読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

巨人5-4DeNA
会場:
横浜スタジアム
観客数:
33,198人
勝利投手:
竹丸和幸(巨人)
敗戦投手:
中川虎大(DeNA)
セーブ:
マルティネス(巨人)
本塁打:
エンカーナシオン(1号・1回・3ラン)

試合情報

項目記録
スコア巨人 5-4 DeNA
試合時間3時間46分
観客数33,198人
勝ち投手竹丸和幸(巨人)
負け投手中川虎大(DeNA)
セーブマルティネス(巨人)
シリーズ対戦成績巨人 9勝3敗

スコアボード

123456789101112
201000200---581
De300001000---471

先発投手

  • 巨人:竹丸和幸
  • DeNA:藤浪晋太郎

バッテリー

  • 巨人:竹丸和幸、中川皓太、田中瑛斗、マルティネス - 大城卓三、小林誠司
  • DeNA:藤浪晋太郎、岩田将貴、浜地真澄、マルセリーノ、中川虎大、若松尚輝、吉野光樹 - 松尾汐恩

スターティングラインアップ

打順巨人(先攻)守備打順DeNA(後攻)守備
1浦田俊輔1勝又温史
2松本剛2牧秀悟
3キャベッジ3筒香嘉智
4ダルベック4エンカーナシオン
5大城卓三5佐野恵太
6リチャード6松尾汐恩
7笹原操希7蝦名達夫
8門脇誠8宮下朝陽
9竹丸和幸9藤浪晋太郎

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 四球
  • 2 松本剛 - 四球(打席中に浦田俊輔が二盗成功)
  • 3 キャベッジ - 四球
  • 4 ダルベック - 左犠飛(打点1)、巨人が先制
  • 5 大城卓三 - 左適時二塁打(打点1)、2-0
  • 6 リチャード - 見三振
  • 7 笹原操希 - 空三振

1回裏 DeNA

  • 1 勝又温史 - 四球
  • 2 牧秀悟 - 四球
  • 3 筒香嘉智 - 見三振
  • 4 エンカーナシオン - 左越3ラン本塁打(打点3)、2-3
  • 5 佐野恵太 - 一直
  • 6 松尾汐恩 - 中飛

2回表 巨人

  • 1 門脇誠 - 二ゴロ
  • 2 竹丸和幸 - 遊ゴロ
  • 3 浦田俊輔 - 四球
  • 4 松本剛 - 空三振

2回裏 DeNA

  • 1 蝦名達夫 - 三ゴロ
  • 2 宮下朝陽 - 中安
  • 3 藤浪晋太郎 - 投犠打
  • 4 勝又温史 - 右飛

3回表 巨人

  • 1 キャベッジ - 中二塁打
  • 2 ダルベック - 右飛
  • 3 大城卓三 - 四球
  • 4 リチャード - 遊ゴロ
  • 5 笹原操希 - 左適時打(打点1)、3-3
  • 6 門脇誠 - 四球
  • 7 竹丸和幸 - 見三振

3回裏 DeNA

  • 1 牧秀悟 - 二飛
  • 2 筒香嘉智 - 二ゴロ
  • 3 エンカーナシオン - 空三振

4回表 巨人

  • 【投手交代】藤浪晋太郎 → 岩田将貴
  • 1 浦田俊輔 - 遊ゴロ
  • 2 松本剛 - 一飛
  • 3 キャベッジ - 遊ゴロ

4回裏 DeNA

  • 1 佐野恵太 - 三ゴロ
  • 2 松尾汐恩 - 遊ゴロ
  • 3 蝦名達夫 - 遊ゴロ

5回表 巨人

  • 【投手交代】岩田将貴 → 浜地真澄
  • 1 ダルベック - 中二塁打
  • 2 大城卓三 - 遊ゴロ
  • 3 リチャード - 空三振
  • 4 笹原操希 - 空三振

5回裏 DeNA

  • 1 宮下朝陽 - 右安
  • 【代打】浜地真澄 → 石上泰輝
  • 2 石上泰輝 - 投犠打
  • 3 勝又温史 - 一直
  • 4 牧秀悟 - 左飛

6回表 巨人

  • 【投手交代】浜地真澄 → マルセリーノ
  • 1 門脇誠 - 左安
  • 2 竹丸和幸 - 投犠打失策
  • 3 浦田俊輔 - 捕ゴロ(送りバント失敗)
  • 4 松本剛 - 中飛
  • 5 キャベッジ - 見三振

6回裏 DeNA

  • 1 筒香嘉智 - 空三振
  • 2 エンカーナシオン - 空三振
  • 3 佐野恵太 - 遊安
  • 4 松尾汐恩 - 四球
  • 5 蝦名達夫 - 左安、松本剛の悪送球で1点(3-4)
  • 6 宮下朝陽 - 四球
  • 【代打】マルセリーノ → 度会隆輝
  • 7 度会隆輝 - 見三振

7回表 巨人

  • 【投手交代】マルセリーノ → 中川虎大
  • 1 ダルベック - 四球
  • 2 大城卓三 - 左二塁打
  • 【代打】リチャード → 泉口友汰
  • 3 泉口友汰 - 中適時打(打点1)、4-4
  • 【代走】大城卓三 → 増田大輝
  • 4 笹原操希 - 空三振
  • 5 門脇誠 - 一犠打(セーフティースクイズ、打点1)、5-4
  • 【代打】竹丸和幸 → 丸佳浩
  • 6 丸佳浩 - 中飛

7回裏 DeNA

  • 【投手交代】丸佳浩 → 中川皓太
  • 【守備変更】小林誠司(捕)、増田大輝(右)、門脇誠(三)、浦田俊輔(二)、泉口友汰(遊)
  • 1 勝又温史 - 遊ゴロ
  • 2 牧秀悟 - 三ゴロ
  • 3 筒香嘉智 - 空三振

8回表 巨人

  • 【投手交代】中川虎大 → 若松尚輝
  • 1 浦田俊輔 - 右安
  • 2 松本剛 - 投犠打
  • 3 キャベッジ - 申告敬遠
  • 4 ダルベック - 三ゴロ併殺打

8回裏 DeNA

  • 【投手交代】中川皓太 → 田中瑛斗
  • 1 エンカーナシオン - 遊ゴロ
  • 2 佐野恵太 - 投ゴロ
  • 3 松尾汐恩 - 四球
  • 4 蝦名達夫 - 三直

9回表 巨人

  • 【投手交代】若松尚輝 → 吉野光樹
  • 1 増田大輝 - 右飛
  • 2 泉口友汰 - 中飛
  • 3 小林誠司 - 四球
  • 4 門脇誠 - 二ゴロ

9回裏 DeNA

  • 【投手交代】田中瑛斗 → マルティネス
  • 1 宮下朝陽 - 空三振
  • 【代打】吉野光樹 → 宮﨑敏郎
  • 2 宮﨑敏郎 - 三ゴロ
  • 3 勝又温史 - 二安
  • 【代走】勝又温史 → 三森大貴
  • 4 牧秀悟 - 左安
  • 【代走】牧秀悟 → 梶原昂希
  • 5 筒香嘉智 - 空三振

本塁打

  • 巨人:なし
  • DeNA:エンカーナシオン(1号・1回・3ラン)

戦評

巨人は初回、藤浪晋太郎(DeNA)から三者連続四球で無死満塁とし、ダルベック(巨人)の犠飛と大城卓三(巨人)の適時二塁打で2点を先制した。直後にエンカーナシオン(DeNA)の3ランで逆転されたが、3回に笹原操希(巨人)の適時打で同点。6回に勝ち越しを許した後も、竹丸和幸(巨人)が満塁の危機を三振で切り抜けた。7回には代打・泉口友汰(巨人)の適時打で追いつき、門脇誠(巨人)のセーフティースクイズで勝ち越し。中川皓太(巨人)、田中瑛斗(巨人)、マルティネス(巨人)の継投でリードを守り切った。この勝利でカード通算成績は巨人の9勝3敗となった。

感想

野球は本当にわからない。素直にそう言うしかない試合だった。初回、相変わらず制球が定まらない藤浪晋太郎(DeNA)から三者連続四球をもらい、無死満塁。ダルベック(巨人)の犠牲フライと大城卓三(巨人)の適時二塁打で2点を奪ったものの、あの状況なら一方的な展開に持ち込んでもおかしくなかった。そこで2点止まりだったことに、どこか嫌なものを感じた直後、竹丸和幸(巨人)がエンカーナシオン(DeNA)に逆転3ランを浴びる。前夜と同じ悪夢が始まったかと思ったが、あの一球は完全な失投であり、ある意味では交通事故のようなものだった。もちろん竹丸和幸(巨人)には大いに反省してもらわなければならないが、その後に崩れなかったことは高く評価したい。特に6回、勝ち越しを許してなお満塁まで追い込まれながら、最後は力強い球で度会隆輝(DeNA)を見逃し三振に仕留めた場面は見事だった。ルーキーらしからぬ踏ん張りであり、あそこで試合を壊さなかったからこそ、逆転への道が残った。一方で、投手陣全体が必要以上に慎重になり、際どい場所ばかりを狙って自らカウントを苦しくしているように見える点は気になる。大城卓三(巨人)と小林誠司(巨人)を含め、バッテリー全体でもう少し大胆に攻めてもよいのではないか。そんな重苦しい空気を変えたのが、泉口友汰(巨人)の代打同点打と、門脇誠(巨人)のセーフティースクイズだった。派手な長打ではなく、なんとしても1点を奪うという執念で勝ち越したところに、苦しいチーム事情と、それでも勝とうとする意地が表れていた。中川皓太(巨人)にも久しぶりに本来の力強い球が戻り、収穫のある登板だったと思う。最後まで前夜の展開が頭をよぎり、心から安心できた瞬間などほとんどなかったが、それでも泥臭く勝ち切った。この1勝は実に大きい。願わくば、これが一夜限りの踏ん張りではなく、チームが再び浮上するきっかけになってくれますように。