読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 4-5 ヤクルト |
| 試合時間 | 3時間22分 |
| 観客数 | 29,198人 |
| 勝ち投手 | 山野太一(ヤクルト) |
| 負け投手 | 中川皓太(巨人) |
| セーブ | キハダ(ヤクルト) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 5勝9敗 |
先発投手
- 巨人:山﨑伊織
- ヤクルト:山野太一
バッテリー
- 巨人:山﨑伊織、泉圭輔、中川皓太、船迫大雅、堀田賢慎 - 岸田行倫
- ヤクルト:山野太一、清水昇、キハダ - 古賀優大
スターティングラインアップ
| 打順 | ヤクルト(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 長岡秀樹 | 遊 | 1 | 松本剛 | 左 |
| 2 | サンタナ | 左 | 2 | 浦田俊輔 | 二 |
| 3 | 内山壮真 | 二 | 3 | キャベッジ | 中 |
| 4 | 増田珠 | 右 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 赤羽由紘 | 三 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | セデーニョ | 一 | 6 | 泉口友汰 | 遊 |
| 7 | 古賀優大 | 捕 | 7 | 笹原操希 | 右 |
| 8 | 山野太一 | 投 | 8 | リチャード | 三 |
| 9 | 岩田幸宏 | 中 | 9 | 山﨑伊織 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 松本剛 - 三ゴロ
- 2 浦田俊輔 - 二ゴロ
- 3 キャベッジ - 四球
- 4 ダルベック - 空三振
1回裏 ヤクルト
- 1 長岡秀樹 - 中飛
- 2 サンタナ - 遊ゴロ
- 3 内山壮真 - 左二塁打
- 4 増田珠 - 四球
- 5 赤羽由紘 - 右飛
2回表 巨人
- 1 岸田行倫 - 右飛
- 2 泉口友汰 - 遊ゴロ
- 3 笹原操希 - 空三振
2回裏 ヤクルト
- 1 セデーニョ - 遊ゴロ
- 2 古賀優大 - 見三振
- 3 山野太一 - 遊ゴロ
3回表 巨人
- 1 リチャード - 空三振
- 2 山﨑伊織 - 遊ゴロ
- 3 松本剛 - 見三振
3回裏 ヤクルト
- 1 岩田幸宏 - 空三振
- 2 長岡秀樹 - 右安
- 3 サンタナ - 中飛
- 4 内山壮真 - 三飛
4回表 巨人
- 1 浦田俊輔 - 四球
- 2 キャベッジ - 二ゴロ併殺打
- 3 ダルベック - 遊邪飛
4回裏 ヤクルト
- 1 増田珠 - 右飛
- 2 赤羽由紘 - 遊飛
- 3 セデーニョ - 遊ゴロ
5回表 巨人
- 1 岸田行倫 - 空三振
- 2 泉口友汰 - 二ゴロ
- 3 笹原操希 - 三塁内野安打
- 4 リチャード - 捕邪飛
5回裏 ヤクルト
- 1 古賀優大 - 二ゴロ
- 2 山野太一 - 空三振
- 3 岩田幸宏 - 見三振
6回表 巨人
- 1 山﨑伊織 - 見三振
- 2 松本剛 - 四球
- 3 浦田俊輔 - 二塁内野安打
- 4 キャベッジ - 空三振
- 5 ダルベック - 三ゴロ
6回裏 ヤクルト
- 1 長岡秀樹 - 右安
- 2 サンタナ - 空三振
- 3 内山壮真 - 二ゴロ
- 4 増田珠 - 四球
- 5 赤羽由紘 - 右前適時打(打点1)、ヤクルトが先制(0-1)
- 6 セデーニョ - 中前2点適時打(打点2)、0-3
- 【代走】セデーニョ → 松下歩叶
- 【投手交代】山﨑伊織 → 泉圭輔
- 7 古賀優大 - 右安
- 8 山野太一 - 空三振
7回表 巨人
- 1 岸田行倫 - 中安
- 2 泉口友汰 - 空三振
- 3 笹原操希 - 右二塁打
- 【代打】リチャード → 坂本勇人
- 4 坂本勇人 - 左越同点3ラン本塁打(打点3)、3-3
- 【代打】山﨑伊織 → 知念大成
- 5 知念大成 - 空三振
- 6 松本剛 - 遊ゴロ
7回裏 ヤクルト
- 【投手交代】泉圭輔 → 中川皓太
- 1 岩田幸宏 - 左中間三塁打
- 2 長岡秀樹 - 一ゴロ
- 3 サンタナ - 左前勝ち越し適時打(打点1)、3-4
- 【代走】サンタナ → モンテル
- 【投手交代】中川皓太 → 船迫大雅
- 4 内山壮真 - 左安
- 5 増田珠 - 二ゴロ(モンテル三塁走塁死)
- 6 赤羽由紘 - 左前適時打(打点1)、3-5
- 7 松下歩叶 - 中飛
8回表 巨人
- 【投手交代】山野太一 → 清水昇
- 1 浦田俊輔 - 左安
- 2 キャベッジ - 左飛
- 3 ダルベック - 右安
- 4 岸田行倫 - 四球
- 5 泉口友汰 - 右犠飛(打点1)、4-5
- 6 笹原操希 - 空三振
8回裏 ヤクルト
- 【投手交代】船迫大雅 → 堀田賢慎
- 【守備変更】門脇誠(二)
- 1 古賀優大 - 一邪飛
- 【代打】山野太一 → 塩見泰隆
- 2 塩見泰隆 - 見三振
- 3 岩田幸宏 - 中安
- 4 長岡秀樹 - 左安
- 5 モンテル - 四球
- 6 内山壮真 - 遊ゴロ
本塁打
- 巨人:坂本勇人(3号・7回・3ラン)
- ヤクルト:なし
戦評
巨人先発の山﨑伊織(巨人)は今季初登板ながら5回まで無失点に抑えたが、6回二死から赤羽由紘(ヤクルト)とセデーニョ(ヤクルト)の適時打で3点を失った。打線は7回、岸田行倫(巨人)と笹原操希(巨人)が好機をつくり、代打・坂本勇人(巨人)の3号3ランで同点に追いついた。しかし直後の7回裏、中川皓太(巨人)と船迫大雅(巨人)が安打を浴びて2点を失い、8回の泉口友汰(巨人)の犠飛による1点反撃も及ばなかった。巨人は連勝が2で止まり、今季のヤクルト戦は5勝9敗。このカードの通算成績は0勝1敗となった。
感想
山﨑伊織(巨人)が、ようやく一軍のマウンドへ帰ってきた。どこかふてぶてしく、生意気にすら映るいつもの表情で、決して万全とは言えない投球ながら一つずつアウトを積み重ねていく姿には、やはり先発投手としての風格があった。6回の3失点は久しぶりの実戦で完全にスタミナが切れたようにも見えたし、守る側の助けが十分にあったとも言い難い。それでも、復帰登板としては今後への希望を残してくれたと思う。それだけに、トレイ・キャベッジ(巨人)の守備はあまりにも残念だった。アウトカウントを勘違いしたような動きに、打球への緩慢な対応。もともと守備に不安を抱える選手をセンターラインで起用する以上、これは本人だけでなく首脳陣にも責任がある。そんな重苦しい空気を一振りで吹き飛ばしたのが、坂本勇人(巨人)の代打同点3ランだった。あの場面で本塁打を打てるのだから、やはり役者が違う。今日という試合は、あの一発で勝たなければならなかったはずだ。ところが、その直後に中川皓太(巨人)と船迫大雅(巨人)が立て続けに打たれ、守備もまた雑なプレーで相手を後押ししてしまった。同点に追いついた直後の大切なイニングを、まるで手のひらからこぼすように失った敗戦はあまりにも虚しい。9連戦の初戦で、しかも勝てるところまで持ち込んだ試合を自分たちの手で手放した。その事実が、スコア以上に重く、悲しくのしかかる夜となった。