読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 1-9 阪神 |
| 試合時間 | 2時間58分 |
| 観客数 | 42,427人 |
| 勝ち投手 | 村上頌樹(阪神) |
| 負け投手 | 山﨑伊織(巨人) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 7勝11敗 |
先発投手
- 巨人:山﨑伊織
- 阪神:村上頌樹
バッテリー
- 巨人:山﨑伊織、田和廉、代木大和 - 岸田行倫、大城卓三
- 阪神:村上頌樹、及川雅貴 - 坂本誠志郎
スターティングラインアップ
| 打順 | 阪神(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司 | 中 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 中野拓夢 | 二 | 2 | 松本剛 | 中 |
| 3 | 森下翔太 | 右 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 佐藤輝明 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 大山悠輔 | 一 | 5 | 岸田行倫 | 捕 |
| 6 | 前川右京 | 左 | 6 | 笹原操希 | 左 |
| 7 | 坂本誠志郎 | 捕 | 7 | 岡田悠希 | 右 |
| 8 | 元山飛優 | 遊 | 8 | 石塚裕惺 | 三 |
| 9 | 村上頌樹 | 投 | 9 | 山﨑伊織 | 投 |
試合経過詳細
1回表 阪神
- 1 近本光司 - 中安
- 2 中野拓夢 - 投犠打
- 3 森下翔太 - 空三振
- 4 佐藤輝明 - 空三振
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 左安
- 2 松本剛 - 二直
- (一走・浦田俊輔が帰塁できず併殺)
- 3 泉口友汰 - 二飛
2回表 阪神
- 1 大山悠輔 - 中安
- 2 前川右京 - 左飛
- 3 坂本誠志郎 - 中飛
- 4 元山飛優 - 二ゴロ
2回裏 巨人
- 1 ダルベック - 四球
- 2 岸田行倫 - 二ゴロ併殺打
- 3 笹原操希 - 空三振
3回表 阪神
- 1 村上頌樹 - 空三振
- 2 近本光司 - 右越えソロ本塁打
- 3 中野拓夢 - 二ゴロ
- 4 森下翔太 - 左中間ソロ本塁打
- 5 佐藤輝明 - 空三振
3回裏 巨人
- 1 岡田悠希 - 二飛
- 2 石塚裕惺 - 右中間二塁打
- 3 山﨑伊織 - 二ゴロ
- 4 浦田俊輔 - 四球
- 5 松本剛 - 三ゴロ
4回表 阪神
- 1 大山悠輔 - 空三振
- 2 前川右京 - 遊ゴロ
- 3 坂本誠志郎 - 左翼線安打
- 4 元山飛優 - 空三振
4回裏 巨人
- 1 泉口友汰 - 一飛
- 2 ダルベック - 左中間ソロ本塁打
- 3 岸田行倫 - 空三振
- 4 笹原操希 - 中飛
5回表 阪神
- 1 村上頌樹 - 空三振
- 2 近本光司 - 左飛
- 3 中野拓夢 - 投内安打
- 4 森下翔太 - 二ゴロ
5回裏 巨人
- 1 岡田悠希 - 遊ゴロ
- 2 石塚裕惺 - 空三振
- 3 山﨑伊織 - 空三振
6回表 阪神
- 1 佐藤輝明 - 四球
- 2 大山悠輔 - 四球
- 3 前川右京 - 左中間適時二塁打
- 【代走】前川右京 → 髙寺望夢
- 4 坂本誠志郎 - 空三振
- 5 元山飛優 - 中越え2点適時三塁打
- 【投手交代】山﨑伊織 → 田和廉
- 6 村上頌樹 - 空三振
- (暴投で三走・元山飛優が生還)
- 7 近本光司 - 四球
- 8 中野拓夢 - 三ゴロ
6回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 左飛
- 2 松本剛 - 中飛
- 3 泉口友汰 - 投ゴロ
7回表 阪神
- 1 森下翔太 - 中越えソロ本塁打
- 2 佐藤輝明 - 遊直
- 3 大山悠輔 - 右飛
- 4 髙寺望夢 - 二ゴロ
7回裏 巨人
- 1 ダルベック - 四球
- 2 岸田行倫 - 中飛
- 3 【代打】笹原操希 → 佐々木俊輔 - 空三振
- 4 岡田悠希 - 空三振
8回表 阪神
- 【投手交代】田和廉 → 代木大和
- 【守備変更】岸田行倫 → 大城卓三(捕)
- 【守備変更】松本剛(中 → 左)
- 【守備変更】佐々木俊輔(中)
- 1 坂本誠志郎 - 左邪飛
- 2 元山飛優 - 四球
- 3 村上頌樹 - 一犠打
- 4 近本光司 - 左飛
8回裏 巨人
- 1 石塚裕惺 - 中飛
- 2 大城卓三 - 中飛
- 3 浦田俊輔 - 四球
- 4 松本剛 - 見三振
9回表 阪神
- 1 中野拓夢 - 二ゴロ
- 2 森下翔太 - 四球
- 3 佐藤輝明 - 右中間2ラン本塁打
- 4 大山悠輔 - 中飛
- 5 髙寺望夢 - 右前安打
- 6 坂本誠志郎 - 中飛
9回裏 巨人
- 【投手交代】村上頌樹 → 及川雅貴
- 1 泉口友汰 - 空三振
- 2 ダルベック - 空三振
- 3 【代打】代木大和 → 小濱佑斗 - 遊ゴロ
本塁打
- 阪神:近本光司(2号・3回・ソロ)、森下翔太(26号・3回・ソロ、27号・7回・ソロ)、佐藤輝明(24号・9回・2ラン)
- 巨人:ダルベック(19号・4回・ソロ)
戦評
阪神は3回、近本光司(阪神)と森下翔太(阪神)のソロ本塁打で2点を先制した。巨人は4回にダルベック(巨人)の一発で1点差に迫ったものの、6回に山﨑伊織(巨人)が連続四球から崩れ、前川右京(阪神)と元山飛優(阪神)の適時打、田和廉(巨人)の暴投などで一挙4点を失った。阪神はその後も森下翔太(阪神)と佐藤輝明(阪神)が本塁打を放ち、計4本塁打、11安打で9得点。巨人打線は村上頌樹(阪神)の前に8回3安打1得点と抑え込まれ、カード初戦を落として今季の阪神戦通算成績は7勝11敗となった。
感想
山﨑伊織(巨人)のふてぶてしさは、頼もしさと紙一重の諸刃の剣なのだと改めて感じさせられた。初回、近本光司(阪神)に対してスライダーが2球続けて入らず、ストレートを中前へ運ばれた。それなら次の対戦では慎重になるのかと思えば、3回は初球のストレートで勝負を挑み、あっさり右翼席へ運ばれた。打たれた球でもう一度勝負して抑え返す――そんな意地があったのかもしれない。しかし、結果が伴わなければ、それは強気ではなく独りよがりにしか見えない。さらに6回には佐藤輝明(阪神)、大山悠輔(阪神)への連続四球から傷口を広げ、試合を完全に壊した。普段なら風格と映るマウンド上の態度も、この日はただ苛立ちを募らせるばかりだった。打たれ、歩かせ、それでも何事もなかったように立っている姿を見せられては、「何を偉そうにしているんだ」と言いたくもなる。見られることもプロの仕事である以上、投球だけでなく、その立ち居振る舞いが観客にどう映るのかも考えるべきだろう。田和廉(巨人)にも、打者を抑え込める気配はまるで感じられなかった。シーズン序盤には通用した投球も研究された今、同じやり方で切り抜けるのは厳しい。代木大和(巨人)が登板した頃には勝負への興味すら失っていたが、巨人投手陣が与えた四球は計5個。またしても「ノーコン軍団」が戻ってきたのかと、うんざりさせられる内容だった。攻撃もダルベック(巨人)の一発だけで、反撃の気配すらない。3安打で1得点では語るべきものもなく、村上頌樹(阪神)を攻略しようという執念も伝わってこなかった。スコア以上に圧倒的な力の差を突きつけられた完敗。そして最後に残ったのは敗戦の悔しさより、山﨑伊織(巨人)の姿勢に対する怒りだった。