試合情報

項目	記録
スコア	巨人 2-3 広島
試合時間	3時間12分
観客数	41,928人
勝ち投手	島内
負け投手	石川
セーブ	森浦
シリーズ対戦成績	巨人 9勝12敗1分

先発投手

• 巨人：山﨑伊織
• 広島：髙太一

バッテリー

• 巨人：山﨑、中川、田中瑛斗、船迫、石川 - 岸田
• 広島：髙、栗林、島内、森浦 - 坂倉

スターティングラインアップ

打順	広島（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	中村奨成	右	1	若林楽人	左
2	大盛穂	中	2	キャベッジ	中
3	小園海斗	遊	3	泉口友汰	遊
4	ファビアン	左	4	岡本和真	三
5	坂倉将吾	捕	5	岸田行倫	捕
6	菊池涼介	二	6	中山礼都	右
7	前川誠太	一	7	リチャード	一
8	佐々木泰	三	8	増田大輝	二
9	髙太一	投	9	山﨑伊織	投

試合経過詳細

本塁打

• 広島：小園海斗（3号・1回・ソロ）、中村奨成（7号・9回・ソロ）
• 巨人：なし

戦評

序盤は1回表の小園海斗の一発で先制を許すも、直後に岡本和真、続く中山礼都の連打で逆転。以降は両軍の投手陣が踏ん張り、3回表に暴投で同点に追いつかれると、膠着したまま終盤へ。7回は巨人が継投に入ったが二死から走者を背負い重い流れに。最終回、石川が中村奨成に勝ち越し弾を被弾し、そのままゲームセット。カード通算は巨人の9勝12敗1分となった。

感想

山﨑伊織（巨人）は確かに内容は冴えず、それでも2失点にまとめたのは意地としか言いようがない。一方で野手陣の淡泊さには怒り心頭だ。初球を安易に打ち上げ、初球を引っかけて内野ゴロ――狙い球の共有も打席の設計も感じられない。石川達也（巨人）の被弾は失投の代償として受け止めるしかないが、そもそも中川皓太（巨人）が7回を三者で締め切れず、余計な継投を強いられたことで流れを手放したのが致命傷だった。味方の好守に救われる場面もあったが、中川はここ数年ずっと不安定。勝ちパターンに据え続ける理由は見いだしがたく、配置転換かファームでの立て直しを本気で検討すべきだ――そう強く感じさせる敗戦だった。