読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 5-1 阪神 |
| 試合時間 | 2時間57分 |
| 観客数 | 42,648人 |
| 勝ち投手 | 竹丸和幸(巨人) |
| 負け投手 | 伊原陵人(阪神) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 7勝9敗 |
先発投手
- 巨人:竹丸和幸
- 阪神:伊原陵人
バッテリー
- 巨人:竹丸和幸、船迫大雅、赤星優志、森田駿哉 - 大城卓三、小林誠司
- 阪神:伊原陵人、モレッタ、及川雅貴、セベリーノ、門別啓人 - 伏見寅威、坂本誠志郎
スターティングラインアップ
| 打順 | 阪神(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司 | 中 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 中野拓夢 | 二 | 2 | 松本剛 | 中 |
| 3 | 森下翔太 | 右 | 3 | 笹原操希 | 右 |
| 4 | 佐藤輝明 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 大山悠輔 | 一 | 5 | 大城卓三 | 捕 |
| 6 | 元山飛優 | 遊 | 6 | 小濱佑斗 | 遊 |
| 7 | 立石正広 | 左 | 7 | 佐々木俊輔 | 左 |
| 8 | 伏見寅威 | 捕 | 8 | 石塚裕惺 | 三 |
| 9 | 伊原陵人 | 投 | 9 | 竹丸和幸 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 浦田俊輔 - 左安
- 2 松本剛 - 左飛
- 3 笹原操希 - 空三振
- 4 ダルベック - 空三振
1回裏 阪神
- 1 近本光司 - 左安
- 2 中野拓夢 - 捕犠打
- 3 森下翔太 - 遊ゴロ
- 4 佐藤輝明 - 中飛
2回表 巨人
- 1 大城卓三 - 空三振
- 2 小濱佑斗 - 右飛
- 3 佐々木俊輔 - 中安
- 4 石塚裕惺 - 右飛
2回裏 阪神
- 1 大山悠輔 - 中飛
- 2 元山飛優 - 四球
- 3 立石正広 - 右安
- 4 伏見寅威 - 左安
- 5 伊原陵人 - 見三振
- 6 近本光司 - 中飛
3回表 巨人
- 1 竹丸和幸 - 四球
- 2 浦田俊輔 - 投ゴロ併殺打
- 3 松本剛 - 左安
- 4 笹原操希 - 空三振
3回裏 阪神
- 1 中野拓夢 - 二直
- 2 森下翔太 - 中安
- 3 佐藤輝明 - 死球
- 4 大山悠輔 - 四球
- 5 元山飛優 - 左犠飛
- 6 立石正広 - 右飛
4回表 巨人
- 1 ダルベック - 中越えソロ本塁打
- 2 大城卓三 - 死球
- 3 小濱佑斗 - 遊ゴロ失
- 4 佐々木俊輔 - 右翼越え適時二塁打
- 5 石塚裕惺 - 右翼線2点適時二塁打
- 6 竹丸和幸 - スリーバント失敗
- 7 浦田俊輔 - 空三振
- 8 松本剛 - 中飛
4回裏 阪神
- 1 伏見寅威 - 二ゴロ
- 【代打】伊原陵人 → 福島圭音
- 2 福島圭音 - 見三振
- 3 近本光司 - 見三振
5回表 巨人
- 【投手交代】伊原陵人 → モレッタ
- 1 笹原操希 - 左安
- 2 ダルベック - 三邪飛
- 3 大城卓三 - 空三振(笹原操希が二盗)
- 4 小濱佑斗 - 空三振
5回裏 阪神
- 1 中野拓夢 - 二ゴロ
- 2 森下翔太 - 左飛
- 3 佐藤輝明 - 空三振
6回表 巨人
- 【投手交代】モレッタ → 及川雅貴
- 1 佐々木俊輔 - 中越えソロ本塁打
- 2 石塚裕惺 - 遊ゴロ
- 3 竹丸和幸 - 見三振
- 4 浦田俊輔 - 二ゴロ
6回裏 阪神
- 1 大山悠輔 - 右飛
- 2 元山飛優 - 中飛
- 3 立石正広 - 見三振
7回表 巨人
- 1 松本剛 - 右中間二塁打
- 2 笹原操希 - 一ゴロ
- 3 ダルベック - 遊ゴロ
- 4 大城卓三 - 死球
- 5 小濱佑斗 - 二ゴロ
7回裏 阪神
- 【投手交代】竹丸和幸 → 船迫大雅
- 【代打】伏見寅威 → 髙寺望夢
- 1 髙寺望夢 - 中安
- 【代打】及川雅貴 → 糸原健斗
- 2 糸原健斗 - 二ゴロ
- 3 近本光司 - 空三振
- 4 中野拓夢 - 中飛
8回表 巨人
- 【投手交代】及川雅貴 → セベリーノ
- 1 佐々木俊輔 - 空三振
- 2 石塚裕惺 - 中安
- 【代打】船迫大雅 → キャベッジ
- 3 キャベッジ - 二ゴロ
- 4 浦田俊輔 - 空三振
8回裏 阪神
- 【投手交代】船迫大雅 → 赤星優志
- 1 森下翔太 - 遊ゴロ
- 2 佐藤輝明 - 空三振
- 3 大山悠輔 - 左安
- 4 元山飛優 - 空三振
9回表 巨人
- 【投手交代】セベリーノ → 門別啓人
- 1 松本剛 - 右飛
- 2 笹原操希 - 二ゴロ
- 3 ダルベック - 中飛
9回裏 阪神
- 【投手交代】赤星優志 → 森田駿哉
- 1 立石正広 - 左安
- 【代打】髙寺望夢 → ガルシア
- 2 ガルシア - 二飛
- 3 坂本誠志郎 - 遊ゴロ併殺打
本塁打
- 巨人:ダルベック(17号・4回・ソロ)
- 巨人:佐々木俊輔(7号・6回・ソロ)
- 阪神:なし
戦評
巨人は3回に元山飛優(阪神)の犠牲フライで先制を許したものの、直後の4回にダルベック(巨人)の17号ソロで同点に追いついた。さらに佐々木俊輔(巨人)と石塚裕惺(巨人)の連続適時二塁打で一挙4得点を挙げ、試合をひっくり返した。6回には佐々木俊輔(巨人)が7号ソロを放ち、先発・竹丸和幸(巨人)は制球に苦しみながらも6回4安打1失点で7勝目を挙げた。救援陣も無失点でリードを守り、巨人はカード2連勝。今季の対阪神成績を7勝9敗とした。
感想
いやぁ、またしてもダルベック(巨人)である。前夜の土壇場で試合をひっくり返した一発に続き、この日も先制された直後の4回、反撃の号砲となる同点本塁打をたたき込んだ。これで2試合連続の本塁打。阪神タイガースとの試合では、打席に立っただけで何かを起こしてくれそうな雰囲気すら漂い始めている。何より大きかったのは、その一発だけで攻撃が終わらなかったことだ。大城卓三(巨人)の死球と小濱佑斗(巨人)の出塁から、佐々木俊輔(巨人)が勝ち越しの適時二塁打。さらに石塚裕惺(巨人)も続き、一気に試合の主導権を奪った。若い選手が並んで結果を残す試合というのは、やはり見ていて格別に面白い。石塚裕惺(巨人)は逆方向へ強い打球を運び、8回にもセンター前へきれいにはじき返した。もともと持っているミートのうまさが、ようやく一軍の舞台でも戻ってきたのだろうか。この感覚を忘れずに打席を重ねてほしい。そして、この日の主役を一人選ぶなら、文句なしに佐々木俊輔(巨人)だろう。二塁打、本塁打を含む3安打2打点。あと三塁打が出ればサイクル安打という大暴れで、6回の一発は甲子園の深いところまで実によく飛んだ。確実性だけでなくパンチ力まで身についてきたのであれば、外野のレギュラー争いに本格的に名乗りを上げられる。大事なのは、これを一日だけの爆発で終わらせず、継続することだ。一方、竹丸和幸(巨人)は決して絶好調には見えなかった。ボールがばらつき、走者をためる場面も多かったが、そこで崩れ切らず、犠牲フライによる1点だけに抑えたところにルーキーらしからぬ老獪さがある。6回4安打1失点なら十分どころか、立派な仕事だろう。ただ、大城卓三(巨人)が一試合で二つの死球を受けたことは心配だ。捕手として身体を酷使する選手だけに、大きな影響が残らないことを願いたい。それにしても、甲子園で先制を許しながら、すぐ次のイニングに逆転し、そのまま危なげなく逃げ切るとはねぇ。こんな堂々とした勝ち方を見せてもらえるとは正直思っていなかった。若手と新戦力がかみ合って首位攻防のカードを連勝。実に気持ちのいい夜だった。