読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ

読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ

巨人0-1中日
会場:
バンテリンドーム
観客数:
36,299人
勝利投手:
柳裕也(中日)
敗戦投手:
山﨑伊織(巨人)
セーブ:
松山晋也(中日)
本塁打:
ボスラー(12号・5回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 0-1 中日
試合時間2時間33分
観客数36,299人
勝ち投手柳裕也(中日)
負け投手山﨑伊織(巨人)
セーブ松山晋也(中日)
シリーズ対戦成績巨人 10勝10敗

スコアボード

123456789101112
000000000---060
00001000x---120

先発投手

  • 巨人:山﨑伊織
  • 中日:柳裕也

バッテリー

  • 巨人:山﨑伊織 - 岸田行倫
  • 中日:柳裕也、藤嶋健人、メヒア、松山晋也 - 石伊雄太

スターティングラインアップ

打順中日(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1岡林勇希1丸佳浩
2福永裕基2キャベッジ
3上林誠知3泉口友汰
4細川成也4岡本和真
5ボスラー5岸田行倫
6山本泰寛6中山礼都
7ロドリゲス7リチャード
8石伊雄太8吉川尚輝
9柳裕也9山﨑伊織

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 丸佳浩 - 右飛
  • 2 キャベッジ - 見三振
  • 3 泉口友汰 - 見三振

1回裏 中日

  • 1 岡林勇希 - 空三振
  • 2 福永裕基 - 空三振
  • 3 上林誠知 - 空三振

2回表 巨人

  • 1 岡本和真 - 右飛
  • 2 岸田行倫 - 遊ゴロ
  • 3 中山礼都 - 四球
  • 4 リチャード - 左飛

2回裏 中日

  • 1 細川成也 - 空三振
  • 2 ボスラー - 遊ゴロ
  • 3 山本泰寛 - 遊ゴロ

3回表 巨人

  • 1 吉川尚輝 - 左飛
  • 2 山﨑伊織 - 三ゴロ
  • 3 丸佳浩 - 二ゴロ

3回裏 中日

  • 1 ロドリゲス - 三ゴロ
  • 2 石伊雄太 - 三ゴロ
  • 3 柳裕也 - 空三振

4回表 巨人

  • 1 キャベッジ - 右安
  • 2 泉口友汰 - 二ゴロ
  • 3 岡本和真 - 三ゴロ
  • 4 岸田行倫 - 二ゴロ

4回裏 中日

  • 1 岡林勇希 - 二ゴロ
  • 2 福永裕基 - 中飛
  • 3 上林誠知 - 二ゴロ

5回表 巨人

  • 1 中山礼都 - 右飛
  • 2 リチャード - 空三振
  • 3 吉川尚輝 - 中安
  • 4 山﨑伊織 - 中飛

5回裏 中日

  • 1 細川成也 - 遊ゴロ
  • 2 ボスラー - 右翼へソロ本塁打
  • 3 山本泰寛 - 投ゴロ
  • 4 ロドリゲス - 遊ゴロ

6回表 巨人

  • 1 丸佳浩 - 中安
  • 2 キャベッジ - 投ゴロ
  • 3 泉口友汰 - 中安
  • 4 岡本和真 - 中飛
  • 5 岸田行倫 - 四球
  • 6 中山礼都 - 一ゴロ

6回裏 中日

  • 1 石伊雄太 - 左飛
  • 2 大島洋平 - 中飛
  • 3 岡林勇希 - 左飛

7回表 巨人

  • 【投手交代】柳裕也 → 藤嶋健人
  • 1 リチャード - 右飛
  • 2 吉川尚輝 - 中飛
  • 3 山﨑伊織 - 二ゴロ

7回裏 中日

  • 1 福永裕基 - 見三振
  • 2 上林誠知 - 中飛
  • 3 細川成也 - 中二塁打
  • 4 ボスラー - 敬遠四球
  • 5 山本泰寛 - 遊ゴロ

8回表 巨人

  • 【投手交代】藤嶋健人 → メヒア
  • 1 丸佳浩 - 投ゴロ
  • 2 キャベッジ - 左安
  • 3 泉口友汰 - 二ゴロ
  • 【代走】キャベッジ → オコエ瑠偉
  • 4 岡本和真 - 三振

8回裏 中日

  • 1 ロドリゲス - 一邪飛
  • 2 石伊雄太 - 二ゴロ
  • 3 チェイビス - 右飛

9回表 巨人

  • 【投手交代】メヒア → 松山晋也
  • 1 岸田行倫 - 左飛
  • 2 中山礼都 - 見三振
  • 3 リチャード - 中安
  • 【代走】リチャード → 門脇誠
  • 4 吉川尚輝 - 空三振

9回裏 中日

  • 試合終了

本塁打

  • 巨人:なし
  • 中日:ボスラー(12号・5回・ソロ)

戦評

バンテリンドームでの一戦は、山﨑伊織(巨人)が8回2安打1失点と力投しながらも、打線が柳裕也(中日)の前に沈黙。決勝点は5回、ボスラー(中日)の右翼席へのソロ。巨人は6回の一死満塁、8回・9回の終盤機をいずれも逸し、0-1の完封負け。カード通算はこれで10勝10敗の五分に戻った。

感想

山﨑伊織(巨人)が可哀そうだ――この一言に尽きる。ヒットは出る、走者は出す、でも決め切れない。6回の一死満塁でもしぶとく一本が出ず、ベンチも流れを変える工夫に乏しいまま時間だけが過ぎた。いわゆる”ロマン砲”に夢を預ける采配は、いまの打線状況では博打にしか見えない。2割にも届かぬ打率で「いつか出る」を待つのではなく、確率を積み上げる並びとアプローチを整えるべきだ。チーム全体が重く、迷いが顔を出しているようにも映る。メンタルコーチをベンチに置くなど、目に見えるテコ入れを急いでほしい。今日の完投負けは、山﨑伊織(巨人)の好投が報われないという意味でも、ファンとして胸の痛む敗戦だった。