読売ジャイアンツ 対 福岡ソフトバンクホークス
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 4-8 ソフトバンク |
| 試合時間 | 3時間 |
| 観客数 | 42,273人 |
| 勝ち投手 | スチュワート(ソフトバンク) |
| 負け投手 | 赤星優志(巨人) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 1勝2敗0分 |
先発投手
- 巨人:田中将大
- ソフトバンク:スチュワート
バッテリー
- 巨人:田中将大、赤星優志、中川皓太、田和廉、宮原駿介 - 大城卓三
- ソフトバンク:スチュワート、ヘルナンデス、オスナ、松本裕樹、杉山一樹 - 山本祐大
スターティングラインアップ
| 打順 | ソフトバンク(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 正木智也 | 一 | 1 | 泉口友汰 | 遊 |
| 2 | 周東佑京 | 中 | 2 | 吉川尚輝 | 二 |
| 3 | 近藤健介 | 右 | 3 | 坂本勇人 | 三 |
| 4 | 栗原陵矢 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 柳田悠岐 | 左 | 5 | 大城卓三 | 捕 |
| 6 | 山本祐大 | 捕 | 6 | キャベッジ | 中 |
| 7 | 今宮健太 | 二 | 7 | 佐々木俊輔 | 右 |
| 8 | 庄子雄大 | 遊 | 8 | 松本剛 | 左 |
| 9 | スチュワート | 投 | 9 | 田中将大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 ソフトバンク
- 1 正木智也 - ショートゴロ
- 2 周東佑京 - 空振り三振
- 3 近藤健介 - 空振り三振
1回裏 巨人
- 1 泉口友汰 - ファーストゴロ
- 2 吉川尚輝 - ショートゴロ
- 3 坂本勇人 - レフト線ツーベース
- 4 ダルベック - 空振り三振
2回表 ソフトバンク
- 1 栗原陵矢 - レフトソロホームラン
- 2 柳田悠岐 - フォアボール
- 3 山本祐大 - サードファウルフライ
- 4 今宮健太 - ファーストファウルフライ
- 5 庄子雄大 - セカンドゴロ
2回裏 巨人
- 1 大城卓三 - ライト線ツーベース
- 2 キャベッジ - ピッチャーゴロ
- 3 佐々木俊輔 - センター前タイムリーヒット
- 4 佐々木俊輔 - 二塁盗塁失敗
- 5 松本剛 - デッドボール
- 6 田中将大 - 見逃し三振
3回表 ソフトバンク
- 1 スチュワート - 空振り三振
- 2 正木智也 - ショートゴロ
- 3 周東佑京 - 空振り三振
3回裏 巨人
- 1 泉口友汰 - レフト線ツーベース
- 2 吉川尚輝 - ショートフライ
- 3 坂本勇人 - フォアボール
- 4 ダルベック - 右中間タイムリーツーベース
- 5 大城卓三 - レフトフライ
- 6 キャベッジ - レフト線2点タイムリーツーベース
- 7 佐々木俊輔 - ファーストゴロ
4回表 ソフトバンク
- 1 近藤健介 - レフトフライ
- 2 栗原陵矢 - セカンドゴロ
- 3 柳田悠岐 - セカンドゴロ
4回裏 巨人
- 1 松本剛 - センター前ヒット
- 2 田中将大 - ファーストゴロ
- 3 泉口友汰 - セカンドフライ
- 4 吉川尚輝 - ファーストゴロ
5回表 ソフトバンク
- 1 山本祐大 - ライト前ヒット
- 2 今宮健太 - ライトフライ
- 3 庄子雄大 - 空振り三振
- 4 スチュワート - センター前ヒット
- 5 正木智也 - ライト前タイムリーヒット
- 6 周東佑京 - センター前ヒット
- 7 近藤健介 - 押し出しフォアボール
- 8 栗原陵矢 - ファーストゴロ
5回裏 巨人
- 1 坂本勇人 - 見逃し三振
- 2 ダルベック - センターフライ
- 3 大城卓三 - セカンドゴロ
6回表 ソフトバンク
- 【投手交代】田中将大 → 赤星優志
- 1 柳田悠岐 - 空振り三振
- 2 山本祐大 - レフト前ヒット
- 3 今宮健太 - 左中間タイムリーツーベース
- 4 庄子雄大 - センター前タイムリーヒット
- 【代打】スチュワート → 山川穂高
- 5 山川穂高 - セカンドフライ
- 6 庄子雄大 - 二塁盗塁成功
- 7 正木智也 - 見逃し三振
6回裏 巨人
- 【投手交代】スチュワート → ヘルナンデス
- 1 キャベッジ - レフト前ヒット
- 2 佐々木俊輔 - サード犠牲バント
- 3 松本剛 - セカンドフライ
- 【代打】田中将大 → ティマ
- 4 ティマ - センターフライ
7回表 ソフトバンク
- 【投手交代】赤星優志 → 中川皓太
- 1 周東佑京 - レフトフライ
- 2 近藤健介 - センターフライ
- 3 栗原陵矢 - センターソロホームラン
- 4 柳田悠岐 - ピッチャーヒット
- 5 山本祐大 - レフト2ランホームラン
- 6 今宮健太 - レフト前ヒット
- 7 庄子雄大 - ピッチャーヒット
- 【投手交代】中川皓太 → 田和廉
- 【代打】田和廉 → 山本恵大
- 8 山本恵大 - サードゴロ
7回裏 巨人
- 【投手交代】ヘルナンデス → オスナ
- 1 泉口友汰 - レフトフライ
- 2 吉川尚輝 - センターフライ
- 3 坂本勇人 - セカンドゴロ
8回表 ソフトバンク
- 1 正木智也 - 見逃し三振
- 2 周東佑京 - ファーストライナー
- 3 近藤健介 - ファーストゴロ
8回裏 巨人
- 【投手交代】オスナ → 松本裕樹
- 1 ダルベック - 見逃し三振
- 2 大城卓三 - 空振り三振
- 3 キャベッジ - レフトフライ
9回表 ソフトバンク
- 【投手交代】田和廉 → 宮原駿介
- 【代走】柳田悠岐 → 川村友斗
- 【代走】今宮健太 → 牧原大成
- 1 栗原陵矢 - センターフライ
- 2 川村友斗 - 空振り三振
- 3 山本祐大 - フォアボール
- 4 牧原大成 - レフトフライ
9回裏 巨人
- 【投手交代】松本裕樹 → 杉山一樹
- 1 佐々木俊輔 - 空振り三振
- 【代打】松本剛 → 丸佳浩
- 2 丸佳浩 - 空振り三振
- 3 中山礼都 - 空振り三振
本塁打
- ソフトバンク:栗原陵矢(14号・2回・ソロ)、栗原陵矢(15号・7回・ソロ)、山本祐大(2号・7回・2ラン)
- 巨人:なし
戦評
巨人は2回に佐々木俊輔(巨人)の適時打で追いつき、3回にはダルベック(巨人)、キャベッジ(巨人)の長打で一気に3点を奪って主導権を握った。しかし先発の田中将大(巨人)が5回に2点を失って1点差に迫られると、6回に赤星優志(巨人)が今宮健太(ソフトバンク)、庄子雄大(ソフトバンク)の連続適時打を浴びて逆転を許した。7回には中川皓太(巨人)が栗原陵矢(ソフトバンク)のソロ、山本祐大(ソフトバンク)の2ランなどで3点を失い、試合の流れは完全にソフトバンクへ傾いた。巨人は8安打4得点を挙げながら、投手陣が13安打8失点と踏ん張れず、カード通算は巨人の1勝2敗0分となった。
感想
一つのミスが試合を潰す――この言葉に尽きる試合だった。田中将大(巨人)は決して雑に投げていたわけではない。むしろ丁寧に、丁寧に、慎重にボールを運ぼうとしていた。ただ、見ている側からすれば、その丁寧さが少し息苦しかった。長く野球を見ていると、慎重になり過ぎた投球ほど、最後の投げミスがいちばん甘いところへ吸い込まれていくように見える。5回の失点は、まさにその嫌な予感が形になったものだった。そして何より痛かったのは守備の綻びだ。前日に素晴らしいプレーを二つ見せた松本剛(巨人)だからこそ、あの場面で最後まで追い過ぎ、キャベッジ(巨人)との間に落としてしまったプレーはあまりにも重かった。もちろん怪我がなかったのは幸いだが、今のチーム状況で「怪我しなくてよかったね」で済ませられる余裕などない。勝てる試合の空気を自分たちで壊してしまったのだから、怒りも失望も残る。さらに中川皓太(巨人)が突然崩れる姿も、残念ながら見慣れてしまった光景だ。ブルペンでの状態を見て、ピッチングコーチは本当に良し悪しを判断できているのか。定期的に大崩れする理由は何なのか、どこかに異変があるのではないか。そうした検証をしないまま使い続けるのなら、責任は選手だけに押しつけられない。どこのチームと戦っても力の差を見せつけられているように感じるが、結局は自分たちのミスを減らせない限り、どこが相手でも勝ちは転がり込んでこない。ミスが目立つうちは、どこにも勝てない。そう突きつけられた、腹立たしくて重たい敗戦だった。