読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース

巨人1-9阪神
会場:
東京ドーム
観客数:
42,427人
勝利投手:
村上頌樹(阪神)
敗戦投手:
山﨑伊織(巨人)
本塁打:
近本光司(2号・3回・ソロ)、 森下翔太(26号・3回・ソロ)、 ダルベック(19号・4回・ソロ)、 森下翔太(27号・7回・ソロ)、 佐藤輝明(24号・9回・2ラン)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-9 阪神
試合時間2時間58分
観客数42,427人
勝ち投手村上頌樹(阪神)
負け投手山﨑伊織(巨人)
セーブ
シリーズ対戦成績巨人 7勝11敗

スコアボード

123456789101112
002004102---9110
000100000---130

先発投手

  • 巨人:山﨑伊織
  • 阪神:村上頌樹

バッテリー

  • 巨人:山﨑伊織、田和廉、代木大和 - 岸田行倫、大城卓三
  • 阪神:村上頌樹、及川雅貴 - 坂本誠志郎

スターティングラインアップ

打順阪神(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1近本光司1浦田俊輔
2中野拓夢2松本剛
3森下翔太3泉口友汰
4佐藤輝明4ダルベック
5大山悠輔5岸田行倫
6前川右京6笹原操希
7坂本誠志郎7岡田悠希
8元山飛優8石塚裕惺
9村上頌樹9山﨑伊織

試合経過詳細

1回表 阪神

  • 1 近本光司 - 中安
  • 2 中野拓夢 - 投犠打
  • 3 森下翔太 - 空三振
  • 4 佐藤輝明 - 空三振

1回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 左安
  • 2 松本剛 - 二直
  • (一走・浦田俊輔が帰塁できず併殺)
  • 3 泉口友汰 - 二飛

2回表 阪神

  • 1 大山悠輔 - 中安
  • 2 前川右京 - 左飛
  • 3 坂本誠志郎 - 中飛
  • 4 元山飛優 - 二ゴロ

2回裏 巨人

  • 1 ダルベック - 四球
  • 2 岸田行倫 - 二ゴロ併殺打
  • 3 笹原操希 - 空三振

3回表 阪神

  • 1 村上頌樹 - 空三振
  • 2 近本光司 - 右越えソロ本塁打
  • 3 中野拓夢 - 二ゴロ
  • 4 森下翔太 - 左中間ソロ本塁打
  • 5 佐藤輝明 - 空三振

3回裏 巨人

  • 1 岡田悠希 - 二飛
  • 2 石塚裕惺 - 右中間二塁打
  • 3 山﨑伊織 - 二ゴロ
  • 4 浦田俊輔 - 四球
  • 5 松本剛 - 三ゴロ

4回表 阪神

  • 1 大山悠輔 - 空三振
  • 2 前川右京 - 遊ゴロ
  • 3 坂本誠志郎 - 左翼線安打
  • 4 元山飛優 - 空三振

4回裏 巨人

  • 1 泉口友汰 - 一飛
  • 2 ダルベック - 左中間ソロ本塁打
  • 3 岸田行倫 - 空三振
  • 4 笹原操希 - 中飛

5回表 阪神

  • 1 村上頌樹 - 空三振
  • 2 近本光司 - 左飛
  • 3 中野拓夢 - 投内安打
  • 4 森下翔太 - 二ゴロ

5回裏 巨人

  • 1 岡田悠希 - 遊ゴロ
  • 2 石塚裕惺 - 空三振
  • 3 山﨑伊織 - 空三振

6回表 阪神

  • 1 佐藤輝明 - 四球
  • 2 大山悠輔 - 四球
  • 3 前川右京 - 左中間適時二塁打
  • 【代走】前川右京 → 髙寺望夢
  • 4 坂本誠志郎 - 空三振
  • 5 元山飛優 - 中越え2点適時三塁打
  • 【投手交代】山﨑伊織 → 田和廉
  • 6 村上頌樹 - 空三振
  • (暴投で三走・元山飛優が生還)
  • 7 近本光司 - 四球
  • 8 中野拓夢 - 三ゴロ

6回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 左飛
  • 2 松本剛 - 中飛
  • 3 泉口友汰 - 投ゴロ

7回表 阪神

  • 1 森下翔太 - 中越えソロ本塁打
  • 2 佐藤輝明 - 遊直
  • 3 大山悠輔 - 右飛
  • 4 髙寺望夢 - 二ゴロ

7回裏 巨人

  • 1 ダルベック - 四球
  • 2 岸田行倫 - 中飛
  • 3 【代打】笹原操希 → 佐々木俊輔 - 空三振
  • 4 岡田悠希 - 空三振

8回表 阪神

  • 【投手交代】田和廉 → 代木大和
  • 【守備変更】岸田行倫 → 大城卓三(捕)
  • 【守備変更】松本剛(中 → 左)
  • 【守備変更】佐々木俊輔(中)
  • 1 坂本誠志郎 - 左邪飛
  • 2 元山飛優 - 四球
  • 3 村上頌樹 - 一犠打
  • 4 近本光司 - 左飛

8回裏 巨人

  • 1 石塚裕惺 - 中飛
  • 2 大城卓三 - 中飛
  • 3 浦田俊輔 - 四球
  • 4 松本剛 - 見三振

9回表 阪神

  • 1 中野拓夢 - 二ゴロ
  • 2 森下翔太 - 四球
  • 3 佐藤輝明 - 右中間2ラン本塁打
  • 4 大山悠輔 - 中飛
  • 5 髙寺望夢 - 右前安打
  • 6 坂本誠志郎 - 中飛

9回裏 巨人

  • 【投手交代】村上頌樹 → 及川雅貴
  • 1 泉口友汰 - 空三振
  • 2 ダルベック - 空三振
  • 3 【代打】代木大和 → 小濱佑斗 - 遊ゴロ

本塁打

  • 阪神:近本光司(2号・3回・ソロ)、森下翔太(26号・3回・ソロ、27号・7回・ソロ)、佐藤輝明(24号・9回・2ラン)
  • 巨人:ダルベック(19号・4回・ソロ)

戦評

阪神は3回、近本光司(阪神)と森下翔太(阪神)のソロ本塁打で2点を先制した。巨人は4回にダルベック(巨人)の一発で1点差に迫ったものの、6回に山﨑伊織(巨人)が連続四球から崩れ、前川右京(阪神)と元山飛優(阪神)の適時打、田和廉(巨人)の暴投などで一挙4点を失った。阪神はその後も森下翔太(阪神)と佐藤輝明(阪神)が本塁打を放ち、計4本塁打、11安打で9得点。巨人打線は村上頌樹(阪神)の前に8回3安打1得点と抑え込まれ、カード初戦を落として今季の阪神戦通算成績は7勝11敗となった。

感想

山﨑伊織(巨人)のふてぶてしさは、頼もしさと紙一重の諸刃の剣なのだと改めて感じさせられた。初回、近本光司(阪神)に対してスライダーが2球続けて入らず、ストレートを中前へ運ばれた。それなら次の対戦では慎重になるのかと思えば、3回は初球のストレートで勝負を挑み、あっさり右翼席へ運ばれた。打たれた球でもう一度勝負して抑え返す――そんな意地があったのかもしれない。しかし、結果が伴わなければ、それは強気ではなく独りよがりにしか見えない。さらに6回には佐藤輝明(阪神)、大山悠輔(阪神)への連続四球から傷口を広げ、試合を完全に壊した。普段なら風格と映るマウンド上の態度も、この日はただ苛立ちを募らせるばかりだった。打たれ、歩かせ、それでも何事もなかったように立っている姿を見せられては、「何を偉そうにしているんだ」と言いたくもなる。見られることもプロの仕事である以上、投球だけでなく、その立ち居振る舞いが観客にどう映るのかも考えるべきだろう。田和廉(巨人)にも、打者を抑え込める気配はまるで感じられなかった。シーズン序盤には通用した投球も研究された今、同じやり方で切り抜けるのは厳しい。代木大和(巨人)が登板した頃には勝負への興味すら失っていたが、巨人投手陣が与えた四球は計5個。またしても「ノーコン軍団」が戻ってきたのかと、うんざりさせられる内容だった。攻撃もダルベック(巨人)の一発だけで、反撃の気配すらない。3安打で1得点では語るべきものもなく、村上頌樹(阪神)を攻略しようという執念も伝わってこなかった。スコア以上に圧倒的な力の差を突きつけられた完敗。そして最後に残ったのは敗戦の悔しさより、山﨑伊織(巨人)の姿勢に対する怒りだった。