読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 3-1 阪神 |
| 試合時間 | 2時間23分 |
| 観客数 | 42,111人 |
| 勝ち投手 | 竹丸和幸(巨人) |
| 負け投手 | 村上頌樹(阪神) |
| セーブ | 田中瑛斗(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 1勝0敗 |
先発投手
- 巨人:竹丸和幸
- 阪神:村上頌樹
バッテリー
- 巨人:竹丸和幸、船迫大雅、北浦竜次、田中瑛斗 - 岸田行倫
- 阪神:村上頌樹、桐敷拓馬、湯浅京己 - 坂本誠志郎
スターティングラインアップ
| 打順 | 阪神(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司 | 中 | 1 | キャベッジ | 左 |
| 2 | 中野拓夢 | 二 | 2 | 松本剛 | 中 |
| 3 | 森下翔太 | 右 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 佐藤輝明 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 大山悠輔 | 一 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 中川勇斗 | 左 | 6 | 中山礼都 | 右 |
| 7 | 小幡竜平 | 遊 | 7 | 坂本勇人 | 三 |
| 8 | 坂本誠志郎 | 捕 | 8 | 浦田俊輔 | 二 |
| 9 | 村上頌樹 | 投 | 9 | 竹丸和幸 | 投 |
試合経過詳細
1回表 阪神
- 1 近本光司 - 中飛
- 2 中野拓夢 - 三ゴロ
- 3 森下翔太 - 左安
- 4 佐藤輝明 - 左飛
1回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 右本塁打
- 2 松本剛 - 四球
- 3 泉口友汰 - 右安
- 4 ダルベック - 併殺打の間に一者生還
- 5 岸田行倫 - 中飛
2回表 阪神
- 1 大山悠輔 - 二ゴロ
- 2 中川勇斗 - 遊ゴロ
- 3 小幡竜平 - 空振り三振
2回裏 巨人
- 1 中山礼都 - 左飛
- 2 坂本勇人 - 四球
- 3 浦田俊輔 - 1-6-3併殺打
3回表 阪神
- 1 坂本誠志郎 - 左安
- 2 村上頌樹 - 投前犠打失敗併殺打
- 3 近本光司 - 空振り三振
3回裏 巨人
- 1 竹丸和幸 - 空振り三振
- 2 キャベッジ - 見逃し三振
- 3 松本剛 - 投ゴロ
4回表 阪神
- 1 中野拓夢 - 四球
- 2 森下翔太 - 左安
- 3 佐藤輝明 - 空振り三振
- 4 大山悠輔 - 中犠飛
- 5 中川勇斗 - 遊ゴロ
4回裏 巨人
- 1 泉口友汰 - 投ゴロ
- 2 ダルベック - 中本塁打
- 3 岸田行倫 - 空振り三振
- 4 中山礼都 - 一ゴロ
5回表 阪神
- 1 小幡竜平 - 空振り三振
- 2 坂本誠志郎 - 四球
- 3 村上頌樹 - 投前犠打
- 4 近本光司 - 一ゴロ
5回裏 巨人
- 1 坂本勇人 - 左飛
- 2 浦田俊輔 - 空振り三振
- 3 竹丸和幸 - 空振り三振
6回表 阪神
- 1 中野拓夢 - 空振り三振
- 2 森下翔太 - 中飛
- 3 佐藤輝明 - 遊ゴロ
6回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 空振り三振
- 2 松本剛 - 中安
- 3 泉口友汰 - 右中間二塁打
- 4 ダルベック - 空振り三振
- 5 岸田行倫 - 一邪飛
7回表 阪神
- 【投手交代】竹丸和幸 → 船迫大雅
- 1 大山悠輔 - 一邪飛
- 2 中川勇斗 - 三ゴロ
- 3 小幡竜平 - 死球
- 4 坂本誠志郎 - 二飛
7回裏 巨人
- 【投手交代】村上頌樹 → 桐敷拓馬
- 1 中山礼都 - 右飛
- 2 坂本勇人 - 中飛
- 3 浦田俊輔 - 遊ゴロ
8回表 阪神
- 【投手交代】船迫大雅 → 北浦竜次
- 1 濱田太貴 - 空振り三振
- 2 近本光司 - 二ゴロ
- 3 中野拓夢 - 遊ゴロ
8回裏 巨人
- 【投手交代】桐敷拓馬 → 湯浅京己
- 1 佐々木俊輔 - 一ゴロ
- 2 キャベッジ - 右安
- 3 松本剛 - 二ゴロ
本塁打
- 巨人:キャベッジ(1号・1回・ソロ)、ダルベック(1号・4回・ソロ)
戦評
巨人は初回、キャベッジ(巨人)の先頭打者弾で勢いに乗ると、松本剛(巨人)と泉口友汰(巨人)の好機拡大からダルベック(巨人)の併殺打の間に追加点を奪い、主導権を握った。 4回表に1点差へ迫られたが、その裏にダルベック(巨人)の来日初本塁打となる一発で突き放し、試合の流れを引き戻した。 先発の竹丸和幸(巨人)は6回4安打1失点と堂々たる内容で、球団ドラフト1位ルーキーとして初の開幕戦勝利をマーク。 7回以降も船迫大雅(巨人)、北浦竜次(巨人)、田中瑛斗(巨人)が無失点でつなぎ、巨人は開幕カード初戦を白星で飾った。カード通算成績は巨人の1勝0敗。
感想
竹丸和幸(巨人)のマウンドさばきには、ただただ驚かされた。開幕戦、それも独特の空気が張り詰める東京ドームで、ドラフト1位ルーキーとは思えない落ち着きぶりを見せ、ピンチでも表情ひとつ変えずに腕を振り続けた姿は実に頼もしかった。球団の歴史に名を刻む開幕戦勝利という結果も見事だが、それ以上に「この投手は大舞台で縮まない」という確かな手応えを残してくれたのが大きい。さらに、ライデル・マルティネス(巨人)と大勢(巨人)を欠く状況でも、船迫大雅(巨人)、北浦竜次(巨人)、田中瑛斗(巨人)が危なげなく締めた終盤には、昨季とはひと味違うチームのたくましさを感じた。打線ではキャベッジ(巨人)の先頭打者本塁打が鮮烈だった。あの膝元の難しい球を仕留めてスタンドへ運ぶ打撃は、まさにアメージングのひと言だし、開幕ムードを一気に巨人へ引き寄せる最高の一撃だった。松本剛(巨人)の11球粘ってもぎ取った四球も実に価値が高く、これまでの巨人打線にはあまりいなかったタイプのしぶとさを感じさせた。ああいう打席をシーズン通して積み重ねてくれるなら、相手投手に与える重圧は相当なものになるだろう。そしてダルベック(巨人)の一発もまた強烈だった。こすったように見えてなお一直線にバックスクリーンへ届くあのパワーは本物で、開幕戦から大物感を漂わせた。一方で、インコース対応にはまだ課題も見え、ここから日本の配球にどう順応していくかも楽しみだ。何より開幕戦を勝って始める気持ちよさは格別で、この一勝には今季への期待を大きく膨らませるだけの中身がしっかり詰まっていた。