読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

巨人0-1DeNA
会場:
横浜スタジアム
観客数:
32,632人
勝利投手:
東克樹(DeNA)
敗戦投手:
井上温大(巨人)
セーブ:
レイノルズ(DeNA)

試合情報

項目記録
スコア巨人 0-1 DeNA
試合時間2時間33分
観客数32,632人
勝ち投手東克樹(DeNA)
負け投手井上温大(巨人)
セーブレイノルズ(DeNA)
シリーズ対戦成績巨人 11勝7敗

スコアボード

123456789101112
000000000---060
De10000000x---170

先発投手

  • 巨人:井上温大
  • DeNA:東克樹

バッテリー

  • 巨人:井上温大、森田駿哉 - 大城卓三
  • DeNA:東克樹、浜地真澄、レイノルズ - 古市尊

スターティングラインアップ

打順DeNA(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1三森大貴1浦田俊輔
2牧秀悟2松本剛
3度会隆輝3泉口友汰
4エンカーナシオン4ダルベック
5佐野恵太5大城卓三
6宮下朝陽6坂本勇人
7林琢真7佐々木俊輔
8古市尊8笹原操希
9東克樹9井上温大

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 左飛
  • 2 松本剛 - 左前安打
  • 3 泉口友汰 - 右飛
  • 4 ダルベック - 遊ゴロ

1回裏 DeNA

  • 1 三森大貴 - 遊飛
  • 2 牧秀悟 - 遊ゴロ
  • 3 度会隆輝 - 四球
  • 4 エンカーナシオン - 中越え適時二塁打
  • 5 佐野恵太 - 左前安打
  • 6 宮下朝陽 - 空三振

2回表 巨人

  • 1 大城卓三 - 空三振
  • 2 坂本勇人 - 左前安打
  • 3 佐々木俊輔 - 二塁内野安打
  • 4 笹原操希 - 空三振
  • 5 井上温大 - 二ゴロ

2回裏 DeNA

  • 1 林琢真 - 空三振
  • 2 古市尊 - 中前安打
  • 3 東克樹 - 捕邪飛
  • 4 三森大貴 - 投ゴロ

3回表 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 遊直
  • 2 松本剛 - 右飛
  • 3 泉口友汰 - 二ゴロ

3回裏 DeNA

  • 1 牧秀悟 - 空三振
  • 2 度会隆輝 - 遊ゴロ
  • 3 エンカーナシオン - 二ゴロ

4回表 巨人

  • 1 ダルベック - 空三振
  • 2 大城卓三 - 遊ゴロ
  • 3 坂本勇人 - 中飛

4回裏 DeNA

  • 1 佐野恵太 - 二ゴロ
  • 2 宮下朝陽 - 三ゴロ
  • 3 林琢真 - 三ゴロ

5回表 巨人

  • 1 佐々木俊輔 - 空三振
  • 2 笹原操希 - 遊ゴロ
  • 3 井上温大 - 見三振

5回裏 DeNA

  • 1 古市尊 - 二ゴロ
  • 2 東克樹 - 見三振
  • 3 三森大貴 - 空三振

6回表 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 投ゴロ
  • 2 松本剛 - 三塁線セーフティバント内野安打
  • 一走松本剛 - けん制死
  • 3 泉口友汰 - 三ゴロ

6回裏 DeNA

  • 1 牧秀悟 - 空三振
  • 2 度会隆輝 - 左前安打
  • 3 エンカーナシオン - 空三振
  • 4 佐野恵太 - 二直

7回表 巨人

  • 1 ダルベック - 三ゴロ
  • 2 大城卓三 - 左前安打
  • 3 坂本勇人 - 左飛
  • 4 佐々木俊輔 - 二ゴロ

7回裏 DeNA

  • 1 宮下朝陽 - 空三振
  • 2 林琢真 - 遊飛
  • 3 古市尊 - 左翼線二塁打
  • 4 【代打】東克樹 → 松尾汐恩 - 右飛

8回表 巨人

  • 【投手交代】東克樹 → 浜地真澄
  • 1 【代打】笹原操希 → キャベッジ - 左飛
  • 2 【代打】井上温大 → 中山礼都 - 右飛
  • 3 浦田俊輔 - 一ゴロ

8回裏 DeNA

  • 【投手交代】井上温大 → 森田駿哉
  • 【守備変更】佐々木俊輔(中 → 右)
  • 【守備変更】キャベッジ(中)
  • 1 三森大貴 - 左飛
  • 2 牧秀悟 - 空三振
  • 3 度会隆輝 - 中前安打
  • 4 エンカーナシオン - 遊撃内野安打
  • 5 佐野恵太 - 空三振

9回表 巨人

  • 【投手交代】浜地真澄 → レイノルズ
  • 1 松本剛 - 空三振
  • 2 泉口友汰 - 左前安打
  • 【代走】泉口友汰 → 小濱佑斗
  • 3 ダルベック - 右飛
  • 4 大城卓三 - 四球
  • 【代走】大城卓三 → 増田大輝
  • 5 坂本勇人 - 遊ゴロ

9回裏 DeNA

  • (攻撃なし)

本塁打

  • なし

戦評

巨人は初回、先発の井上温大(巨人)が二死から度会隆輝(DeNA)に四球を与え、続くエンカーナシオン(DeNA)の適時二塁打で先制点を許した。井上温大(巨人)はその後立ち直り、7回5安打1失点、8奪三振と好投したが、打線はDeNA先発の東克樹(DeNA)を攻略できず、7回まで5安打無得点に抑え込まれた。9回には泉口友汰(巨人)の安打と大城卓三(巨人)の四球で一打同点の場面を作ったものの、最後は坂本勇人(巨人)が遊ゴロに倒れ、6安打を放ちながら今季8度目の完封負けを喫した。このカードは2連敗となり、今季の対DeNA成績は巨人の11勝7敗となった。

感想

初回の1点がそのまま決勝点。結果だけ見れば投手戦だが、巨人側から見れば、何とも腹立たしく、そして恐ろしく退屈な0-1だった。まず引っかかったのは初回だ。井上温大(巨人)が二死から度会隆輝(DeNA)を四球で歩かせ、続くエンカーナシオン(DeNA)にフルカウントからセンターへの適時二塁打を浴びた。あの打球に対する佐々木俊輔(巨人)の守備判断はどうだったのか。飛び込む必要が本当にあったのかという疑問は残る。ただ、野球という競技の面白さが詰まった場面でもある。二死でフルカウントだから一塁走者は自動的にスタートを切れる。つまり、ほんの少し外野を抜けただけでも一気に本塁まで帰ってこられる状況を作ってしまっていた。そう考えると、佐々木俊輔(巨人)のプレーだけを責める気にはなれない。結局のところ、井上温大(巨人)が度会隆輝(DeNA)へのカウントを悪くし、四球で歩かせたところから苦しい展開は始まっている。ここのところ四死球から自ら首を絞めるような負け方が目につくが、この日もたった一つの四球が唯一の失点につながった。それでも井上温大(巨人)は立派だったと思う。失点はその初回だけで、そこから7回まで投げ切り、5安打1失点、8奪三振。決して味方の援護を待って崩れることなく、自分の仕事を淡々とやり遂げた。前日の山﨑伊織(巨人)のマウンドと比べても、私は井上温大(巨人)の姿勢のほうにずっと好感を持った。うまくいかない時間帯があっても感情をむき出しにせず、謙虚にアウトを積み重ねていく。こういう投手なら、次も頑張ってくれと思える。問題は、もう何度書いたかわからない打線だ。「チャンスで打てない病」などと言っていた時期が懐かしいくらいで、今はチャンスを作る以前に、ただただ打てない。6安打を放ってはいるが、単発ばかりで何一つつながらない。2回には坂本勇人(巨人)、佐々木俊輔(巨人)の連打で一死一、二塁を作りながら無得点。6回には松本剛(巨人)が見事なセーフティバントで出塁しても、けん制死で攻撃が消える。そして9回、ようやく泉口友汰(巨人)の安打と大城卓三(巨人)の四球で一打同点まで持っていったが、結局ホームは遠いままだった。特に4番のダルベック(巨人)が4打数無安打では、そりゃあ打線にはならない。4番という打順にすべてを背負わせるつもりはないが、得点を求められる場所にいる打者が何も仕事をしなければ、前後が多少出塁したところで点にはならない。「打線は水物」という便利な言葉で片付けられる時期は、もうとっくに過ぎていると思う。打てない、ようやく打っても続かない、走者が出ても何も起きない。そこには得点への期待感すらほとんどない。山もなければ谷もない。大きなミスで崩壊したわけでも、劇的な反撃があったわけでもない。ただ初回に1点を取られ、その1点を最後まで返せず、2時間33分が静かに過ぎていった。本当に、ただただつまらない試合だった。