読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-5 広島 |
| 試合時間 | 2時間49分 |
| 観客数 | 22,556人 |
| 勝ち投手 | 森下暢仁(広島) |
| 負け投手 | ウィットリー(巨人) |
| セーブ | 中﨑翔太(広島) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 0勝1敗 |
先発投手
- 巨人:ウィットリー
- 広島:森下 暢仁
バッテリー
- 巨人:ウィットリー、田和 廉、船迫 大雅 - 大城 卓三
- 広島:森下 暢仁、ハーン、森浦 大輔、中﨑 翔太 - 坂倉 将吾
スターティングラインアップ
| 打順 | 広島(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大盛 穂 | 中 | 1 | 浦田 俊輔 | 二 |
| 2 | 中村 奨成 | 右 | 2 | キャベッジ | 左 |
| 3 | 小園 海斗 | 遊 | 3 | 泉口 友汰 | 遊 |
| 4 | 佐々木 泰 | 三 | 4 | ダルベック | 三 |
| 5 | ファビアン | 左 | 5 | 大城 卓三 | 捕 |
| 6 | 坂倉 将吾 | 捕 | 6 | 佐々木 俊輔 | 中 |
| 7 | モンテロ | 一 | 7 | 増田 陸 | 一 |
| 8 | 勝田 成 | 二 | 8 | 中山 礼都 | 右 |
| 9 | 森下 暢仁 | 投 | 9 | ウィットリー | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 浦田 俊輔 - 二ゴロ
- 2 キャベッジ - 右前安
- 3 泉口 友汰 - 二併打
1回裏 広島
- 1 大盛 穂 - 左飛
- 2 中村 奨成 - 右飛
- 3 小園 海斗 - 左飛
2回表 巨人
- 1 ダルベック - 左前安
- 2 大城 卓三 - 二併打
- 3 佐々木 俊輔 - 中飛
2回裏 広島
- 1 佐々木 泰 - 一ゴロ
- 2 ファビアン - 一邪飛(途中、増田陸がファウルフライを落球)
- 3 坂倉 将吾 - 三ゴロ
3回表 巨人
- 1 増田 陸 - 空三振
- 2 中山 礼都 - 投ゴロ
- 3 ウィットリー - 二ゴロ
3回裏 広島
- 1 モンテロ - 一飛失
- 2 勝田 成 - 二飛
- 3 森下 暢仁 - 投前犠打
- 4 大盛 穂 - 二ゴロ
4回表 巨人
- 1 浦田 俊輔 - 四球
- 2 キャベッジ - 中飛(浦田俊輔が二盗、進塁して三塁)
- 3 泉口 友汰 - 四球
- 4 ダルベック - 空三振(泉口友汰が二盗)
- 5 大城 卓三 - 四球
- 6 佐々木 俊輔 - 三邪飛
4回裏 広島
- 1 中村 奨成 - 中飛
- 2 小園 海斗 - 四球
- 3 佐々木 泰 - 遊ゴロ
- 4 ファビアン - 左越2ラン本塁打
- 5 坂倉 将吾 - 三邪飛
5回表 巨人
- 1 増田 陸 - 左飛
- 2 中山 礼都 - 左飛
- 3 ウィットリー - 二ゴロ
5回裏 広島
- 1 モンテロ - 三ゴロ
- 2 勝田 成 - 三直
- 3 森下 暢仁 - 四球
- 4 大盛 穂 - 右越2ラン本塁打
- 5 中村 奨成 - 中前安
- 6 小園 海斗 - 空三振
6回表 巨人
- 1 浦田 俊輔 - 見三振
- 2 キャベッジ - 中飛
- 3 泉口 友汰 - 二ゴロ
6回裏 広島
- 1 佐々木 泰 - 振逃
- 2 ファビアン - 遊ゴ失
- 3 坂倉 将吾 - 一ゴロ
- 4 モンテロ - 中犠飛
- 5 勝田 成 - 中飛
7回表 巨人
- 1 ダルベック - 空三振
- 2 大城 卓三 - 左前安
- 3 佐々木 俊輔 - 右線二塁打
- 4 増田 陸 - 左前適時打
- 5 中山 礼都 - 左前適時打
- 【投手交代】森下 暢仁 → ハーン
- 6 松本 剛 - 遊飛
- 7 浦田 俊輔 - 空三振
7回裏 広島
- 【投手交代】ウィットリー → 田和 廉
- 1 秋山 翔吾 - 空三振
- 2 大盛 穂 - 三安
- 3 中村 奨成 - 二盗成功後、二安
- 4 小園 海斗 - 二併打
8回表 巨人
- 【投手交代】ハーン → 森浦 大輔
- 1 キャベッジ - 左前安後、走塁死
- 2 泉口 友汰 - 三ゴロ
- 3 ダルベック - 空三振
8回裏 広島
- 【投手交代】田和 廉 → 船迫 大雅
- 1 佐々木 泰 - 空三振
- 2 ファビアン - 左飛
- 3 坂倉 将吾 - 中飛
本塁打
- 広島:ファビアン(1号・4回・2ラン)
- 広島:大盛 穂(1号・5回・2ラン)
戦評
巨人は4回表の満塁機を生かせなかった直後、4回裏にファビアン(広島)の先制2ランを浴びて主導権を失った。
5回裏は二死から四球をきっかけに大盛 穂(広島)の2ランを許し、6回裏も振り逃げと失策が絡んでモンテロ(広島)の犠飛で追加点を献上。守りの乱れがそのまま失点に直結した。
打線は7回に大城卓三(巨人)、佐々木俊輔(巨人)、増田陸(巨人)、中山礼都(巨人)の4連打で2点を返したが、反撃はそこまで。4回の好機を逃した重さが最後まで響いた。
先発ウィットリー(巨人)は6回5失点(自責4)で黒星。広島先発の森下暢仁(広島)を攻略し切れず、カード初戦を落として対広島戦は0勝1敗となった。
感想
ウィットリー(巨人)は六回五失点という数字だけを見れば崩れた投手に映るが、内容を追うと単純に切って捨てるのも難しい。試合そのものは作っているように見えながら、肝心の詰めで甘さがのぞき、四球、失策、そして被弾と、自分たちで流れを手放す展開を呼び込んでしまった。テンポが極端に悪いわけでもないのに、なぜか守りが落ち着かず、野手にまで嫌な空気が伝染しているように見えるのが何とも重たい。中でも増田陸(巨人)の二つの失策は痛かった。あの時間帯、あの風、難しい打球だったのは確かだが、やはりプロとしては何とかしてほしい場面で、実際にあのミスから球場の流れもチームの勢いもじわりと削がれていった印象が残る。マツダスタジアムに来ると、どうにも巨人は試合の呼吸が合わない。追い上げそうで追い上げきれず、守れそうで守り切れず、勝てる絵が最後まで鮮明にならないまま終わってしまった。それでも七回の4連打で2点をもぎ取った場面だけは、沈んだ試合の中でわずかに残った光だった。ただ、その小さな収穫を喜ぶには、全体としてあまりにも物足りなく、あまりにもやるせない敗戦だった。