試合情報

項目	記録
スコア	巨人 2-5 中日
試合時間	2時間50分
観客数	36,315人
会場	バンテリンドーム
勝ち投手	大野雄大（中日）
負け投手	田中将大（巨人）
セーブ	松山晋也（中日）
シリーズ対戦成績	12勝11敗

先発投手

• 巨人：田中将大
• 中日：大野雄大

バッテリー

• 巨人：田中将大、宮原駿介、西舘勇陽 - 岸田行倫
• 中日：大野雄大、齋藤綱記、メヒア、松山晋也 - 石伊雄太

スターティングラインアップ

打順	中日（後攻）	守備	打順	巨人（先攻）	守備
1	岡林勇希	中	1	丸佳浩	左
2	田中幹也	二	2	キャベッジ	中
3	上林誠知	右	3	泉口友汰	遊
4	細川成也	左	4	岡本和真	三
5	ボスラー	一	5	岸田行倫	捕
6	福永裕基	三	6	中山礼都	右
7	ロドリゲス	遊	7	リチャード	一
8	石伊雄太	捕	8	浦田俊輔	二
9	大野雄大	投	9	田中将大	投

試合経過詳細

本塁打

• 中日：上林誠知（16号・1回・ソロ）、石伊雄太（3号・2回・2ラン）
• 巨人：なし

戦評

巨人は初回、丸佳浩とキャベッジの連打から泉口友汰、岸田行倫の適時打で2点を先行。しかしその裏に上林誠知の一発、2回には石伊雄太の2ランで逆転を許す。終盤6回は細川成也の三塁打とボスラーの犠飛で突き放され、以降は好機を作りながらもあと一本が出ず。先発・田中将大は5回1/3を5失点で黒星。カードは巨人の2勝1敗。

感想

初回の2点止まり——あの場面で畳みかけられなかったことが、この試合の色を決めてしまった。田中将大（巨人）はコースへ決めにいった球をことごとくスタンドまで運ばれ、ベテランの意地は見えたが結果は重い。次が節目の登板になるが、200勝へ向けて最後に何を残せるのか、胸中は穏やかではないはずだ。打線は相変わらず”チャンスで打てない病”に苦しみ、好機での凡退が続く。上林誠知（中日）と石伊雄太（中日）の一振りが勝負を分けた現実を直視し、クライマックスを見据えつつも、来季へ向けて「なぜ好機で弱くなるのか」をチーム全体で徹底的に洗い直す時だと思う。