試合情報

項目	記録
スコア	巨人 4-2 ヤクルト
試合時間	3時間36分
観客数	29,367人
勝ち投手	戸郷翔征
負け投手	奥川恭伸
セーブ	マルティネス
シリーズ対戦成績	巨人 16勝7敗

先発投手

• 巨人：戸郷翔征
• ヤクルト：奥川恭伸

バッテリー

• 巨人：戸郷翔征、中川皓太、大勢、マルティネス - 岸田行倫、小林誠司
• ヤクルト：奥川恭伸、下川隼佑、石山泰稚、木澤尚文 - 古賀優大

スターティングラインアップ

打順	ヤクルト（後攻）	守備	打順	巨人（先攻）	守備
1	濱田太貴	右	1	丸佳浩	左
2	長岡秀樹	遊	2	キャベッジ	中
3	内山壮真	左	3	泉口友汰	遊
4	村上宗隆	三	4	岡本和真	三
5	オスナ	一	5	岸田行倫	捕
6	北村恵吾	二	6	中山礼都	右
7	古賀優大	捕	7	リチャード	一
8	岩田幸宏	中	8	浦田俊輔	二
9	奥川恭伸	投	9	戸郷翔征	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：リチャード（11号・2回・2ラン）
• ヤクルト：なし

戦評

初回に2点を先制された巨人は、2回にリチャード（巨人）の11号2ランで同点、3回は泉口友汰（巨人）の犠飛で勝ち越し。5回には岡本和真（巨人）の死球（危険球）で満塁とし、岸田行倫（巨人）の遊ゴロの間に加点してリードを広げた。先発の戸郷翔征（巨人）は立ち上がりこそ不安定も、6回2失点で踏ん張り7勝目。中川皓太（巨人）―大勢（巨人）―マルティネス（巨人）の継投で逃げ切った。カード通算成績は巨人の16勝7敗。

感想

序盤は戸郷翔征（巨人）が荒れ気味で肝を冷やしたが、要所を締めて6回を投げ切ったあたりに上向きの兆しを感じた。リチャード（巨人）のロマン砲がついに”現実味”を帯びてきて、スタンドに吸い込まれた2ランは試合の空気を一変させる一撃。対照的にキャベッジ（巨人）は攻守で粗さが目立ち、ベンチも起用の見極めが悩ましいところだろう。岡本和真（巨人）への危険球、さらに岸田行倫（巨人）への死球と、終盤戦にケガが最も怖い時期だけにヒヤリとしたが、最終的に大事に至らず胸をなで下ろした。内容面ではあと1本が出れば主導権をより強固にできた試合でもあり、勝ちながら課題も確認できた”楽しい実り”の一夜だった。