読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

巨人6-12阪神
会場:
東京ドーム
観客数:
42,223人
勝利投手:
及川雅貴(阪神)
敗戦投手:
船迫大雅(巨人)
本塁打:
ダルベック(2号・5回・2ラン)、 泉口友汰(1号・7回・ソロ)、 森下翔太(1号・9回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 6-12 阪神
試合時間3時間50分
観客数42223人
勝ち投手及川雅貴(阪神)
負け投手船迫大雅(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人 1勝2敗

スコアボード

123456789101112
023000034---12130
102020100---6120

先発投手

  • 巨人:山城京平
  • 阪神:伊藤将司

バッテリー

  • 巨人:山城京平、赤星優志、泉圭輔、ルシアーノ、北浦竜次、船迫大雅、中川皓太、石川達也 - 岸田行倫
  • 阪神:伊藤将司、早川太貴、湯浅京己、ドリス、及川雅貴、モレッタ、岩崎優 - 伏見寅威、坂本誠志郎

スターティングラインアップ

打順阪神(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1近本光司1キャベッジ
2中野拓夢2松本剛
3森下翔太3泉口友汰
4佐藤輝明4ダルベック
5大山悠輔5岸田行倫
6中川勇斗6中山礼都
7伏見寅威7坂本勇人
8小幡竜平8浦田俊輔
9伊藤将司9山城京平

試合経過詳細

1回表 阪神

  • 1 近本光司 - 中前安打
  • 2 中野拓夢 - 投ゴロ
  • 3 森下翔太 - 四球
  • 4 佐藤輝明 - 空振り三振

1回裏 巨人

  • 1 キャベッジ - 左前安打
  • 2 松本剛 - 三飛
  • 3 泉口友汰 - 左中間二塁打
  • 4 ダルベック - 右中間適時二塁打
  • 5 岸田行倫 - 二ゴロ

2回表 阪神

  • 1 大山悠輔 - 死球
  • 2 中川勇斗 - 遊ゴロ
  • 3 伏見寅威 - 死球
  • 4 小幡竜平 - 投直
  • 5 伊藤将司 - 左線2点適時二塁打
  • 6 近本光司 - 左飛

2回裏 巨人

  • 1 中山礼都 - 空振り三振
  • 2 坂本勇人 - 右飛
  • 3 浦田俊輔 - 二ゴロ

3回表 阪神

  • 1 中野拓夢 - 左線二塁打
  • 2 森下翔太 - 四球
  • 3 佐藤輝明 - 四球
  • 【投手交代】山城京平 → 赤星優志
  • 4 大山悠輔 - 二飛
  • 5 中川勇斗 - 左中間2点適時二塁打
  • 6 伏見寅威 - 遊ゴロ(1打点)
  • 7 小幡竜平 - 左飛

3回裏 巨人

  • 1 赤星優志 - 投ゴロ
  • 2 キャベッジ - 左前安打
  • 3 松本剛 - 左前安打
  • 4 泉口友汰 - 中前安打
  • 5 ダルベック - 四球(1打点)
  • 【投手交代】伊藤将司 → 早川太貴
  • 6 岸田行倫 - 左犠飛(1打点)
  • 7 中山礼都 - 左飛

4回表 阪神

  • 1 早川太貴 - 一ゴロ
  • 2 近本光司 - 一ゴロ
  • 3 中野拓夢 - 遊ゴロ

4回裏 巨人

  • 1 坂本勇人 - 空振り三振
  • 2 浦田俊輔 - 右線二塁打
  • 3 佐々木俊輔 - 二ゴロ
  • 4 キャベッジ - 空振り三振

5回表 阪神

  • 【投手交代】赤星優志 → 泉圭輔
  • 1 森下翔太 - 中前安打
  • 2 佐藤輝明 - 二併打
  • 3 大山悠輔 - 四球
  • 4 中川勇斗 - 右飛

5回裏 巨人

  • 【投手交代】早川太貴 → 湯浅京己
  • 1 松本剛 - 空振り三振
  • 2 泉口友汰 - 四球
  • 3 ダルベック - 左中間2ラン本塁打
  • 4 岸田行倫 - 三塁内野安打
  • 5 中山礼都 - 二併打

6回表 阪神

  • 【投手交代】泉圭輔 → ルシアーノ
  • 1 伏見寅威 - 遊ゴロ
  • 2 小幡竜平 - 右前安打
  • 3 糸原健斗 - 二併打

6回裏 巨人

  • 【投手交代】湯浅京己 → ドリス
  • 1 坂本勇人 - 三ゴロ
  • 2 浦田俊輔 - 遊ゴロ
  • 3 若林楽人 - 遊ゴロ

7回表 阪神

  • 【投手交代】ルシアーノ → 北浦竜次
  • 1 近本光司 - 二ゴロ
  • 2 中野拓夢 - 投ゴロ
  • 3 森下翔太 - 二ゴロ

7回裏 巨人

  • 【投手交代】ドリス → 及川雅貴
  • 1 キャベッジ - 右飛
  • 2 松本剛 - 空振り三振
  • 3 泉口友汰 - 右越ソロ本塁打
  • 4 ダルベック - 三ゴロ

8回表 阪神

  • 1 佐藤輝明 - 左前安打
  • 【投手交代】北浦竜次 → 船迫大雅
  • 2 大山悠輔 - 四球
  • 3 中川勇斗 - 捕犠打
  • 4 坂本誠志郎 - 中前適時打
  • 【代走】坂本誠志郎 → 熊谷敬宥
  • 5 小幡竜平 - 左飛
  • 【投手交代】船迫大雅 → 中川皓太
  • 6 木浪聖也 - 二塁内野安打(2打点)
  • 7 近本光司 - 二ゴロ

8回裏 巨人

  • 【投手交代】及川雅貴 → モレッタ
  • 1 岸田行倫 - 空振り三振
  • 2 中山礼都 - 四球
  • 3 坂本勇人 - 中飛
  • 4 浦田俊輔 - 左前安打
  • 5 丸佳浩 - 二ゴロ

9回表 阪神

  • 【投手交代】中川皓太 → 石川達也
  • 1 中野拓夢 - 遊ゴロ
  • 2 森下翔太 - 左越ソロ本塁打
  • 3 佐藤輝明 - 右越二塁打
  • 4 熊谷敬宥 - 投ゴロ
  • 5 髙寺望夢 - 四球
  • 6 坂本誠志郎 - 中越2点適時三塁打
  • 7 小幡竜平 - 右前適時打
  • 8 濱田太貴 - 空振り三振

9回裏 巨人

  • 【投手交代】モレッタ → 岩崎優
  • 1 キャベッジ - 中飛
  • 2 松本剛 - 三塁内野安打
  • 3 泉口友汰 - 二飛
  • 4 ダルベック - 空振り三振

本塁打

  • 阪神:森下翔太(1号・9回・ソロ)
  • 巨人:ダルベック(2号・5回・2ラン)、泉口友汰(1号・7回・ソロ)

戦評

巨人は初回にダルベック(巨人)の適時二塁打で先制すると、先発・山城京平(巨人)が2回に2失点、3回途中で降板する苦しい立ち上がりとなった。 それでも打線は3回に押し出し四球と岸田行倫(巨人)の犠飛で追い上げ、5回にはダルベック(巨人)の2ラン、7回には泉口友汰(巨人)のソロでついに逆転。試合の流れを一度は完全に引き寄せた。 しかし8回に北浦竜次(巨人)、船迫大雅(巨人)、中川皓太(巨人)の継投が踏ん張れず3失点で再逆転を許し、9回も石川達也(巨人)がつかまって4失点。終わってみれば投手陣が12失点と崩れた。 打線は12安打6得点と粘りを見せたが、終盤の継投失敗が大きく響き、開幕カード3連戦は巨人の1勝2敗で終了した。

感想

ルーキー山城京平(巨人)には、残念ながら今の一軍の空気をねじ伏せるだけの力はまだ感じられなかった。球威で圧倒するでもなく、制球で翻弄するでもなく、しかも2つの死球まで出してしまっては苦しい。もちろん死球そのものは山城京平(巨人)の責任だが、その場面でコーチ陣を引き連れて威圧するように出てきた藤川球児監督(阪神タイガース)の振る舞いには、こちらも苦笑するしかなかった。試合の中身に目を向ければ、何とか7回を締めた北浦竜次(巨人)のあと、8回先頭への不用意な入りがすべての崩壊の引き金だったように見える。船迫大雅(巨人)は悪い流れを断ち切れず、中川皓太(巨人)はまたしても痛い場面で傷口を広げ、最後は石川達也(巨人)まで失点。ここまでくると継投の失敗というより、投手陣全体の地力不足を突きつけられたようで腹立たしい。一方で、キャベッジ(巨人)、泉口友汰(巨人)、ダルベック(巨人)は最後まで戦っていた。今の巨人打線で気を吐いていたのはこの3人で、逆転まで持ち込んだ執念は確かにあった。それだけに、松本剛(巨人)のプレーの雑さは余計に目についた。状況判断の曖昧なバント、守備での不用意な初動、こういうチームプレーの緩さが流れを手放す原因になる。浦田俊輔(巨人)にもヒットは出たが、記録に表れない拙さは大きく、まだ一軍の試合強度に十分な準備が整っているようには見えない。大量ビハインドを追いつき、逆転までしながら、最後は自分たちの甘さで全部を壊す。これは単なる惜敗ではない。勝てる試合を低レベルな投手運用と雑なプレーで投げ捨てた、見ていて本当に腹の立つ敗戦だった。