読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
巨人2-1広島
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-1 広島 |
| 試合時間 | 2時間31分 |
| 観客数 | 21,860人 |
| 会場 | マツダスタジアム |
| 勝ち投手 | 赤星優志(巨人) |
| 負け投手 | 中﨑翔太(広島) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 1勝1敗 |
先発投手
- 巨人:田中将大
- 広島:森翔平
バッテリー
- 巨人:田中将大、赤星優志、マルティネス - 岸田行倫
- 広島:森翔平、ハーン、中﨑翔太 - 坂倉将吾
スターティングラインアップ
| 打順 | 広島(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大盛穂 | 中 | 1 | 平山功太 | 右 |
| 2 | 中村奨成 | 右 | 2 | キャベッジ | 左 |
| 3 | 小園海斗 | 遊 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 佐々木泰 | 三 | 4 | ダルベック | 三 |
| 5 | ファビアン | 左 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 菊池涼介 | 二 | 6 | 増田陸 | 一 |
| 7 | 坂倉将吾 | 捕 | 7 | 松本剛 | 中 |
| 8 | モンテロ | 一 | 8 | 浦田俊輔 | 二 |
| 9 | 森翔平 | 投 | 9 | 田中将大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 平山功太 - センターフライ
- 2 キャベッジ - セカンドゴロ
- 3 泉口友汰 - レフト前ヒット
- 4 ダルベック - ショートゴロ
1回裏 広島
- 1 大盛穂 - ショートゴロ
- 2 中村奨成 - セカンドゴロ
- 3 小園海斗 - レフトフライ
2回表 巨人
- 1 岸田行倫 - セカンドゴロ
- 2 増田陸 - ライト前ヒット
- 3 松本剛 - ライト前ヒット
- 4 浦田俊輔 - セカンドライナー
2回裏 広島
- 1 佐々木泰 - ショートゴロ
- 2 ファビアン - 見逃し三振
- 3 菊池涼介 - セカンドゴロ
3回表 巨人
- 1 田中将大 - ファーストゴロ
- 2 平山功太 - 空振り三振
- 3 キャベッジ - セカンドゴロ
3回裏 広島
- 1 坂倉将吾 - センターフライ
- 2 モンテロ - 空振り三振
- 3 森翔平 - センターフライ
4回表 巨人
- 1 泉口友汰 - ライトフライ
- 2 ダルベック - センター前ヒット
- 3 岸田行倫 - ショートゴロ併殺打
4回裏 広島
- 1 大盛穂 - ショートゴロ
- 2 中村奨成 - ライト前ヒット
- 3 小園海斗 - ファーストゴロ
- 4 佐々木泰 - ショートゴロ
5回表 巨人
- 1 増田陸 - ピッチャーライナー
- 2 松本剛 - ライト前ヒット
- 3 浦田俊輔 - セカンドゴロ
- 4 田中将大 - ピッチャーゴロ
5回裏 広島
- 1 ファビアン - ショートゴロ
- 2 菊池涼介 - センター前ヒット
- 3 坂倉将吾 - セカンドゴロ
- 4 モンテロ - 敬遠フォアボール
- 5 森翔平 - 空振り三振
6回表 巨人
- 1 平山功太 - 空振り三振
- 2 キャベッジ - 空振り三振
- 3 泉口友汰 - センター前ヒット
- 4 ダルベック - サードゴロ
6回裏 広島
- 1 大盛穂 - 空振り三振
- 2 中村奨成 - キャッチャーファウルフライ
- 3 小園海斗 - 見逃し三振
7回表 巨人
- 1 岸田行倫 - レフトフライ
- 2 増田陸 - ショートゴロ
- 3 松本剛 - セカンドゴロ
7回裏 広島
- 1 佐々木泰 - レフトツーベース
- 2 ファビアン - サードゴロ(失策)
- 【代走】ファビアン → 辰見鴻之介
- 3 菊池涼介 - キャッチャー犠牲バント
- 4 坂倉将吾 - ライトフライ
- 5 モンテロ - ショートゴロ
8回表 巨人
- 【投手交代】森翔平 → ハーン
- 1 若林楽人 - レフトフライ
- 2 坂本勇人 - 空振り三振
- 3 平山功太 - セカンドフライ
8回裏 広島
- 【投手交代】田中将大 → 赤星優志
- 1 野間峻祥 - センター前ヒット
- 2 大盛穂 - ピッチャー犠牲バント
- 3 中村奨成 - ライトフライ
- 4 小園海斗 - フォアボール
- 5 佐々木泰 - セカンドフライ
9回表 巨人
- 【投手交代】ハーン → 中﨑翔太
- 1 キャベッジ - 左中間ツーベース
- 2 泉口友汰 - ライト2ランホームラン
- 3 ダルベック - 見逃し三振
- 4 岸田行倫 - ショートゴロ
- 5 増田陸 - ライトフライ
9回裏 広島
- 【投手交代】赤星優志 → マルティネス
- 1 辰見鴻之介 - ファーストファウルフライ
- 2 菊池涼介 - ショートゴロ(失策)
- 3 坂倉将吾 - サードゴロ併殺打
本塁打
- 巨人:泉口友汰(3号・9回・2ラン)
戦評
巨人は田中将大(巨人)が7回3安打1失点の好投を見せ、終盤まで粘り強く試合をつくった。
打線は広島の堅守にも阻まれて無得点が続いたが、1点を追う9回にキャベッジ(巨人)の二塁打で流れを呼び込み、泉口友汰(巨人)の2ランで一気に逆転した。
その裏はマルティネス(巨人)が締め、土壇場で勝負をひっくり返す劇的な逆転勝利となった。
カード通算成績は巨人の1勝1敗。
感想
野球は本当に恐ろしい。そう言うしかない一戦だった。田中将大(巨人)は昨季の苦しさがまるで嘘のように、丁寧なコントロールと緩急で広島打線を翻弄し、ベテランらしい落ち着きで試合を支配していた。これなら「新」田中将大(巨人)として、今季しっかり数字を残していくのではないかと期待したくなる。
一方で、試合全体を見れば守備の差はあまりにも大きかった。広島では菊池涼介(広島)やファビアン(広島)が流れを引き寄せるプレーを見せたのに対し、巨人の拙守は見ていて思わず口が開いてしまうような場面があった。やはり野球は守備から始まるスポーツだと、あらためて痛感させられる。
それでも、完全に負けを覚悟した9回表、キャベッジ(巨人)の初球打ち二塁打、そして泉口友汰(巨人)の初球打ち逆転2ランで、試合はたった2球でひっくり返った。この落差こそが野球の醍醐味であり、怖さでもある。
最後に松本剛(巨人)については、ヒットこそ出ているものの、内容を見ると物足りなさは否めない。FAで獲得した選手を下位で使うのであれば、それに見合う働きが欲しいし、現状が続くようなら思い切って若手に機会を与えてほしい、そんな思いも強く残るゲームだった。