読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-3 ヤクルト |
| 試合時間 | 2時間46分 |
| 観客数 | 41,901人 |
| 会場 | 東京ドーム |
| 勝ち投手 | 山野太一(ヤクルト) |
| 負け投手 | マタ(巨人) |
| セーブ | キハダ(ヤクルト) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 1勝1敗0分 |
先発投手
- 巨人:マタ
- ヤクルト:山野太一
バッテリー
- 巨人:マタ、中川皓太、赤星優志、北浦竜次、田和廉 - 山瀬慎之助
- ヤクルト:山野太一、星知弥、キハダ - 鈴木叶
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 長岡秀樹 | 遊 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | サンタナ | 左 | 2 | 松本剛 | 中 |
| 3 | 鈴木叶 | 捕 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | オスナ | 一 | 4 | キャベッジ | 左 |
| 5 | 岩田幸宏 | 中 | 5 | 増田陸 | 一 |
| 6 | 丸山和郁 | 右 | 6 | 坂本勇人 | 三 |
| 7 | 武岡龍世 | 二 | 7 | 平山功太 | 右 |
| 8 | 山野太一 | 投 | 8 | 山瀬慎之助 | 捕 |
| 9 | 田中陽翔 | 三 | 9 | マタ | 投 |
試合経過詳細
1回表 ヤクルト
- 1 長岡秀樹 - 四球
- 2 サンタナ - 左越二塁打
- 3 鈴木叶 - 右派線2点三塁打
- 4 オスナ - 投ゴロ
- 5 岩田幸宏 - 死球(直後に二盗成功)
- 6 丸山和郁 - 空三振
- 7 武岡龍世 - 一ゴロ
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 二ゴロ
- 2 松本剛 - 三ゴロ
- 3 泉口友汰 - 右前安打
- 4 キャベッジ - 空三振
2回表 ヤクルト
- 1 山野太一 - 空三振
- 2 田中陽翔 - 二ゴロ
- 3 長岡秀樹 - 二塁打
- 4 サンタナ - 二ゴロ
2回裏 巨人
- 1 増田陸 - 遊ゴロ
- 2 坂本勇人 - 空三振
- 3 平山功太 - 右飛
3回表 ヤクルト
- 1 鈴木叶 - 三ゴロ
- 2 オスナ - 空三振
- 3 岩田幸宏 - 一ゴロ
3回裏 巨人
- 1 山瀬慎之助 - 左越ソロ本塁打
- 2 マタ - 二ゴロ
- 3 浦田俊輔 - 遊ゴロ
- 4 松本剛 - 左前安打
- 5 泉口友汰 - 中飛
4回表 ヤクルト
- 1 丸山和郁 - 二ゴロ
- 2 武岡龍世 - 左越二塁打
- 3 山野太一 - 左前安打
- 4 田中陽翔 - 空三振
- 5 長岡秀樹 - 左飛
4回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 遊ゴロ
- 2 増田陸 - 三ゴロ
- 3 坂本勇人 - 空三振
5回表 ヤクルト
- 1 サンタナ - 四球
- 2 鈴木叶 - 捕飛
- 3 オスナ - 空三振
- 4 岩田幸宏 - 左前安打
- 5 丸山和郁 - 空三振
5回裏 巨人
- 1 平山功太 - 投ゴロ
- 2 山瀬慎之助 - 空三振
- 3 【代打】マタ → 中山礼都 - 空三振
6回表 ヤクルト
- 【投手交代】マタ → 中川皓太
- 1 武岡龍世 - 空三振
- 2 山野太一 - 投ゴロ
- 3 田中陽翔 - 右飛
6回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 見三振
- 2 松本剛 - 空三振
- 3 泉口友汰 - 二ゴロ
7回表 ヤクルト
- 【投手交代】中川皓太 → 赤星優志
- 1 長岡秀樹 - 二ゴロ
- 2 サンタナ - 左中間ソロ本塁打
- 3 鈴木叶 - 一邪飛
- 4 オスナ - 中前安打
- 5 岩田幸宏 - 左前安打
- 6 丸山和郁 - 右飛
7回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 遊ゴロ
- 2 増田陸 - 一ゴロ
- 3 坂本勇人 - 中越ソロ本塁打
- 4 平山功太 - 中前安打
- 5 山瀬慎之助 - 三ゴロ
8回表 ヤクルト
- 【投手交代】赤星優志 → 北浦竜次
- 1 武岡龍世 - 見三振
- 2 【代打】山野太一 → 中村悠平 - 右飛
- 3 伊藤琉偉 - 遊ゴロ
8回裏 巨人
- 【投手交代】山野太一 → 星知弥
- 1 【代打】北浦竜次 → 丸佳浩 - 二ゴロ
- 2 浦田俊輔 - 左飛
- 3 松本剛 - 遊ゴロ
9回表 ヤクルト
- 【投手交代】北浦竜次 → 田和廉
- 1 長岡秀樹 - 二飛
- 2 赤羽由紘 - 捕邪飛
- 3 鈴木叶 - 投ゴロ
9回裏 巨人
- 【投手交代】星知弥 → キハダ
- 1 泉口友汰 - 見三振
- 2 キャベッジ - 三邪飛
- 3 増田陸 - 空三振
本塁打
- ヤクルト:サンタナ(4号・7回・ソロ)
- 巨人:山瀬慎之助(1号・3回・ソロ)、坂本勇人(1号・7回・ソロ)
戦評
巨人は初回、マタが制球に苦しみ、鈴木叶の2点三塁打でいきなり先制を許す苦しい立ち上がりとなった。それでも3回に山瀬慎之助(巨人)のプロ初本塁打、7回には坂本勇人(巨人)の今季1号で1点差まで追いすがり、救援陣も中盤以降は粘って試合を壊さなかった。だが、7回に赤星優志(巨人)がサンタナ(ヤクルト)へ浴びた一発が重くのしかかり、最後は9回をキハダ(ヤクルト)に締められて反撃は及ばず。巨人は2試合連続の接戦となったカード第2戦を落とし、このカード通算成績を1勝1敗とした。
感想
またしても新人か、とため息交じりで見守ったブライアン・マタ(巨人)の初登板は、正直なところ強烈な個性や圧倒的な武器を感じる内容ではなかった。立ち上がりにははっきりと緊張がにじみ、その不安定さに加えて外野の微妙な守備も絡んで2失点。それでも、あの流れでずるずる崩れず最少失点で踏ん張った点は評価していいだろう。山瀬慎之助(巨人)はシーズン前のごたごたを思えば、まずは無難に試合を運び、さらに待望のプロ初本塁打まで飛び出したのだから、そこは素直に祝福したい。一方で、赤星優志(巨人)がサンタナ(ヤクルト)に浴びた決勝弾は、配球面を含めてどうしても引っかかる。カーブとストレートに相手が慣れてきたように見える中で、なぜあの場面で再びカーブだったのか。この1球が試合の明暗を分けたと言っていい。坂本勇人(巨人)の一発には本当に驚かされた。打席での三振の内容を見れば、今日はもう厳しいと半ば諦めていたところで、あれをバックスクリーンまで運ぶのだから、やはり只者ではない。ただ、そこから先に希望が大きく広がるかと言えば、まだ手放しでは喜べない。平山功太(巨人)も初回の守備ではすってんころりと転び、見ているこちらが情けない気持ちになったが、プロ初安打が出たのはせめてもの救いだった。終わってみれば、見どころがまったくなかったわけではないのに、全体としてはどうにも淡々としていて、胸の奥に重さだけが残る試合だった。