試合情報

項目	記録
スコア	巨人 4-2 中日
試合時間	3時間1分
観客数	42,219人
会場	東京ドーム
勝ち投手	田中将大（巨人）
負け投手	マラー（中日）
セーブ	マルティネス（巨人）

先発投手

• 巨人：田中将大
• 中日：マラー

バッテリー

• 巨人：田中将大、中川皓太、田中瑛斗、大勢、マルティネス - 小林誠司
• 中日：マラー、マルテ、梅野雄吾、福田幸之介 - 石伊雄太、味谷大誠

スターティングラインアップ

打順	中日（先攻）	守備	打順	巨人（後攻）	守備
1	岡林勇希	中	1	若林楽人	左
2	細川成也	左	2	キャベッジ	中
3	上林誠知	右	3	泉口友汰	遊
4	ボスラー	一	4	岡本和真	三
5	福永裕基	二	5	リチャード	一
6	森駿太	三	6	中山礼都	右
7	石伊雄太	捕	7	増田陸	二
8	辻本倫太郎	遊	8	小林誠司	捕
9	マラー	投	9	田中将大	投

試合経過詳細

本塁打

• 中日：細川成也（20号・3回・2ラン）
• 巨人：なし

戦評

巨人は初回、若林楽人（巨人）とキャベッジ（巨人）の連打から岡本和真（巨人）の進塁打、中山礼都（巨人）の2点二塁打で3点先制。田中将大（巨人）は3回に細川成也（中日）の2ランで1点差に迫られたが、6回2失点で踏ん張り、日米通算200勝に花を添えた。7回は代走オコエ瑠偉（巨人）の機動と岡本和真（巨人）への死球で再び好機を作ると、リチャード（巨人）の打席で暴投が生まれ貴重な加点。終盤は大勢（巨人）、マルティネス（巨人）の継投でゼロを重ね、4-2で逃げ切り。カード通算は巨人の13勝11敗となった。

感想

田中将大（巨人）の日米通算200勝、本当におめでとうと言いたい。内容自体は決して完璧ではなく、細川成也（中日）に一発を浴びるなどヒヤリとする場面もあったが、要所で粘って勝ちをもぎ取るあたりは老練の一言。来季の起用は難しいテーマだが、今日のようにゲームを壊さない先発の価値は間違いなくある。一方で中川皓太（巨人）はやはり不安が拭えず、功労者だからという理由だけでは首脳陣も踏み切れない局面が増えるだろう。打線は10安打で4得点、うち1点は相手のミスによるもので、最後まで「チャンスで打てない」課題は残った。それでも初回の中山礼都（巨人）の一撃、最終盤の機動力と継投の執念で勝ち切ったのは素直に嬉しい。200という金字塔にふさわしい白星、チームがこの勢いを次へつなげてほしい。