読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ

読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ

巨人1-5中日
会場:
東京ドーム
観客数:
42,340人
勝利投手:
涌井秀章(中日)
敗戦投手:
竹丸和幸(巨人)
本塁打:
サノー(12号・4回・2ラン)、 細川成也(13号・6回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-5 中日
試合時間3時間11分
観客数42,340人
勝ち投手涌井秀章(中日)
負け投手竹丸和幸(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人 8勝8敗

スコアボード

123456789101112
000201002---590
000000100---1130

先発投手

  • 巨人:竹丸和幸
  • 中日:涌井秀章

バッテリー

  • 巨人:竹丸和幸、泉圭輔、森田駿哉、バルドナード、堀田賢慎 - 岸田行倫
  • 中日:涌井秀章、橋本侑樹、吉田聖弥、松山晋也 - 木下拓哉

スターティングラインアップ

打順中日(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1岡林勇希1浦田俊輔
2細川成也2松本剛
3村松開人3泉口友汰
4サノー4ダルベック
5石川昂弥5岸田行倫
6田中幹也6吉川尚輝
7ボスラー7キャベッジ
8木下拓哉8知念大成
9涌井秀章9竹丸和幸

試合経過詳細

1回表 中日

  • 1 岡林勇希 - 左邪飛
  • 2 細川成也 - 三飛
  • 3 村松開人 - 空振り三振

1回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 二ゴロ
  • 2 松本剛 - 中前安打
  • 3 泉口友汰 - 右前安打
  • 4 ダルベック - 一邪飛
  • 5 岸田行倫 - 空振り三振

2回表 中日

  • 1 サノー - 見逃し三振
  • 2 石川昂弥 - 空振り三振
  • 3 田中幹也 - 空振り三振

2回裏 巨人

  • 1 吉川尚輝 - 中飛
  • 2 キャベッジ - 二ゴロ
  • 3 知念大成 - 右前安打
  • 4 竹丸和幸 - 左飛

3回表 中日

  • 1 ボスラー - 空振り三振
  • 2 木下拓哉 - 空振り三振
  • 3 涌井秀章 - 見逃し三振

3回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 空振り三振
  • 2 松本剛 - 右前安打
  • 3 泉口友汰 - 二ゴロ
  • 4 ダルベック - 空振り三振

4回表 中日

  • 1 岡林勇希 - 遊ゴロ
  • 2 細川成也 - 左翼線二塁打
  • 3 村松開人 - 空振り三振
  • 4 サノー - 左越2ラン本塁打、中日が2点先制
  • 5 石川昂弥 - 三ゴロ

4回裏 巨人

  • 1 岸田行倫 - 遊ゴロ
  • 2 吉川尚輝 - 遊ゴロ
  • 3 キャベッジ - 右前安打
  • 4 知念大成 - 二ゴロ

5回表 中日

  • 1 田中幹也 - 右前安打
  • 2 ボスラー - 投ゴロ
  • 3 木下拓哉 - 左飛
  • 4 涌井秀章 - 空振り三振

5回裏 巨人

  • 1 竹丸和幸 - 空振り三振
  • 2 浦田俊輔 - 遊直
  • 3 松本剛 - 右前安打
  • 4 泉口友汰 - 二塁内野安打
  • 5 ダルベック - 遊ゴロ

6回表 中日

  • 1 岡林勇希 - 左飛
  • 2 細川成也 - 左越ソロ本塁打、中日が3-0とする
  • 3 村松開人 - 空振り三振
  • 4 サノー - 左翼線二塁打
  • 5 石川昂弥 - 左前安打
  • 6 田中幹也 - 一邪飛

6回裏 巨人

  • 1 岸田行倫 - 二ゴロ
  • 2 吉川尚輝 - 中前安打
  • 3 キャベッジ - 中前安打
  • 4 知念大成 - 三飛
  • 【代打】竹丸和幸 → 大城卓三
  • 5 大城卓三 - 空振り三振

7回表 中日

  • 【投手交代】竹丸和幸 → 泉圭輔
  • 1 ボスラー - 捕邪飛
  • 2 木下拓哉 - 左前安打
  • 3 涌井秀章 - 一犠打
  • 4 岡林勇希 - 遊ゴロ

7回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 空振り三振
  • 2 松本剛 - 投ゴロ
  • 3 泉口友汰 - 右翼線二塁打
  • 4 ダルベック - 中前適時打、巨人が1点を返す
  • 5 岸田行倫 - 右前安打
  • 【投手交代】涌井秀章 → 橋本侑樹
  • 6 吉川尚輝 - 空振り三振

8回表 中日

  • 【投手交代】泉圭輔 → 森田駿哉
  • 1 細川成也 - 三ゴロ
  • 2 村松開人 - 空振り三振
  • 3 サノー - 遊ゴロ

8回裏 巨人

  • 【投手交代】橋本侑樹 → 吉田聖弥
  • 1 キャベッジ - 三ゴロ
  • 2 知念大成 - 三直
  • 【代打】森田駿哉 → 笹原操希
  • 3 笹原操希 - 三ゴロ

9回表 中日

  • 【投手交代】森田駿哉 → バルドナード
  • 1 石川昂弥 - 四球
  • 2 田中幹也 - 投犠打
  • 【代打】ボスラー → 阿部寿樹
  • 3 阿部寿樹 - 空振り三振
  • 4 木下拓哉 - 右翼越適時二塁打、中日が4-1とする
  • 【代打】吉田聖弥 → 福永裕基
  • 5 福永裕基 - 左前適時打、中日が5-1とする
  • 【投手交代】バルドナード → 堀田賢慎
  • 6 岡林勇希 - 二飛

9回裏 巨人

  • 【投手交代】吉田聖弥 → 松山晋也
  • 1 浦田俊輔 - 右前安打
  • 2 松本剛 - 中飛
  • 3 浦田俊輔の二盗成功後、泉口友汰 - 四球
  • 4 ダルベック - 空振り三振
  • 5 岸田行倫 - 遊ゴロ

本塁打

  • 中日:サノー(12号・4回・2ラン)、細川成也(13号・6回・ソロ)
  • 巨人:なし

戦評

竹丸和幸(巨人)は初回の3人目から3回終了まで7者連続三振を奪い、6回10奪三振と力のある投球を見せたが、4回にサノー(中日)の2ラン、6回に細川成也(中日)のソロを浴びて3失点した。巨人打線は毎回の13安打を放ちながら、得点は7回に泉口友汰(巨人)の二塁打とダルベック(巨人)の適時打で挙げた1点のみ。再三走者を出しながら、決定打を欠いた。9回には復帰登板となったバルドナード(巨人)が制球を乱し、木下拓哉(中日)と福永裕基(中日)の適時打で2点を失って突き放された。このカードは1勝1敗となり、今季の中日戦も8勝8敗となった。

感想

竹丸和幸(巨人)が見せた7者連続三振は、素直に拍手を送りたくなる圧巻の投球だった。球の力も切れも申し分なく、相手打線を寄せ付けない時間帯は、若い左腕の可能性をあらためて感じさせてくれた。それだけに、2本の本塁打があまりにも惜しい。もちろん油断したわけではないだろうが、ここだけは避けなければならないという場面で、少し不用意に入った球を仕留められてしまった。竹丸和幸(巨人)に白星がなかなか積み上がらない理由の一つは、こうした試合の流れを左右する場面で、あと一踏ん張りが利かないところにあるのだと思う。経験の浅い投手なのだから、それも成長の過程ではある。ただし、それ以上に嘆きたくなるのは野手陣だ。13安打を放ち、毎回のように塁上を賑わせながら、わずか1得点とはどういうことなのか。打ってやれよ――結局は、その一言に尽きる。好機になると急に打線が縮こまり、あと一本が出ないという病が、あまりにも深くチームに根を張っている。竹丸和幸(巨人)が苦しい場面を乗り越え、次の回へ勢いをつなげるためにも、野手が得点で背中を押してやらなければならない。また、久しぶりに一軍のマウンドへ戻ったバルドナード(巨人)も、力強い直球を投げる左腕という貴重さは変わらないものの、制球面の不安は解消されていなかった。走者を背負った厳しい場面を安心して任せるには、今の状態ではあまりにも怖い。投手が完全でなかったことは確かだが、それでも13本も安打を放って1点しか奪えない試合を、投手だけの責任にはできない。若い先発を育てるのは首脳陣だけではない。打線が点を取り、守備が支え、チーム全体で勝たせてやることも必要なのだ。せっかく見えた竹丸和幸(巨人)の輝きが、また白星につながらなかった。その事実が、なんとも寂しく、やるせない。