試合情報

項目	記録
スコア	巨人 6-4 広島
試合時間	2:57
観客数	41,649人
勝ち投手	戸郷翔征
負け投手	床田寛樹
セーブ	マルティネス
シリーズ対戦成績	巨人 8勝11敗1分（対 広島）

先発投手

• 巨人：戸郷翔征
• 広島：床田寛樹

バッテリー

• 巨人：戸郷、田中瑛、船迫、大勢、マルティネス - 岸田
• 広島：床田、岡本駿 - 坂倉

スターティングラインアップ

打順	広島（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	中村奨	中	1	丸佳浩	左
2	ファビアン	左	2	キャベッジ	中
3	小園海斗	遊	3	泉口友汰	遊
4	モンテロ	一	4	岡本和真	三
5	末包昇大	右	5	岸田行倫	捕
6	坂倉将吾	捕	6	中山礼都	右
7	菊池涼介	二	7	リチャード	一
8	佐々木俊輔	三	8	吉川尚輝	二
9	床田寛樹	投	9	戸郷翔征	投

試合経過詳細

本塁打

• 広島：床田寛樹（1号・2回・2ラン）
• 巨人：リチャード（9号・1回・満塁）

戦評

巨人は初回、岡本和真の適時打と中山礼都のタイムリーで逆転すると、リチャードの左越え満塁弾で一挙6得点。序盤で主導権を握った。広島は2回に床田寛樹の2ラン、5回にも坂倉将吾の適時二塁打で追い上げたが、以降は救援陣の前に無得点。巨人は田中瑛、船迫、大勢、マルティネスの継投で逃げ切り、カード初戦を制した。対広島は通算8勝11敗1分。

感想

正直、怒りが勝る内容だった。戸郷翔征（巨人）は6点の援護をもらいながらも床田寛樹（広島）に被弾し、5点差でもヒヤリとする投球。勝ちはついたが、今の状態では計算が立たない。打線は初回こそ岡本和真（巨人）、中山礼都（巨人）、そしてリチャード（巨人）の満塁弾までつながって鮮やかな6得点も、その後はきっちり抑え込まれてちぐはぐ。しかも拙守の多さは草野球レベルと言われても仕方ない内容で、打率で覆せるほどの実力を示す選手も見当たらない。救いは大勢（巨人）とマルティネス（巨人）の終盤の安定感だが、これだけでは優勝争いの土台には乗れない――そんな苛立ちを抱えつつも、勝ちを拾えた事実だけは次戦への最低限の糧にしたい。