試合情報

項目	記録
スコア	巨人 4-3 広島
試合時間	3:07
観客数	41,643人
勝ち投手	大勢
負け投手	島内
セーブ	マルティネス
シリーズ対戦成績	広島戦 9勝11敗1分（21回戦終了時点）

先発投手

• 巨人：森田駿哉
• 広島：大瀬良大地

バッテリー

• 巨人：森田、ケラー、田中瑛斗、大勢、マルティネス - 岸田
• 広島：大瀬良、栗林、島内 - 會澤

スターティングラインアップ

打順	広島（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	中村奨成	中	1	丸佳浩	左
2	ファビアン	左	2	キャベッジ	中
3	小園海斗	遊	3	泉口友汰	遊
4	モンテロ	一	4	岡本和真	三
5	末包昇大	右	5	岸田行倫	捕
6	菊池涼介	二	6	中山礼都	右
7	佐々木泰	三	7	リチャード	一
8	會澤翼	捕	8	吉川尚輝	二
9	大瀬良大地	投	9	森田駿哉	投

試合経過詳細

本塁打

• 広島：菊池涼介（4号・4回・ソロ）
• 巨人：キャベッジ（16号・1回・ソロ）、岸田行倫（7号・4回・2ラン）

戦評

広島に先制と追加点を許す苦しい立ち上がりも、1回にキャベッジのソロで反撃開始。4回は岸田行倫の2ランで同点に追いつくと、終盤8回に満塁から代打・坂本勇人の決勝犠飛でついに勝ち越し。救援は大勢が勝ち投手、最後はマルティネスが締めた。東京ドームでのこのカードは2連勝、対広島の通算は9勝11敗1分となった。

感想

森田駿哉（巨人）は細かな荒さはありつつも要所を締めて、若武者らしい粘りで試合を壊さなかったのが何より大きい。今日の主役は岸田行倫（巨人）。同点2ランに、8回の進塁打で流れをぐっと呼び込んだ“これぞチームバッティング”を体現してくれた。そして極めつけは坂本勇人（巨人）。真っ直ぐ5連投のあとに沈む球を、ボール寸前の低さから外野までしっかり運ぶ勝負強さ——あの一振りにキャプテンの矜持を見た。勝ち切る試合運び、久々に見ていて楽しくなる一戦だった。