読売ジャイアンツ 対 オリックス・バファローズ

読売ジャイアンツ 対 オリックス・バファローズ

巨人5-4オリックス
会場:
東京ドーム
観客数:
42,004人
勝利投手:
堀田賢慎(巨人)
敗戦投手:
椋木蓮(オリックス)
セーブ:
マルティネス(巨人)
本塁打:
野口智哉(2号・8回・ソロ)、 ダルベック(9号・7回・ソロ)、 丸佳浩(2号・8回・満塁)

試合情報

項目記録
スコア巨人 5-4 オリックス
試合時間2時間45分
観客数42,004人
勝ち投手堀田賢慎(巨人)
負け投手椋木蓮(オリックス)
セーブマルティネス(巨人)
シリーズ対戦成績巨人 2勝0敗0分

スコアボード

123456789101112
000003010---470
00000014x---560

先発投手

  • 巨人:戸郷翔征
  • オリックス:曽谷龍平

バッテリー

  • 巨人:戸郷翔征、森田駿哉、高梨雄平、堀田賢慎、マルティネス - 大城卓三
  • オリックス:曽谷龍平、椋木蓮、入山海斗 - 若月健矢

スターティングラインアップ

打順オリックス(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1宗佑磨1松本剛
2西川龍馬2浦田俊輔
3中川圭太3大城卓三
4紅林弘太郎4ダルベック
5山中稜真5坂本勇人
6西野真弘6キャベッジ
7若月健矢7吉川尚輝
8渡部遼人8佐々木俊輔
9曽谷龍平9戸郷翔征

試合経過詳細

1回表 オリックス

  • 1 宗佑磨 - 空三振
  • 2 西川龍馬 - 一ゴロ
  • 3 中川圭太 - 遊ゴロ

1回裏 巨人

  • 1 松本剛 - 中飛
  • 2 浦田俊輔 - 四球
  • (走者・浦田俊輔 二塁盗塁成功)
  • 3 大城卓三 - 空三振
  • 4 ダルベック - 空三振

2回表 オリックス

  • 4 紅林弘太郎 - 死球
  • 【投手交代】戸郷翔征 → 森田駿哉
  • 5 山中稜真 - 遊飛
  • 6 西野真弘 - 二ゴロ
  • 7 若月健矢 - 空三振

2回裏 巨人

  • 5 坂本勇人 - 見逃三振
  • 6 キャベッジ - 見逃三振
  • 7 吉川尚輝 - 遊ゴロ

3回表 オリックス

  • 8 渡部遼人 - 二ゴロ
  • 9 曽谷龍平 - 見逃三振
  • 1 宗佑磨 - 四球
  • 2 西川龍馬 - 二ゴロ

3回裏 巨人

  • 8 佐々木俊輔 - 左飛
  • 9 森田駿哉 - 三ゴロ
  • 1 松本剛 - 中前安
  • 2 浦田俊輔 - 見逃三振

4回表 オリックス

  • 3 中川圭太 - 一飛
  • 4 紅林弘太郎 - 三直
  • 5 山中稜真 - 二ゴロ

4回裏 巨人

  • 3 大城卓三 - 見逃三振
  • 4 ダルベック - 遊ゴロ
  • 5 坂本勇人 - 見逃三振

5回表 オリックス

  • 6 西野真弘 - 死球
  • 7 若月健矢 - 二飛
  • 8 渡部遼人 - 見逃三振
  • 9 曽谷龍平 - 見逃三振

5回裏 巨人

  • 6 キャベッジ - 空三振
  • 7 吉川尚輝 - 三直
  • 8 佐々木俊輔 - 三ゴロ

6回表 オリックス

  • 1 宗佑磨 - 左前安
  • 2 西川龍馬 - 中前安
  • 3 中川圭太 - 左前適時安
  • 4 紅林弘太郎 - 中前安
  • 5 山中稜真 - 右犠飛
  • 【投手交代】森田駿哉 → 高梨雄平
  • 6 西野真弘 - 左邪飛
  • 7 若月健矢 - 敬遠四球
  • 8 渡部遼人 - 押し出し四球
  • 9 曽谷龍平 - 投ゴロ

6回裏 巨人

  • 【代打】森田駿哉 → 泉口友汰
  • 9 泉口友汰 - 中飛
  • 1 松本剛 - 右飛
  • 2 浦田俊輔 - 遊ゴロ

7回表 オリックス

  • 【投手交代】高梨雄平 → 堀田賢慎
  • 1 宗佑磨 - 四球
  • 2 西川龍馬 - 投ゴロ併殺打
  • 3 中川圭太 - 見逃三振

7回裏 巨人

  • 3 大城卓三 - 遊飛
  • 4 ダルベック - 右本、1点
  • 5 坂本勇人 - 空三振
  • 6 キャベッジ - 空三振

8回表 オリックス

  • 4 紅林弘太郎 - 右飛
  • 5 山中稜真 - 遊ゴロ
  • 【代打】西野真弘 → 野口智哉
  • 6 野口智哉 - 右中本、1点
  • 7 若月健矢 - 左中二
  • 8 渡部遼人 - 空三振

8回裏 巨人

  • 【投手交代】曽谷龍平 → 椋木蓮
  • 7 吉川尚輝 - 中飛
  • 8 佐々木俊輔 - 右前安
  • 9 泉口友汰 - 右前安
  • 1 松本剛 - 左前安
  • 【代打】浦田俊輔 → 丸佳浩
  • 2 丸佳浩 - 右本、3点
  • 【投手交代】椋木蓮 → 入山海斗
  • 3 大城卓三 - 空三振
  • 4 ダルベック - 見逃三振

9回表 オリックス

  • 【投手交代】堀田賢慎 → マルティネス
  • 【代打】入山海斗 → 太田椋
  • 9 太田椋 - 右中二
  • 【代走】太田椋 → 宜保翔
  • 1 宗佑磨 - 左飛
  • 【代打】西川龍馬 → 来田涼斗
  • 2 来田涼斗 - 空三振
  • 3 中川圭太 - 中飛

9回裏 巨人

  • (試合終了のため打席なし)

本塁打

  • オリックス:野口智哉(2号・8回・ソロ)
  • 巨人:ダルベック(9号・7回・ソロ)、丸佳浩(2号・8回・満塁)

戦評

巨人は2回に戸郷翔征(巨人)が危険球退場となるアクシデントに見舞われ、森田駿哉(巨人)が緊急登板する苦しい展開となった。 6回にオリックスが中川圭太(オリックス)の適時打、山中稜真(オリックス)の犠飛、渡部遼人(オリックス)の押し出し四球で3点を先制し、巨人は7回のダルベック(巨人)のソロでようやく反撃。 8回表に野口智哉(オリックス)のソロで再び3点差とされたが、その裏、佐々木俊輔(巨人)、泉口友汰(巨人)、松本剛(巨人)の3連打で満塁を作り、代打・丸佳浩(巨人)がライトスタンドへ逆転満塁本塁打を放った。 9回はマルティネス(巨人)が先頭打者に二塁打を許しながらも無失点で締め、巨人が5-4で劇的な逆転勝利。カード通算成績は巨人の2勝0敗0分となった。

感想

ミスターの一周忌に、まさかここまでのメークドラマが待っているとは思わなかった。喜びより先に、まず驚きが来る試合だった。序盤、戸郷翔征(巨人)が2回に危険球退場となった瞬間は、正直「今日は終わった」と感じた。いつになったら安定して試合を任せられるのか、ファンとしては腹立たしさを通り越して呆れる場面でもあった。それでも、急きょマウンドに上がった森田駿哉(巨人)は本当によく投げた。制球に苦しみながらもストレートには力があり、緊急登板としては十分すぎる粘りだったと思う。ただ、6回に崩れてしまうあたりが、まだ信頼を勝ち取るには届かないところでもある。高梨雄平(巨人)の押し出し四球も、ランナーを背負うと苦しくなる姿をまた見せられた形で、そこはベンチも含めて考えなければいけない。7回にダルベック(巨人)の一発で「まだいける」と空気が変わりかけた直後、堀田賢慎(巨人)が野口智哉(オリックス)に本塁打を浴びたのは本当に余計だった。それでも8回、佐々木俊輔(巨人)の右前安打で、球場の空気が明らかに変わった。フォークを続けた相手バッテリーの選択もあったとはいえ、難しい球を外野へ運んだ佐々木俊輔(巨人)の一打には価値があった。続く泉口友汰(巨人)も前の打席からバットの出が良く、しっかり応えた。さらに、輝きを取り戻しつつある松本剛(巨人)がつなぎ、東京ドームは異様な雰囲気になった。そして代打・丸佳浩(巨人)。5球目の外角を見逃した時点で、打席の中に余裕と覚悟が見えた。フルカウントからのインローぎりぎりを完璧に捉えた瞬間、思わず腕を突き上げた。あんな難しい球をライトスタンドまで運ぶ代打逆転満塁ホームラン。こんな筋書き、誰が書けるのか。最後はマルティネス(巨人)が先頭打者に初球を運ばれて嫌な空気になったが、そこからしっかり抑えてゲームセット。嬉しい、驚いた、そしてもう1年経ったのかという感慨まで押し寄せる、興奮冷めやらぬ凄まじい一戦だった。