読売ジャイアンツ 対 オリックス・バファローズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 3-2 オリックス |
| 試合時間 | 2時間48分 |
| 観客数 | 42,085人 |
| 勝ち投手 | 則本昂大(巨人) |
| 負け投手 | 九里亜蓮(オリックス) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 1勝0敗 |
先発投手
- 巨人:則本昂大
- オリックス:九里亜蓮
バッテリー
- 巨人:則本昂大、高梨雄平、中川皓太、大勢、マルティネス - 大城卓三
- オリックス:九里亜蓮、入山海斗、吉田輝星、岩嵜翔 - 若月健矢
スターティングラインアップ
| 打順 | オリックス(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中川圭太 | 右 | 1 | 松本剛 | 左 |
| 2 | 渡部遼人 | 中 | 2 | 吉川尚輝 | 二 |
| 3 | 紅林弘太郎 | 遊 | 3 | 大城卓三 | 捕 |
| 4 | 西川龍馬 | 左 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 宗佑磨 | 三 | 5 | 坂本勇人 | 三 |
| 6 | 山中稜真 | 一 | 6 | キャベッジ | 中 |
| 7 | 若月健矢 | 捕 | 7 | 丸佳浩 | 右 |
| 8 | 野口智哉 | 二 | 8 | 浦田俊輔 | 遊 |
| 9 | 九里亜蓮 | 投 | 9 | 則本昂大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 オリックス
- 1 中川圭太 - 中安
- 2 渡部遼人 - 二併打
- 3 紅林弘太郎 - 三ゴロ
1回裏 巨人
- 1 松本剛 - 三飛
- 2 吉川尚輝 - 二ゴロ
- 3 大城卓三 - 空三振
2回表 オリックス
- 4 西川龍馬 - 三ゴロ
- 5 宗佑磨 - 投安
- 6 山中稜真 - 右安
- 7 若月健矢 - 右安、1点
- 8 野口智哉 - 空三振
- 9 九里亜蓮 - 空三振
2回裏 巨人
- 4 ダルベック - 四球
- 5 坂本勇人 - 空三振
- 6 キャベッジ - 右中本、2点
- 7 丸佳浩 - 空三振
- 8 浦田俊輔 - 右安
- 9 則本昂大 - 空三振
3回表 オリックス
- 1 中川圭太 - 中飛
- 2 渡部遼人 - 遊ゴロ
- 3 紅林弘太郎 - 左飛
3回裏 巨人
- 1 松本剛 - 右飛
- 2 吉川尚輝 - 二ゴロ
- 3 大城卓三 - 中安
- 4 ダルベック - 空三振
4回表 オリックス
- 4 西川龍馬 - 中飛
- 5 宗佑磨 - 中飛
- 6 山中稜真 - 二ゴロ
4回裏 巨人
- 5 坂本勇人 - 三ゴロ
- 6 キャベッジ - 空三振
- 7 丸佳浩 - 一ゴロ
5回表 オリックス
- 7 若月健矢 - 四球
- 8 野口智哉 - 一直併殺
- 9 九里亜蓮 - 一直
5回裏 巨人
- 8 浦田俊輔 - 右安
- 9 則本昂大 - 投犠打
- 1 松本剛 - 中2、1点
- 2 吉川尚輝 - 空三振
- 3 大城卓三 - 空三振
6回表 オリックス
- 1 中川圭太 - 左本、1点
- 2 渡部遼人 - 捕邪飛
- 3 紅林弘太郎 - 遊飛
- 【投手交代】則本昂大 → 高梨雄平
- 4 西川龍馬 - 遊ゴロ
6回裏 巨人
- 4 ダルベック - 空三振
- 5 坂本勇人 - 空三振
- 6 キャベッジ - 一安
- 7 丸佳浩 - 四球
- 【投手交代】九里亜蓮 → 入山海斗
- 8 浦田俊輔 - 右飛
7回表 オリックス
- 【投手交代】高梨雄平 → 中川皓太
- 5 宗佑磨 - 中飛
- 6 山中稜真 - 投ゴロ
- 7 若月健矢 - 四球
- 8 野口智哉 - 空三振
7回裏 巨人
- 【投手交代】入山海斗 → 吉田輝星
- 【代打】則本昂大 → 佐々木俊輔
- 9 佐々木俊輔 - 中安
- 1 松本剛 - 投犠打
- 2 吉川尚輝 - 二ゴロ
- 3 大城卓三 - 空三振
8回表 オリックス
- 【投手交代】中川皓太 → 大勢
- 【代打】入山海斗 → 来田涼斗
- 9 来田涼斗 - 三ゴロ
- 1 中川圭太 - 三ゴロ
- 2 渡部遼人 - 空三振
8回裏 巨人
- 【投手交代】吉田輝星 → 岩嵜翔
- 4 ダルベック - 中飛
- 5 坂本勇人 - 遊ゴロ
- 6 キャベッジ - 四球
- 【代走】キャベッジ → 増田大輝
- 【代打】丸佳浩 → 中山礼都
- 7 中山礼都 - 中飛
本塁打
- オリックス:中川圭太(3号・6回表・ソロ)
- 巨人:キャベッジ(10号・2回裏・2ラン)
戦評
巨人は1点を先制された直後の2回裏、キャベッジ(巨人)が右中間へ10号逆転2ランを放ち、試合の流れを引き戻した。 5回裏には浦田俊輔(巨人)の安打と則本昂大(巨人)の犠打で好機を作り、松本剛(巨人)の適時二塁打で貴重な追加点を奪った。 先発の則本昂大(巨人)は6回途中2失点で粘り、移籍後初勝利。高梨雄平(巨人)、中川皓太(巨人)、大勢(巨人)、マルティネス(巨人)の救援陣も1点差を守り切った。 守備でもダルベック(巨人)の好反応、坂本勇人(巨人)の好守が光り、カード通算成績は巨人の1勝0敗となった。
感想
まずは、則本昂大(巨人)の移籍後初勝利を心から祝いたい。立ち上がりは正直、どうなることかと思った。ストライクが思うように入らず、中川圭太(オリックス)にいきなり安打を許した場面では、また苦しい夜になるのかと胸がざわついた。それでも渡部遼人(オリックス)の打球を併殺に仕留めたあのプレーが大きかった。しかも一塁走者がスタートを切っていたからこそ成立した、紙一重のゲッツーだった。2回には若月健矢(オリックス)に先制打を浴び、球数もかさんで5回2/3。欲を言えば、もう少し長く投げてほしかったが、それでも今日は勝ちをつかむための粘りを見せてくれた。リリーフ陣も素晴らしかった。高梨雄平(巨人)、中川皓太(巨人)、大勢(巨人)、マルティネス(巨人)と、全員から「今日は絶対に則本昂大(巨人)に勝ちをつけるんだ」という気迫が伝わってきた。こういう空気はいい。ベンチもマウンドも、ひとつの勝利へ向かっている感じがした。そして何より、キャベッジ(巨人)の逆転2ランである。高めの球を力でしばき上げたような一撃で、あの高さをスタンドまで運ぶのだから恐れ入る。あの一発がなければ、試合の景色はまったく違っていたはずだ。松本剛(巨人)についても、これまで厳しいことを言ってきたが、結果が出始めるとやはり存在感がある。5回の適時二塁打は見事だったし、その前の浦田俊輔(巨人)の二塁上での動きも実に面白かった。こういう細かいところに、今までとは違う巨人のにおいがある。そして最後に、この試合はやはり守備で勝った試合でもある。ダルベック(巨人)のファーストライナー二連発、坂本勇人(巨人)の超スーパープレー二連発。守備で締まる野球は、見ていて本当に気持ちがいい。打つだけではない、投げるだけでもない、守って勝つ。これぞ野球の醍醐味だ。とにもかくにも、今日は則本昂大(巨人)を祝う夜でいい。そして明日、ミスターの一周忌。ジャイアンツには、ぜひ連勝で思いを届けてほしい。