読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-1 ヤクルト |
| 試合時間 | 3時間22分 |
| 観客数 | 15,286人 |
| 勝ち投手 | 船迫大雅(巨人) |
| 負け投手 | 奥川恭伸(ヤクルト) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 7勝6敗 |
先発投手
- 巨人:西舘勇陽
- ヤクルト:奥川恭伸
バッテリー
- 巨人:西舘勇陽、田和廉、赤星優志、船迫大雅、田中瑛斗、マルティネス - 岸田行倫
- ヤクルト:奥川恭伸、廣澤優 - 中村悠平
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 赤羽由紘 | 一 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 増田珠 | 右 | 2 | 松本剛 | 左 |
| 3 | 長岡秀樹 | 遊 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | サンタナ | 左 | 4 | ダルベック | 三 |
| 5 | 岩田幸宏 | 中 | 5 | 大城卓三 | 一 |
| 6 | 松下歩叶 | 三 | 6 | 岸田行倫 | 捕 |
| 7 | 中村悠平 | 捕 | 7 | キャベッジ | 中 |
| 8 | 石井巧 | 二 | 8 | 中山礼都 | 右 |
| 9 | 奥川恭伸 | 投 | 9 | 西舘勇陽 | 投 |
試合経過詳細
1回表 ヤクルト
- 1 赤羽由紘 - 三飛
- 2 増田珠 - 右安
- 3 長岡秀樹 - 右飛
- 4 サンタナ - 四球
- 5 岩田幸宏 - 三ゴロ
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 右安
- 2 松本剛 - 中安
- 3 泉口友汰 - 右越適時二塁打
- 4 ダルベック - 二直
- 5 大城卓三 - 遊ゴロ、三塁走者松本剛が本塁憤死
- 6 岸田行倫 - 空三振
2回表 ヤクルト
- 1 松下歩叶 - 死球(危険球退場)
- 【代走】松下歩叶 → 武岡龍世
- 【投手交代】西舘勇陽 → 田和廉
- 2 中村悠平 - 右飛
- 3 石井巧 - 四球
- 4 奥川恭伸 - 投併殺打
2回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 投安
- 2 中山礼都 - 左飛
- 3 浅野翔吾 - 空三振
- 4 浦田俊輔 - 中飛
3回表 ヤクルト
- 【投手交代】田和廉 → 赤星優志
- 1 赤羽由紘 - 二ゴロ
- 2 増田珠 - 左安
- 3 長岡秀樹 - 右安
- 4 サンタナ - 中越適時二塁打
- 5 岩田幸宏 - 一ゴロ、二塁走者サンタナが本塁憤死
- 6 武岡龍世 - 空三振
3回裏 巨人
- 1 松本剛 - 四球
- 2 泉口友汰 - 左三、一塁走者松本剛が盗塁死
- 3 ダルベック - 空三振
- 4 大城卓三 - 四球
- 5 岸田行倫 - 中飛
4回表 ヤクルト
- 1 中村悠平 - 遊ゴロ
- 2 石井巧 - 空三振
- 3 奥川恭伸 - 空三振
4回裏 巨人
- 1 キャベッジ - 見三振
- 2 中山礼都 - 投安
- 3 赤星優志 - 投犠打
- 4 浦田俊輔 - 空三振
5回表 ヤクルト
- 1 赤羽由紘 - 空三振
- 2 増田珠 - 三ゴロ
- 3 長岡秀樹 - 二ゴロ
5回裏 巨人
- 1 松本剛 - 二飛
- 2 泉口友汰 - 一ゴロ
- 3 ダルベック - 見三振
6回表 ヤクルト
- 1 サンタナ - 四球
- 【代走】サンタナ → モンテル
- 2 岩田幸宏 - 右安
- 3 武岡龍世 - 空三振
- 4 中村悠平 - 遊併殺打
6回裏 巨人
- 1 大城卓三 - 左飛
- 2 岸田行倫 - 中飛
- 3 キャベッジ - 左飛
7回表 ヤクルト
- 【投手交代】赤星優志 → 船迫大雅
- 1 石井巧 - 遊ゴロ
- 2 奥川恭伸 - 空三振
- 3 赤羽由紘 - 右飛
7回裏 巨人
- 1 中山礼都 - 三飛
- 2 甲斐拓也 - 中飛
- 3 浦田俊輔 - 右安
- 4 松本剛 - 浦田俊輔が二盗後、左前適時打(武岡龍世の捕球ミス)
- 5 泉口友汰 - 空三振
8回表 ヤクルト
- 【投手交代】船迫大雅 → 田中瑛斗
- 1 増田珠 - 一ゴロ
- 2 長岡秀樹 - 遊ゴロ
- 3 モンテル - 右二塁打
- 4 岩田幸宏 - 四球
- 5 武岡龍世 - 捕飛
8回裏 巨人
- 【投手交代】奥川恭伸 → 廣澤優
- 1 ダルベック - 二ゴロ
- 2 大城卓三 - 一ゴロ
- 3 岸田行倫 - 中安
- 4 キャベッジ - 遊飛
9回表 ヤクルト
- 【投手交代】田中瑛斗 → マルティネス
- 1 塩見泰隆 - 空三振
- 2 石井巧 - 中飛
- 3 オスナ - 右安
- 【代走】オスナ → 山野辺翔
- 4 赤羽由紘 - 空三振
9回裏 巨人
- 試合終了
本塁打
- なし
戦評
巨人は初回、浦田俊輔(巨人)と松本剛(巨人)の連打から無死一、二塁をつくり、泉口友汰(巨人)の先制適時二塁打で幸先よく1点を奪った。先発の西舘勇陽(巨人)は2回、松下歩叶(ヤクルト)への死球で危険球退場となったが、急きょ登板した田和廉(巨人)、赤星優志(巨人)ら救援陣が粘り強く試合をつないだ。3回に同点とされた後も赤星優志(巨人)が4イニングを1失点にまとめ、7回には浦田俊輔(巨人)の二盗を足掛かりに松本剛(巨人)が勝ち越し打を放った。船迫大雅(巨人)、田中瑛斗(巨人)、マルティネス(巨人)が終盤を無失点で締め、巨人が接戦を制した。カード通算成績は巨人の7勝6敗。
感想
まず何より、危険球を受けて救急搬送された松下歩叶(ヤクルト)が大事に至らないことを心から願いたい。地元・岩手での凱旋登板となった西舘勇陽(巨人)は、球が走り、立ち上がりから十分に期待を抱かせてくれる内容だっただけに、2回の危険球退場はあまりにも痛く、そして見ている側にとっても重かった。あの場面については、もう責めるような言葉を重ねる気にはなれない。ただ、そこからブルペンが総動員で踏ん張り、赤星優志(巨人)が4回1失点と試合の骨格を守り、船迫大雅(巨人)、田中瑛斗(巨人)、マルティネス(巨人)がぎりぎりの局面を切り抜けたことには大きな価値がある。大勢(巨人)を外した中で、田中瑛斗(巨人)が決して楽ではない場面を無失点でしのいだのも収穫だった。打線は相変わらず、走者を置いた場面であと一本が遠い。精神面なのか、技術面なのか、あるいはその両方なのか。ここまで続くなら、得点圏での打撃に特化して向き合う専門的な手当ても必要ではないかと思ってしまう。それでも前日の悔しい途中交代を受けた浦田俊輔(巨人)は、しっかり出塁して盗塁を決め、勝ち越しのホームを踏んだ。そして松本剛(巨人)の勝負強さには、もう脱帽するしかない。これまで何度も疑ってきたけれど、今の巨人に彼がいなかったらどうなっていたのか。僅差をものにした勝利ではあるが、危険球退場から始まった試合は終始重苦しく、正直なところ見ていてしんどかった。次は選手たちがもっと伸び伸びと野球をし、ファンが腹の底からスカッと喜べる勝ち試合を見せてほしい。