試合情報

項目	記録
スコア	巨人 0-5 広島
試合時間	2時間44分
観客数	32094人
会場	マツダスタジアム
勝ち投手	玉村昇悟（広島）
負け投手	戸郷翔征（巨人）
セーブ	―
シリーズ対戦成績	広島 13勝11敗1分

先発投手

• 巨人：戸郷翔征
• 広島：玉村昇悟

バッテリー

• 巨人：戸郷、平内、ケラー、宮原 - 岸田、大城卓
• 広島：玉村、ハーン、島内、菊地 - 清水

スターティングラインアップ

打順	巨人（先攻）	守備	打順	広島（後攻）	守備
1	オコエ瑠偉	左	1	中村奨成	中
2	キャベッジ	中	2	ファビアン	左
3	泉口友汰	遊	3	小園海斗	遊
4	岡本和真	三	4	佐々木泰	三
5	岸田行倫	捕	5	末包昇大	右
6	中山礼都	右	6	林晃汰	一
7	リチャード	一	7	佐藤啓介	二
8	浦田俊輔	二	8	清水叶人	捕
9	戸郷翔征	投	9	玉村昇悟	投

試合経過詳細

本塁打

• 巨人：なし
• 広島：中村奨成（9号・2回・2ラン）

戦評

広島が序盤から主導権。1回は末包昇大（広島）の左線二塁打で2点を先制し、2回には中村奨成（広島）の2ランで突き放した。巨人は5回二死満塁の好機など8安打を放ちながらも決定打を欠き無得点。広島先発の玉村昇悟（広島）は6回6被安打無失点の粘投で今季6勝目。カード通算は広島13勝11敗1分となった。

感想

今シーズンは悪い意味で戸郷翔征（巨人）に始まり戸郷翔征（巨人）に終わった、そんな寂しさが胸に残る夜だった。初回の2失点でいやな空気が流れ、2回の投手への被安打からの一発で勝負は決まってしまった印象だ。あそこを2点で耐えられていれば、まだ試合の輪郭は見えたかもしれないが、追加の2点はあまりにも重い。打線は8安打を積み上げながらも「チャンスに打てない病」は相変わらずで、好機ほどバットが重くなる。結局は無得点のまま、静かに終了の鐘が鳴った――そんな哀しみの残るゲームだった。