読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
巨人0-5ヤクルト
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 0-5 ヤクルト |
| 試合時間 | 3時間5分 |
| 観客数 | 28,478人 |
| 勝ち投手 | 高橋奎二 |
| 負け投手 | 森田駿哉 |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 16勝8敗 |
先発投手
- 巨人：森田駿哉
- ヤクルト：高橋奎二
バッテリー
- 巨人：森田駿哉、石川達也、ケラー、高梨雄平、平内龍太 - 岸田行倫、大城卓三
- ヤクルト：高橋奎二、田口麗斗、荘司宏太、清水昇 - 中村悠平
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト（後攻） | 守備 | 打順 | 巨人（先攻） | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 並木秀尊 | 右 | 1 | 丸佳浩 | 左 |
| 2 | 長岡秀樹 | 遊 | 2 | キャベッジ | 中 |
| 3 | 内山壮真 | 左 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 村上宗隆 | 三 | 4 | 岡本和真 | 三 |
| 5 | オスナ | 一 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 山田哲人 | 二 | 6 | 中山礼都 | 右 |
| 7 | 中村悠平 | 捕 | 7 | リチャード | 一 |
| 8 | 岩田幸宏 | 中 | 8 | 浦田俊輔 | 二 |
| 9 | 高橋奎二 | 投 | 9 | 森田駿哉 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 丸佳浩 - 中前安打
- 2 キャベッジ - 遊直
- 3 泉口友汰 - 中飛（この間、二走・丸が二盗）
- 4 岡本和真 - 四球
- 5 岸田行倫 - 左前安打（2走・丸が本塁憤死）
1回裏 ヤクルト
- 1 並木秀尊 - 左越三塁打
- 2 長岡秀樹 - 二ゴロ
- 3 内山壮真 - 左中間適時二塁打（1点）
- 4 村上宗隆 - 二ゴロ
- 5 オスナ - 空三振
2回表 巨人
- 6 中山礼都 - 空三振
- 7 リチャード - 空三振
- 8 浦田俊輔 - 三安
- 9 森田駿哉 - 空三振
2回裏 ヤクルト
- 6 山田哲人 - 左越ソロ本塁打（1点）
- 7 中村悠平 - 三ゴロ
- 8 岩田幸宏 - 右前安打
- 9 高橋奎二 - 投犠打
- 1 並木秀尊 - 四球（並木二盗）
- 2 長岡秀樹 - 左飛
3回表 巨人
- 1 丸佳浩 - 空三振
- 2 キャベッジ - 空三振
- 3 泉口友汰 - 右前安打
- 4 岡本和真 - 二飛
3回裏 ヤクルト
- 3 内山壮真 - 遊ゴロ
- 4 村上宗隆 - 四球
- 5 オスナ - 右前安打
- 6 山田哲人 - 中飛（暴投の間に二走・村上生還）
- 7 中村悠平 - 中前適時打（1点）
- 8 岩田幸宏 - 左飛
4回表 巨人
- 5 岸田行倫 - 空三振
- 6 中山礼都 - 空三振
- 7 リチャード - 空三振
4回裏 ヤクルト
- 【投手交代】森田駿哉（巨人） → 石川達也（巨人）
- 9 高橋奎二 - 見三振
- 1 並木秀尊 - 左線二塁打
- 2 長岡秀樹 - 左越適時二塁打（1点）
- 3 内山壮真 - 四球
- 4 村上宗隆 - 空三振
- 5 オスナ - 遊ゴロ
5回表 巨人
- 8 浦田俊輔 - 中前安打
- 【代打】オコエ瑠偉 - 二ゴロ
- 1 丸佳浩 - 投ゴロ
- 2 キャベッジ - 四球
- 3 泉口友汰 - 中飛
5回裏 ヤクルト
- 6 山田哲人 - 二ゴロ
- 7 中村悠平 - 右飛
- 8 岩田幸宏 - 中飛
6回表 巨人
- 4 岡本和真 - 四球
- 5 岸田行倫 - 中飛
- 【代打】石塚裕惺 - 遊直
- 7 リチャード - 一邪飛
6回裏 ヤクルト
- 【投手交代】石川達也（巨人） → ケラー（巨人）
- 【代打】太田賢吾 - 右飛
- 1 並木秀尊 - 遊ゴロ
- 2 長岡秀樹 - 二ゴロ
7回表 巨人
- 【投手交代】高橋奎二（ヤクルト） → 田口麗斗（ヤクルト）
- 8 浦田俊輔 - 一ゴロ
- 2 オコエ瑠偉 - 二飛
- 1 丸佳浩 - 中前安打
- 2 キャベッジ - 右飛
7回裏 ヤクルト
- 【投手交代】ケラー（巨人） → 高梨雄平（巨人）
- 3 内山壮真 - 右飛
- 4 村上宗隆 - 四球
- 5 オスナ - 四球
- 6 山田哲人 - 四球
- 【代走】山田哲人（ヤクルト） → 伊藤琉偉（ヤクルト）
- 7 中村悠平 - 三ゴロ併殺
8回表 巨人
- 【投手交代】田口麗斗（ヤクルト） → 荘司宏太（ヤクルト）
- 3 泉口友汰 - 四球
- 4 岡本和真 - 左飛
- 5 大城卓三 - 空三振
- 【代打】若林楽人 - 空三振
8回裏 ヤクルト
- 【投手交代】高梨雄平（巨人） → 平内龍太（巨人）
- 8 岩田幸宏 - 遊ゴロ
- 【代打】増田珠 - 左飛
- 1 並木秀尊 - 三ゴロ
9回表 巨人
- 【投手交代】荘司宏太（ヤクルト） → 清水昇（ヤクルト）
- 7 リチャード - 左線二塁打
- 8 浦田俊輔 - 左飛
- 2 オコエ瑠偉 - 遊ゴロ
- 1 丸佳浩 - 空三振
9回裏 ヤクルト
- （試合終了）
本塁打
- ヤクルト：山田哲人（10号・2回・ソロ）
- 巨人：なし
戦評
巨人は先発の森田駿哉（巨人）が立ち上がりから制球に苦しみ、初回の三塁打起点、2回の山田哲人（ヤクルト）の一発、3回の暴投と適時打で序盤から4失点。打線は初回に二死一二塁まで攻めたが本塁憤死で先制機を逃し、その後も四球や安打で走者は出すもののあと一本が出なかった。ヤクルトは高橋奎二（ヤクルト）が6回無失点の好投、継投も無失点で完封リレー。カードはこれで巨人の16勝8敗。
感想
正直、腹の底から怒りが湧いた。森田駿哉（巨人）は球が高く、制球も甘い。ルーキーだからで片づけられる状況じゃないのに、あっさり4失点まで積み上げてしまった。打線も相変わらずつながらず、丸佳浩（巨人）の先制機で本塁を刺された場面は象徴的だ。チャンスで一発目から簡単に打ち上げて凡退する”伝統芸”も健在で、泉口友汰（巨人）や岡本和真（巨人）にもう少し粘りと意図が見えれば…と思わずにはいられない。リチャード（巨人）の長打も最後に出ただけで、怖さは続かない。このままでは勝率5割という最低ラインすら色あせる。怒りの矛先は選手だけではなく、攻め筋を修正できないベンチにも向く。プロとして、初球の入り方とチャンスの配球待ちを一から見直してほしい。