読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ
巨人0-3DeNA
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 0-3 DeNA |
| 試合時間 | 2時間51分 |
| 観客数 | 33,711人 |
| 勝ち投手 | A.ケイ |
| 負け投手 | 田中将大 |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 対DeNA 14勝8敗1分 |
先発投手
- 巨人：田中将大
- DeNA：A.ケイ
バッテリー
- 巨人：田中将大、船迫大雅、中川皓太 - 岸田行倫
- DeNA：A.ケイ - 山本祐大
スターティングラインアップ
| 打順 | DeNA（後攻） | 守備 | 打順 | 巨人（先攻） | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 蝦名達夫 | 中 | 1 | 丸佳浩 | 左 |
| 2 | 度会隆輝 | 右 | 2 | キャベッジ | 中 |
| 3 | 筒香嘉智 | 三 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | T.オースティン | 一 | 4 | 岡本和真 | 三 |
| 5 | 佐野恵太 | 左 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 山本祐大 | 捕 | 6 | 中山礼都 | 右 |
| 7 | 石上泰輝 | 遊 | 7 | リチャード | 一 |
| 8 | 林琢真 | 二 | 8 | 浦田俊輔 | 二 |
| 9 | A.ケイ | 投 | 9 | 田中将大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 丸佳浩 - 二ゴロ
- 2 キャベッジ - 三ゴロ
- 3 泉口友汰 - 左邪飛
1回裏 DeNA
- 1 蝦名達夫 - 三ゴロ
- 2 度会隆輝 - 遊ゴロ
- 3 筒香嘉智 - 中前安打
- 4 T.オースティン - 中飛
2回表 巨人
- 4 岡本和真 - 空三振
- 5 岸田行倫 - 右前安打
- 6 中山礼都 - 空三振
- 7 リチャード - 右前安打
- 8 浦田俊輔 - 見三振
2回裏 DeNA
- 5 佐野恵太 - 遊ゴロ
- 6 山本祐大 - 三ゴロ
- 7 石上泰輝 - 四球
- 8 林琢真 - 遊ゴロ
3回表 巨人
- 9 田中将大 - 見三振
- 1 丸佳浩 - 一ゴロ
- 2 キャベッジ - 見三振
3回裏 DeNA
- 9 A.ケイ - 空三振
- 1 蝦名達夫 - 中飛
- 2 度会隆輝 - 空三振
4回表 巨人
- 3 泉口友汰 - 中前安打
- 4 岡本和真 - 四球
- 5 岸田行倫 - 一ゴロ（二三塁）
- 6 中山礼都 - 空三振
- 7 リチャード - 空三振
4回裏 DeNA
- 3 筒香嘉智 - 遊失
- 4 T.オースティン - 三併打
- 5 佐野恵太 - 遊ゴロ
5回表 巨人
- 8 浦田俊輔 - 三ゴロ
- 9 田中将大 - 空三振
- 1 丸佳浩 - 一ゴロ
5回裏 DeNA
- 6 山本祐大 - 左前安打
- 7 石上泰輝 - 左前安打
- 8 林琢真 - 左飛
- 9 A.ケイ - 投犠打（二三塁）
- 1 蝦名達夫 - 四球（満塁）
- 2 度会隆輝 - 左飛
6回表 巨人
- 2 キャベッジ - 三安（セーフティ）
- 3 泉口友汰 - 二ゴロ（一塁）
- 4 岡本和真 - 遊ゴロ（二死一塁）
- 5 岸田行倫 - 四球（一二塁）
- 6 中山礼都 - 二ゴロ（直後に捕逸で二三塁）
6回裏 DeNA
- 3 筒香嘉智 - 中飛
- 4 T.オースティン - 中前安打
- 5 佐野恵太 - 四球
- 6 山本祐大 - 遊飛
- 7 石上泰輝 - 右越二塁打（2者生還）
- 8 林琢真 - 敬遠四球
- 9 A.ケイ - 見三振
7回表 巨人
- 7 リチャード - 空三振
- 8 浦田俊輔 - 三ゴロ
- 9 石塚裕惺（三） - 三飛
7回裏 DeNA
- 【投手交代】田中将大 → 船迫大雅
- 2 度会隆輝 - 右越本塁打（ソロ）
- 3 筒香嘉智 - 右飛
- 4 T.オースティン - 左前安打
- 5 佐野恵太 - 二ゴロ
8回表 巨人
- 1 丸佳浩 - 左飛
- 2 キャベッジ - 空三振
- 3 泉口友汰 - 遊ゴロ
8回裏 DeNA
- 【投手交代】船迫大雅 → 中川皓太
- 6 山本祐大 - 左飛
- 7 石上泰輝 - 空三振
- 8 林琢真 - 左飛
9回表 巨人
- 4 岡本和真 - 左越二塁打
- 【代打】坂本勇人 - 空三振
- 7 リチャード - 左前安打（一三塁）
- 【代打】オコエ瑠偉 - 二ゴロ（2死二三塁）
- 5 岸田行倫 - 遊ゴロ
9回裏 DeNA
- （試合終了）
本塁打
- DeNA：度会隆輝（6号・7回・ソロ）
- 巨人：なし
戦評
巨人は二回と四回に二死二三塁、六回にも二死二三塁と好機を作りながらあと一本が出ず無得点。対するDeNAは六回二死一、二塁から石上泰輝の右翼越え二塁打で先制し、七回には度会隆輝が右翼席へダメ押しのソロ。DeNA先発A.ケイは6安打11奪三振の完封で巨人打線を封じた。カード通算は巨人の14勝8敗1分。
感想
正直、胸の奥で「シーズン終了」の鐘が鳴った気がした。打線はあれほど活発だった面影が薄く、丸佳浩（巨人）から岡本和真（巨人）まで淡泊な凡退の連続で、好機でも”チャンスで打てない病”がまた顔を出した。田中将大（巨人）は丁寧に投げていたが、当たり自体は強く、バックのファインプレーで辛うじて試合をつないだ印象。七回、船迫大雅（巨人）が気の緩みを疑いたくなる失投を捉えられて被弾──最近よく見る投壊の象徴のような場面で、疲労なのか集中の問題なのか、いずれにせよ立て直しは急務だ。淡い希望すら握りつぶされるような完封負けに、哀しみと悔しさだけが残った。