	2	泉口	遊
3	内山	左	3	岡本	三
4	村上	三	4	岸田	捕
5	オスナ	一	5	吉川	二
6	北村恵	二	6	中山	右
7	古賀	捕	7	リチャード	一
8	岩田	中	8	若林	中
9	奥川	投	9	戸郷	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：中山礼都（6号・4回・ソロ）
• ヤクルト：なし

戦評

巨人は1点を追う4回、中山礼都（巨人）の一撃で同点。5回は押し出し四球で勝ち越し、8回には泉口友汰（巨人）の右翼頭上を破る三塁打でダメ押しの2点を奪った。先発・戸郷翔征（巨人）は初回の満塁を併殺で切り抜けつつ、6回1失点の粘投。終盤はケラー（巨人）―大勢（巨人）―マルティネス（巨人）の継投で零封し、カード初戦を制した。このカードは巨人の1勝0敗。

感想

重たい展開は相変わらずだったが、それでも勝利の味は格別だ。戸郷翔征（巨人）は内容だけ見れば並以下で、初回の三連続四球で試合が終わったと肝を冷やしたが、土壇場で併殺を引き寄せて踏ん張り切ったのは立派。8回は「ホームランと押し出しだけで終わるのか」と嫌な流れを払拭するように、泉口友汰（巨人）がルーキーらしからぬ巧打で外野の頭を越す三塁打。ヤクルトの極端な守備位置との駆け引きが見事にハマった一撃で、勝負の奥行きを感じさせた。ようやく手にした白星に、胸のつかえがスッと取れた夜だ。