読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ

巨人1-6広島
会場:
東京ドーム
観客数:
42,134人
勝利投手:
斉藤優汰(広島)
敗戦投手:
西舘勇陽(巨人)
本塁打:
モンテロ(8号・2回・ソロ)、 持丸泰輝(5号・2回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-6 広島
試合時間3時間21分
観客数42,134人
勝ち投手斉藤優汰(広島)
負け投手西舘勇陽(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人 7勝4敗

スコアボード

123456789101112
020001030---6110
100000000---130

先発投手

  • 巨人:西舘勇陽
  • 広島:斉藤優汰

バッテリー

  • 巨人:西舘勇陽、森田駿哉、赤星優志、ルシアーノ、平内龍太 - 大城卓三、山瀬慎之助
  • 広島:斉藤優汰、髙太一、遠藤淳志、ハーン、森浦大輔 - 持丸泰輝

スターティングラインアップ

打順広島(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1秋山翔吾1浦田俊輔
2大盛穂2佐々木俊輔
3ファビアン3泉口友汰
4坂倉将吾4ダルベック
5小園海斗5大城卓三
6モンテロ6笹原操希
7持丸泰輝7キャベッジ
8勝田成8石塚裕惺
9斉藤優汰9西舘勇陽

試合経過詳細

1回表 広島

  • 1 秋山翔吾 - 空三振
  • 2 大盛穂 - 四球
  • 3 ファビアン - 中飛
  • 4 坂倉将吾 - 打席途中、大盛穂が二盗失敗

1回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 右中間二塁打
  • 2 佐々木俊輔 - 遊ゴロ、走者三塁進塁
  • 3 泉口友汰 - 左犠飛
  • 4 ダルベック - 右飛

2回表 広島

  • 1 坂倉将吾 - 空三振
  • 2 小園海斗 - 遊飛
  • 3 モンテロ - 左越えソロ本塁打
  • 4 持丸泰輝 - 右越えソロ本塁打
  • 5 勝田成 - 投ゴロ

2回裏 巨人

  • 1 大城卓三 - 空三振
  • 2 笹原操希 - 空三振
  • 3 キャベッジ - 遊飛

3回表 広島

  • 1 斉藤優汰 - 三邪飛
  • 2 秋山翔吾 - 中安
  • 3 大盛穂 - 遊飛
  • 4 ファビアン - 右飛

3回裏 巨人

  • 1 石塚裕惺 - 遊ゴロ
  • 2 西舘勇陽 - 中安
  • 3 浦田俊輔 - 一ゴロ、走者二塁進塁
  • 4 佐々木俊輔 - 四球
  • 5 泉口友汰 - 見三振

4回表 広島

  • 1 坂倉将吾 - 見三振
  • 2 小園海斗 - 四球
  • 3 モンテロ - 四球
  • 4 持丸泰輝 - 左飛
  • 5 勝田成 - 死球
  • 6 斉藤優汰 - 投ゴロ

4回裏 巨人

  • 1 ダルベック - 左安
  • 2 大城卓三 - 四球
  • 3 笹原操希 - 三ゴロ、走者一・三塁
  • 4 キャベッジ - 見三振
  • 5 石塚裕惺 - 二ゴロ

5回表 広島

  • 1 秋山翔吾 - 中安
  • 2 大盛穂 - 捕邪飛
  • 3 ファビアン - 空三振
  • 4 坂倉将吾 - 打席途中、秋山翔吾が二盗失敗

5回裏 巨人

  • 【代打】西舘勇陽 → 知念大成
  • 1 知念大成 - 左飛
  • 2 浦田俊輔 - 四球
  • 3 佐々木俊輔 - 打席途中、浦田俊輔が二盗成功
  • 4 佐々木俊輔 - 四球
  • 5 泉口友汰 - 左飛
  • 6 ダルベック - 空三振

6回表 広島

  • 【投手交代】西舘勇陽 → 森田駿哉
  • 1 坂倉将吾 - 左飛
  • 2 小園海斗 - 三ゴロ
  • 3 モンテロ - 左安
  • 4 持丸泰輝 - 四球
  • 5 勝田成 - 中前適時打
  • 【代打】斉藤優汰 → 佐々木泰
  • 6 佐々木泰 - 二ゴロ

6回裏 巨人

  • 【投手交代】斉藤優汰 → 髙太一
  • 1 大城卓三 - 空三振
  • 2 笹原操希 - 四球
  • 3 キャベッジ - 遊ゴロ
  • 4 石塚裕惺 - 空三振

7回表 広島

  • 【投手交代】森田駿哉 → 赤星優志
  • 1 秋山翔吾 - 右安
  • 【代走】秋山翔吾 → 名原典彦
  • 2 大盛穂 - 投犠打
  • 3 ファビアン - 二ゴロ
  • 4 坂倉将吾 - 左飛

7回裏 巨人

  • 【投手交代】髙太一 → 遠藤淳志
  • 【代打】赤星優志 → 丸佳浩
  • 1 丸佳浩 - 空三振
  • 2 浦田俊輔 - 遊飛
  • 3 佐々木俊輔 - 三ゴロ

8回表 広島

  • 【投手交代】赤星優志 → ルシアーノ
  • 1 小園海斗 - 中越え三塁打
  • 2 モンテロ - 中前適時打
  • 【代走】モンテロ → 辰見鴻之介
  • 3 持丸泰輝 - 四球
  • 4 勝田成 - 送りバント失敗(投ゴロ)
  • 【代打】遠藤淳志 → 佐藤啓介
  • 5 佐藤啓介 - 打席途中、暴投で走者二・三塁進塁
  • 5 佐藤啓介 - 空三振
  • 6 名原典彦 - 中前適時打
  • 7 大盛穂 - 打席途中、名原典彦が二盗成功
  • 8 大盛穂 - 打席途中、暴投で三塁走者生還
  • 9 大盛穂 - 空三振

8回裏 巨人

  • 【投手交代】遠藤淳志 → ハーン
  • 1 泉口友汰 - 遊ゴロ
  • 2 ダルベック - 空三振
  • 【代打】大城卓三 → 山瀬慎之助
  • 3 山瀬慎之助 - 空三振

9回表 広島

  • 【投手交代】ルシアーノ → 平内龍太
  • 1 ファビアン - 四球
  • 2 坂倉将吾 - 中安
  • 3 小園海斗 - 二ゴロ、三塁走者走塁死
  • 4 菊池涼介 - 遊併打

9回裏 巨人

  • 【投手交代】ハーン → 森浦大輔
  • 1 笹原操希 - 遊ゴロ
  • 2 キャベッジ - 二ゴロ
  • 3 石塚裕惺 - 二ゴロ

本塁打

  • 広島:モンテロ(8号・2回・ソロ)、持丸泰輝(5号・2回・ソロ)
  • 巨人:なし

戦評

巨人は初回、浦田俊輔(巨人)の二塁打を足掛かりに泉口友汰(巨人)の犠飛で先制した。しかし西舘勇陽(巨人)が2回二死からモンテロ(広島)、持丸泰輝(広島)に連続本塁打を浴び、あっさりと逆転を許した。6回は森田駿哉(巨人)が勝田成(広島)に適時打を許し、8回にはルシアーノ(巨人)が3点を失って試合を決定づけられた。打線もわずか3安打で、初回以降は無得点に終わった。この3連戦は巨人の2勝1敗となり、今季の対広島成績は7勝4敗となった。

感想

初回、浦田俊輔(巨人)の二塁打から泉口友汰(巨人)の犠牲フライへつなげた攻撃は、実に気持ちの良い先制劇だった。だからこそ、その直後に西舘勇陽(巨人)が投じた不用意な二球には、どうしても苛立ちを抑えられない。二死走者なしまで簡単にこぎ着けながら、モンテロ(広島)、持丸泰輝(広島)に連続本塁打を浴びて、わずかな時間で流れもリードも手放した。与四死球も多く、球数は5回で100球。前日の山﨑伊織(巨人)は決して万全ではなくても打線の援護を受けながら試合を成立させたが、この日の西舘勇陽(巨人)は先制直後に逆転を許し、自ら試合の主導権を壊してしまった。良い球を持っているだけでは信頼は得られない。大事な場面で不用意な一球を繰り返す限り、安心してローテーションを任せられる投手にはなれないだろう。評価を上げつつあった森田駿哉(巨人)も、二死から安打と四球で走者をため、勝田成(広島)に適時打を浴びた。シーズン当初から一軍で年間を通して戦える段階にはまだ達していないと感じていたが、その不安がそのまま表に出た投球だった。そして、何よりひどかったのがルシアーノ(巨人)である。三塁打、適時打、四球、適時打、盗塁、暴投。制球が悪かったという一言で片づけられる内容ではなく、試合を完全に終わらせる3失点だった。この試合に限れば、敗戦の責任を最も重く負う登板と言わざるを得ない。これほど投球の再現性を欠いた状態が短期間で改善するとは思えず、それでも一軍で使い続けるのかは大いに疑問だ。打線も相変わらず好機になると沈黙する。特にキャベッジ(巨人)は、無死一、二塁の絶好機で見逃し三振。守備で圧倒的な価値を生み出すわけでもなく、緩慢に見えるプレーもあり、そのうえ得点圏で結果を残せないとなれば、起用を再検討されても仕方がない。期待して見ていた石塚裕惺(巨人)も4打数無安打で、打席から何かを起こしそうな雰囲気すら感じられなかった。若手には機会を与えるべきだが、プロの世界では数少ない機会をつかんだ者だけが次の打席を得られる。期待していただけに、途中から怒りさえ薄れ、ただ淡々と凡退を眺めるしかなくなったのが何とも寂しい。一軍で戦うには厳しい状態の選手が、投打の両方にあまりにも多い。負けるにしても意地や成長の兆しが見えるならまだしも、それすら乏しい試合を見せられては、面白くないという感想しか残らない。