読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 11-5 広島 |
| 試合時間 | 3時間19分 |
| 観客数 | 42,006人 |
| 勝ち投手 | 山﨑伊織(巨人) |
| 負け投手 | 岡本駿(広島) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 7勝3敗 |
先発投手
- 巨人:山﨑伊織
- 広島:岡本駿
バッテリー
- 巨人:山﨑伊織、泉圭輔、代木大和、バルドナード、堀田賢慎 - 大城卓三、山瀬慎之助
- 広島:岡本駿、益田武尚、黒原拓未、鈴木健矢 - 石原貴規、持丸泰輝
スターティングラインアップ
| 打順 | 広島(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 秋山翔吾 | 右 | 1 | 浦田俊輔 | 三 |
| 2 | 菊池涼介 | 二 | 2 | 吉川尚輝 | 二 |
| 3 | ファビアン | 左 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 坂倉将吾 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | モンテロ | 一 | 5 | 大城卓三 | 捕 |
| 6 | 小園海斗 | 遊 | 6 | 笹原操希 | 右 |
| 7 | 大盛穂 | 中 | 7 | 丸佳浩 | 左 |
| 8 | 石原貴規 | 捕 | 8 | 佐々木俊輔 | 中 |
| 9 | 岡本駿 | 投 | 9 | 山﨑伊織 | 投 |
試合経過詳細
1回表 広島
- 1 秋山翔吾 - 一ゴロ
- 2 菊池涼介 - 左安
- 3 ファビアン - 死球
- 4 坂倉将吾 - 三直併殺
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 中安
- 2 吉川尚輝 - 二ゴロ失
- 3 泉口友汰 - 中前適時打
- 4 ダルベック - 右安
- 5 大城卓三 - 右前適時打
- 6 笹原操希 - 遊併打、三塁走者生還
- 7 丸佳浩 - 二ゴロ
2回表 広島
- 1 モンテロ - 空三振
- 2 小園海斗 - 中安
- 3 大盛穂 - 三邪飛
- 4 石原貴規 - 空三振
2回裏 巨人
- 1 佐々木俊輔 - 中安
- 2 山﨑伊織 - 三犠打
- 3 浦田俊輔 - 中前適時打
- 4 吉川尚輝 - 右中間適時二塁打
- 5 泉口友汰 - 左犠飛
- 6 ダルベック - 投安
- 7 大城卓三 - 右飛
3回表 広島
- 1 岡本駿 - 二ゴロ
- 2 秋山翔吾 - 一ゴロ
- 3 菊池涼介 - 遊飛
3回裏 巨人
- 1 笹原操希 - 右中間二塁打、三盗失敗
- 2 丸佳浩 - 一ゴロ
- 3 佐々木俊輔 - 中飛
4回表 広島
- 1 ファビアン - 三ゴロ
- 2 坂倉将吾 - 左安
- 3 モンテロ - 左飛
- 4 小園海斗 - 一ゴロ
4回裏 巨人
- 1 山﨑伊織 - 中越え二塁打
- 2 浦田俊輔 - 右飛
- 3 吉川尚輝 - 遊安
- 【代走】吉川尚輝 → 門脇誠
- 4 泉口友汰 - 四球、門脇誠が二盗
- 5 ダルベック - 左中間3点適時二塁打
- 6 大城卓三 - 空三振
- 7 笹原操希 - 見三振
5回表 広島
- 1 大盛穂 - 一飛
- 【代打】石原貴規 → 持丸泰輝
- 2 持丸泰輝 - 二ゴロ
- 【代打】岡本駿 → 佐藤啓介
- 3 佐藤啓介 - 中安
- 4 秋山翔吾 - 二ゴロ
5回裏 巨人
- 【投手交代】岡本駿 → 益田武尚
- 1 丸佳浩 - 空三振
- 2 佐々木俊輔 - 右越え二塁打
- 3 山﨑伊織 - 四球
- 4 浦田俊輔 - 左中間適時二塁打
- 5 門脇誠 - 二ゴロ、三塁走者生還
- 6 泉口友汰 - 遊ゴロ
6回表 広島
- 1 菊池涼介 - 左中間ソロ本塁打
- 2 ファビアン - 左中間二塁打
- 【代走】ファビアン → 勝田成
- 3 坂倉将吾 - 左邪飛
- 4 モンテロ - 空三振
- 5 小園海斗 - 四球
- 【投手交代】山﨑伊織 → 泉圭輔
- 6 大盛穂 - 中前適時打
- 7 持丸泰輝 - 投ゴロ
6回裏 巨人
- 1 ダルベック - 右飛
- 2 大城卓三 - 中安
- 【代走】大城卓三 → 増田大輝
- 3 笹原操希 - 二併打
7回表 広島
- 【投手交代】泉圭輔 → 代木大和
- 【代打】益田武尚 → 二俣翔一
- 1 二俣翔一 - 三ゴロ
- 2 秋山翔吾 - 一ゴロ
- 【代打】菊池涼介 → 佐々木泰
- 3 佐々木泰 - 空三振
7回裏 巨人
- 【投手交代】益田武尚 → 黒原拓未
- 1 丸佳浩 - 中飛
- 2 佐々木俊輔 - 一ゴロ
- 【代打】山﨑伊織 → 山瀬慎之助
- 3 山瀬慎之助 - 左安
- 4 浦田俊輔 - 四球
- 5 門脇誠 - 二ゴロ
8回表 広島
- 1 勝田成 - 投ゴロ
- 2 坂倉将吾 - 右翼越え二塁打
- 3 モンテロ - 二直
- 4 小園海斗 - 中越え適時二塁打
- 5 大盛穂 - 投ゴロ
8回裏 巨人
- 【投手交代】黒原拓未 → 鈴木健矢
- 1 泉口友汰 - 中飛
- 【代打】ダルベック → キャベッジ
- 2 キャベッジ - 見三振
- 3 増田大輝 - 見三振
9回表 広島
- 【投手交代】代木大和 → バルドナード
- 1 持丸泰輝 - 中安
- 2 二俣翔一 - 中安、中失で二・三塁
- 【代打】秋山翔吾 → 前川誠太
- 3 前川誠太 - 一ゴロ、三塁走者生還
- 4 佐々木泰 - 四球
- 5 勝田成 - 中犠飛
- 6 坂倉将吾 - 四球
- 【投手交代】バルドナード → 堀田賢慎
- 7 モンテロ - 左飛
9回裏 巨人
- 試合終了(攻撃なし)
本塁打
- 広島:菊池涼介(4号・6回・ソロ)
- 巨人:なし
戦評
巨人は初回、泉口友汰(巨人)と大城卓三(巨人)の適時打などで3点を先制すると、2回にも浦田俊輔(巨人)、吉川尚輝(巨人)、泉口友汰(巨人)の攻撃で3点を追加した。4回はダルベック(巨人)の走者一掃となる3点適時二塁打、5回にも浦田俊輔(巨人)と門脇誠(巨人)の打点で加点し、今季最多タイの16安打で初の二桁得点となる11点を奪った。先発の山﨑伊織(巨人)は6回途中6安打2失点で今季初勝利。終盤は代木大和(巨人)、バルドナード(巨人)らが失点したものの、大量リードを守って3連勝を飾った。巨人はこのカードの連勝を2に伸ばし、今季の対広島成績を7勝3敗とした。
感想
いやぁ、打線というものは本当につながることがあるんだなぁ、としみじみ眺めた一夜だった。読売ジャイアンツは今季最多タイの16安打を放ち、ようやく今季初の二桁得点。これまで何度も「あと一本」に泣かされてきただけに、初回から切れ目なく安打が続き、序盤だけで試合を決めてしまう光景は実に愉快だった。なかでも休養明けの浦田俊輔(巨人)は3安打2打点の大活躍。まだ一年を通して休まず働けるだけの体力は身についていないのかもしれないが、無理を重ねて調子を崩すより、適度に休養を挟みながら経験を積み、シーズンを戦い抜ける身体をつくっていけばいい。焦る必要はないし、元気な浦田俊輔(巨人)が一番打者として動き回れば、これだけ攻撃の景色が変わるのだと改めて感じさせられた。一方で、吉川尚輝(巨人)が途中交代となったことは大変気になる。どれほど高い能力を持っていても、肝心な時期に故障で戦列を離れてしまえば、チームとして計算することが難しくなる。守備でも打撃でも代えの利かない選手だからこそ、身体の管理やトレーニングを含め、故障を繰り返す根本的な原因をもう一度見直してほしい。これほどの才能が怪我に悩まされ続けるのは、あまりにももったいない。投手陣では、今季初の一軍登板となった代木大和(巨人)は2回1失点。楽に抑えたという内容ではなく、球数も多くて苦労しているように映ったが、久しぶりの一軍マウンドでいきなり完成された結果を求めるのも酷だろう。まずはここから、次の登板で何を見せるかだ。ただし、バルドナード(巨人)はそう悠長なことを言っていられない。前回に続いて制球が定まらず、41球を費やして一イニングさえ投げ切れなかった。点差があるから許されたものの、完全な勝ち試合の最終回に相手を勢いづかせ、翌日に嫌な空気を残しかねない投球だった。なぜこの状態で一軍に昇格させたのか、首脳陣の判断にも疑問が残る。先発の山﨑伊織(巨人)も、球を思いどおりに操れているようには見えず、絶好調とは言い難かった。それでも走者を背負ってから粘り、6回途中2失点にまとめたのはさすがである。最後の自責点は交代した泉圭輔(巨人)が適時打を許した形でもあり、復帰登板としては十分に合格点を与えていい。いつものふてぶてしさも戻ってきた。ここから昨年のようにローテーションの中心で白星を重ねてくれるなら、打線がにぎやかにつながった今日の勝利は、後半戦へ向けた実に楽しい再出発になるはずだ。