読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 3-4 ヤクルト |
| 試合時間 | 2時間48分 |
| 観客数 | 29,316人 |
| 勝ち投手 | 清水昇(ヤクルト) |
| 負け投手 | マルティネス(巨人) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 2勝3敗 |
先発投手
- 巨人:マタ
- ヤクルト:奥川恭伸
バッテリー
- 巨人:マタ、田中瑛斗、中川皓太、船迫大雅、大勢、ライデル・マルティネス - 山瀬慎之助
- ヤクルト:奥川恭伸、廣澤優、清水昇 - 古賀優大
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 長岡秀樹 | 遊 | 1 | 佐々木俊輔 | 中 |
| 2 | サンタナ | 左 | 2 | キャベッジ | 左 |
| 3 | 古賀優大 | 捕 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | オスナ | 一 | 4 | ダルベック | 三 |
| 5 | 岩田幸宏 | 中 | 5 | 増田陸 | 一 |
| 6 | 増田珠 | 右 | 6 | 丸佳浩 | 右 |
| 7 | 赤羽由紘 | 三 | 7 | 山瀬慎之助 | 捕 |
| 8 | 奥川恭伸 | 投 | 8 | 浦田俊輔 | 二 |
| 9 | 武岡龍世 | 二 | 9 | マタ | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 佐々木俊輔 - 左中間二塁打
- 2 キャベッジ - 一塁ゴロ
- 3 泉口友汰 - 見逃し三振
- 4 ダルベック - 右翼飛
1回裏 ヤクルト
- 1 長岡秀樹 - 右中間二塁打
- 2 サンタナ - 空振り三振
- 3 古賀優大 - 一塁邪飛
- 4 オスナ - 四球
- 5 岩田幸宏 - 見逃し三振
2回表 巨人
- 1 増田陸 - 中飛
- 2 丸佳浩 - 空振り三振
- 3 山瀬慎之助 - 中飛
2回裏 ヤクルト
- 1 増田珠 - 二塁ゴロ
- 2 赤羽由紘 - 三塁ゴロ
- 3 奥川恭伸 - 見逃し三振
3回表 巨人
- 1 浦田俊輔 - 中飛
- 2 マタ - 投手ゴロ
- 3 佐々木俊輔 - 左翼越えソロ本塁打
- 4 キャベッジ - 二塁飛
3回裏 ヤクルト
- 1 武岡龍世 - 二塁直
- 2 長岡秀樹 - 左前安打
- 3 サンタナ - 四球
- 4 古賀優大 - 左前安打
- 5 オスナ - 中犠飛(1打点)
- 6 岩田幸宏 - 二塁ゴロ
4回表 巨人
- 1 泉口友汰 - 四球
- 2 ダルベック - 二塁邪飛
- 3 増田陸 - 左翼飛
- 4 丸佳浩 - 四球
- 5 山瀬慎之助 - 右前適時打
- 6 浦田俊輔 - 三塁邪飛
4回裏 ヤクルト
- 1 増田珠 - 見逃し三振
- 2 赤羽由紘 - 空振り三振
- 3 奥川恭伸 - 空振り三振
5回表 巨人
- 1 マタ - 空振り三振
- 2 佐々木俊輔 - 中前安打
- 3 キャベッジ - 空振り三振
- 4 佐々木俊輔 - 二盗失敗
5回裏 ヤクルト
- 1 武岡龍世 - 二塁ゴロ
- 2 長岡秀樹 - 遊撃内野安打
- 3 サンタナ - 遊撃併殺打
6回表 巨人
- 1 泉口友汰 - 左翼飛
- 2 ダルベック - 左中間ソロ本塁打
- 3 増田陸 - 右前安打
- 4 丸佳浩 - 中飛
- 5 山瀬慎之助 - 二塁飛
6回裏 ヤクルト
- 1 古賀優大 - 三塁ゴロ
- 2 オスナ - 二塁ゴロ
- 3 岩田幸宏 - 二塁ゴロ
7回表 巨人
- 1 浦田俊輔 - 左翼飛
- 2 マタ - 空振り三振
- 3 佐々木俊輔 - 空振り三振
7回裏 ヤクルト
- 【投手交代】マタ → 田中瑛斗
- 1 橋本星哉 - 右翼飛
- 2 田中陽翔 - 右前安打
- 3 宮本丈 - 中前安打
- 4 武岡龍世 - 右前安打
- 【投手交代】田中瑛斗 → 中川皓太
- 5 長岡秀樹 - 一塁ゴロ
- 【投手交代】中川皓太 → 船迫大雅
- 6 サンタナ - 押し出し四球
- 7 古賀優大 - 一塁飛
8回表 巨人
- 【投手交代】奥川恭伸 → 廣澤優
- 1 キャベッジ - 二塁飛
- 2 泉口友汰 - 二塁ゴロ
- 3 ダルベック - 二塁飛
8回裏 ヤクルト
- 【投手交代】船迫大雅 → 大勢
- 1 オスナ - 左翼飛
- 2 岩田幸宏 - 遊撃ゴロ
- 3 橋本星哉 - 二塁ゴロ
9回表 巨人
- 【投手交代】廣澤優 → 清水昇
- 1 増田陸 - 二塁ゴロ
- 2 丸佳浩 - 投手ゴロ
- 3 山瀬慎之助 - 空振り三振
9回裏 ヤクルト
- 【投手交代】大勢 → ライデル・マルティネス
- 1 田中陽翔 - 右翼越え二塁打
- 【代走】田中陽翔 → 並木秀尊
- 2 丸山和郁 - 左翼越え適時二塁打
- 3 武岡龍世 - 空振り三振
- 4 長岡秀樹 - 二走・丸山和郁の三盗のあと中前サヨナラ適時打
本塁打
- 巨人:佐々木俊輔(2号・3回・ソロ)、ダルベック(5号・6回・ソロ)
- ヤクルト:なし
戦評
巨人は3回に佐々木俊輔(巨人)のソロ、4回に山瀬慎之助(巨人)の適時打、6回にダルベック(巨人)のソロで小刻みに加点し、先発マタ(巨人)も6回1失点と試合を作った。
だが7回裏、継投の乱れから押し出し四球で1点差に迫られると、9回裏にはライデル・マルティネス(巨人)が連打と機動力で崩され、最後は長岡秀樹(ヤクルト)にサヨナラ打を浴びた。
巨人は6安打で3得点と効率よく点を重ねた一方、追加点の好機であと一本が出ず、終盤の逃げ切りにも失敗した。
このカード通算成績は、巨人の2勝3敗となった。
感想
マタ(巨人)は6回1失点という数字だけでなく、実際に試合の流れを大きく壊さずに先発としての役割を果たしてくれたと思う。ただ、見ていて制球は決して盤石ではなく、球そのものに圧倒的な決め手があるようにも映らなかっただけに、各球団が映像とデータをそろえて研究を進めてきたときに、同じように粘り強く抑えられるかはまだ少し不安が残る。それでもこの日の投球は、チームに十分勝機を与える内容だった。だからこそ、打線があと一本を出せなかった重みが余計に胸に残る。佐々木俊輔(巨人)とダルベック(巨人)の一発で得点はしたものの、こうして本塁打頼みの形が増えてくると、昨年に何度も味わった「タイムリー欠乏症」の嫌な記憶がどうしても頭をよぎる。とりわけ丸佳浩(巨人)のブレーキは痛く、節目の2000本安打を前に何とか踏ん張ってほしい気持ちはもちろんあるが、今のチーム状況を思えば情だけで起用を続けられる時期でもないのだろう。さらに今日は、ベンチワークの差も見せつけられたように感じた。阿部慎之助監督(巨人)の継投は一歩後手に回った印象が強く、田中瑛斗(巨人)が先頭から連打を浴びて空気が変わった時点で、もっと早く手を打てなかったのかという悔しさが残る。その一方で、池山隆寛監督代行(ヤクルト)のヤクルトは、代打や走者の入れ替えを含めて終盤の動かし方が実にうまく、球場の流れごと自軍に引き寄せていった。最後に負けがついてしまったライデル・マルティネス(巨人)も責め切れないが、この日の投球はどこかストライクを取りにいくこと自体に苦しんでいるように見え、先頭打者に出塁を許した瞬間から嫌な予感が現実になってしまった。連勝が止まった一敗以上に、終盤の綻びがそのまま翌日以降へ尾を引きそうな、なんとも重苦しいサヨナラ負けだった。