読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

巨人7-8DeNA
会場:
東京ドーム
観客数:
42,382人
勝利投手:
篠木健太郎(DeNA)
敗戦投手:
竹丸和幸(巨人)
セーブ:
レイノルズ(DeNA)
本塁打:
宮下朝陽(4号・2回・満塁)、 牧秀悟(17号・3回・ソロ)

試合情報

項目記録
スコア巨人 7-8 DeNA
試合時間3時間23分
観客数42,382人
勝ち投手篠木健太郎(DeNA)
負け投手竹丸和幸(巨人)
セーブレイノルズ(DeNA)
シリーズ対戦成績巨人 11勝4敗

スコアボード

123456789101112
De044000000---8101
000007000---7102

先発投手

  • 巨人:竹丸和幸
  • DeNA:篠木健太郎

バッテリー

  • 巨人:竹丸和幸、代木大和、堀田賢慎、中川皓太、赤星優志 - 大城卓三、山瀬慎之助、小林誠司
  • DeNA:篠木健太郎、松本凌人、浜地真澄、マルセリーノ、レイノルズ - 松尾汐恩

スターティングラインアップ

打順DeNA(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1勝又温史1浦田俊輔
2牧秀悟2松本剛
3筒香嘉智3泉口友汰
4エンカーナシオン4ダルベック
5佐野恵太5大城卓三
6度会隆輝6キャベッジ
7松尾汐恩7石塚裕惺
8宮下朝陽8佐々木俊輔
9篠木健太郎9竹丸和幸

試合経過詳細

1回表 DeNA

  • 1 勝又温史 - 空三振
  • 2 牧秀悟 - 左安
  • 3 筒香嘉智 - 空三振(一塁走者・牧秀悟が二盗失敗で併殺)

1回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 中飛
  • 2 松本剛 - 右飛
  • 3 泉口友汰 - 二ゴロ

2回表 DeNA

  • 1 エンカーナシオン - 右安
  • 2 佐野恵太 - 二飛
  • 3 度会隆輝 - 左安
  • 4 松尾汐恩 - 四球
  • 5 宮下朝陽 - 左越え満塁本塁打
  • 6 篠木健太郎 - 空三振
  • 7 勝又温史 - 一ゴロ

2回裏 巨人

  • 1 ダルベック - 三ゴロ
  • 2 大城卓三 - 一ゴロ
  • 3 キャベッジ - 二ゴロ

3回表 DeNA

  • 1 牧秀悟 - 左越えソロ本塁打
  • 2 筒香嘉智 - 左安
  • 3 エンカーナシオン - 見三振
  • 4 佐野恵太 - 右翼線二塁打
  • 5 度会隆輝 - 中前2点適時打、キャベッジの悪送球で二塁進塁
  • 6 松尾汐恩 - 三ゴロ
  • 7 宮下朝陽 - 三塁内野安打、石塚裕惺の悪送球で二塁走者生還
  • 8 篠木健太郎 - 見三振

3回裏 巨人

  • 1 石塚裕惺 - 死球
  • 2 佐々木俊輔 - 二ゴロ併殺
  • 【代打】竹丸和幸 → 知念大成
  • 3 知念大成 - 遊ゴロ

4回表 DeNA

  • 【投手交代】竹丸和幸 → 代木大和
  • 1 勝又温史 - 遊ゴロ
  • 2 牧秀悟 - 右飛
  • 3 筒香嘉智 - 空三振

4回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 遊ゴロ
  • 2 松本剛 - 右安
  • 3 泉口友汰 - 二ゴロ併殺

5回表 DeNA

  • 1 エンカーナシオン - 三ゴロ
  • 2 佐野恵太 - 遊ゴロ
  • 3 度会隆輝 - 四球
  • 4 松尾汐恩 - 遊ゴロ

5回裏 巨人

  • 1 ダルベック - 四球
  • 2 大城卓三 - 空三振
  • 3 キャベッジ - 一ゴロ併殺

6回表 DeNA

  • 1 宮下朝陽 - 遊ゴロ
  • 2 篠木健太郎 - 見三振
  • 3 勝又温史 - 遊ゴロ

6回裏 巨人

  • 1 石塚裕惺 - 右安
  • 2 佐々木俊輔 - 左安
  • 【代打】代木大和 → 丸佳浩
  • 3 丸佳浩 - 遊撃内野安打
  • 4 浦田俊輔 - 右前適時打
  • 5 松本剛 - 中前適時打
  • 6 泉口友汰 - 左前2点適時打
  • 【投手交代】篠木健太郎 → 松本凌人
  • 7 ダルベック - 空三振
  • 【代打】大城卓三 → 山瀬慎之助
  • 8 山瀬慎之助 - 空三振
  • 9 キャベッジ - 四球
  • 10 石塚裕惺 - 遊撃適時内野安打
  • 11 佐々木俊輔 - 左前2点適時打
  • 12 丸佳浩 - 中飛

7回表 DeNA

  • 【投手交代】代木大和 → 堀田賢慎
  • 1 牧秀悟 - 二飛
  • 2 筒香嘉智 - 右飛
  • 3 エンカーナシオン - 中飛

7回裏 巨人

  • 【投手交代】松本凌人 → 浜地真澄
  • 1 浦田俊輔 - 一ゴロ
  • 2 松本剛 - 二ゴロ
  • 3 泉口友汰 - 遊飛

8回表 DeNA

  • 【投手交代】堀田賢慎 → 中川皓太
  • 1 佐野恵太 - 見三振
  • 2 度会隆輝 - 中飛
  • 3 松尾汐恩 - 投ゴロ

8回裏 巨人

  • 【投手交代】浜地真澄 → マルセリーノ
  • 1 ダルベック - 右中間二塁打
  • 【代走】ダルベック → 増田大輝
  • 2 山瀬慎之助 - 投飛失
  • 暴投で走者進塁
  • 3 キャベッジ - 空三振
  • 【代走】山瀬慎之助 → 小濱佑斗
  • 4 石塚裕惺 - 四球
  • 5 佐々木俊輔 - 空三振
  • 【代打】丸佳浩 → 坂本勇人
  • 6 坂本勇人 - 空三振

9回表 DeNA

  • 【投手交代】中川皓太 → 赤星優志
  • 【守備変更】増田大輝(代走 → 一)
  • 【守備変更】小濱佑斗 → 小林誠司(捕)
  • 1 宮下朝陽 - 一ゴロ
  • 【代打】マルセリーノ → 林琢真
  • 2 林琢真 - 左越え二塁打
  • 【守備変更】勝又温史 → 関根大気(中)
  • 3 関根大気 - 右飛
  • 4 牧秀悟 - 遊ゴロ

9回裏 巨人

  • 【投手交代】マルセリーノ → レイノルズ
  • 1 浦田俊輔 - 空三振
  • 2 松本剛 - 四球
  • 3 泉口友汰 - 遊飛
  • 4 増田大輝 - 遊ゴロ

本塁打

  • DeNA:宮下朝陽(4号・2回・満塁)、牧秀悟(17号・3回・ソロ)
  • 巨人:なし

戦評

巨人は先発の竹丸和幸(巨人)が2回に宮下朝陽(DeNA)の満塁本塁打を浴び、3回にも牧秀悟(DeNA)のソロなどで4点を失い、3回9安打8失点で降板した。打線は8点を追う6回、石塚裕惺(巨人)、佐々木俊輔(巨人)、丸佳浩(巨人)の3連打を起点に打者12人の猛攻を見せ、8安打を集中して一挙7点を奪った。しかし、7回以降は無得点に終わり、8回の一死満塁も生かせず、あと1点に届かなかった。この3連戦は1勝1敗となり、今季の対DeNA成績は巨人の11勝4敗となった。

感想

竹丸和幸(巨人)の投球には、これまで懸命にローテーションを支えてきた疲れがはっきりと表れていたように見えた。変化球の制球が定まらず、頼みのストレートにも本来の力強さがない。そうなれば選択肢は次第に狭まり、宮下朝陽(DeNA)に浴びた満塁本塁打も、偶然の一発というより必然に近かったのではないか。さらに3回、キャベッジ(巨人)の悪送球に続き、石塚裕惺(巨人)の悪送球で8点目を献上した場面はあまりにも痛かった。特に最後の1点が、結果として最後まで届かなかった決勝点になってしまったのだから、何ともやりきれない。そんな試合を救いかけたのが、6回の打者12人による一挙7得点だった。8点差となった時点では完全に諦め、こちらも惰性で眺めていたのだが、石塚裕惺(巨人)、佐々木俊輔(巨人)、丸佳浩(巨人)の連打を皮切りに、次から次へと打線がつながっていく光景には久しぶりに胸が高鳴った。それだけに、勢いへ乗り切れないキャベッジ(巨人)の状態は厳しい。得点圏で結果を残せず、守備でも不安を抱える現状では、起用法をそろそろ真剣に考える時期に来ているだろう。山瀬慎之助(巨人)も打撃で結果が出ず、配球からも明確な狙いが伝わってこない。現状のままでは一軍の捕手として信頼をつかむのは難しいと言わざるを得ない。石塚裕惺(巨人)は死球、2安打、四球で4打席すべて出塁した。それ自体は立派な働きだが、三塁守備の安定感にはまだ大きな課題が残る。あの悪送球が若い選手の心に深い傷として残らず、成長の材料になってくれることを願うしかない。8失点で早々に終わったと思った試合を、最後まで目を離せない一戦に変えた粘りは確かに素晴らしかった。それでも、1点差まで追い上げたからこそ、序盤に雑に手放した一つ一つの失点が重くのしかかる。興奮の余韻よりも、届きそうで届かなかった哀しさだけが残る敗戦だった。