読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

巨人6-3DeNA
会場:
横浜スタジアム
観客数:
32,658人
勝利投手:
マタ(巨人)
敗戦投手:
藤浪晋太郎(DeNA)
セーブ:
マルティネス(巨人)
本塁打:
中山礼都(2号・5回・2ラン)

試合情報

項目記録
スコア巨人 6-3 DeNA
試合時間3時間36分
観客数32,658人
勝ち投手マタ(巨人)
負け投手藤浪晋太郎(DeNA)
セーブマルティネス(巨人)
シリーズ対戦成績巨人 12勝7敗

スコアボード

123456789101112
201020100---6100
De100020000---360

先発投手

  • 巨人:マタ
  • DeNA:藤浪晋太郎

バッテリー

  • 巨人:マタ、森田駿哉、堀田賢慎、田中瑛斗、マルティネス - 大城卓三
  • DeNA:藤浪晋太郎、坂本裕哉、若松尚輝、馬場皐輔、吉野光樹、石田健大 - 松尾汐恩

スターティングラインアップ

打順DeNA(後攻)守備打順巨人(先攻)守備
1度会隆輝1浦田俊輔
2牧秀悟2佐々木俊輔
3佐野恵太3泉口友汰
4エンカーナシオン4ダルベック
5宮﨑敏郎5大城卓三
6京田陽太6中山礼都
7森敬斗7キャベッジ
8松尾汐恩8石塚裕惺
9藤浪晋太郎9マタ

試合経過詳細

1回表 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 一ゴロ
  • 2 佐々木俊輔 - 四球
  • 一走佐々木俊輔 - 二盗成功
  • 3 泉口友汰 - 二塁内野安打
  • 一走泉口友汰・三走佐々木俊輔 - 重盗成功(佐々木俊輔が本盗、泉口友汰が二盗)
  • 4 ダルベック - 空三振
  • 5 大城卓三 - 左中間適時二塁打
  • 6 中山礼都 - 二ゴロ

1回裏 DeNA

  • 1 度会隆輝 - 左前安打
  • 2 牧秀悟 - 左越え二塁打
  • 3 佐野恵太 - 空三振
  • 4 エンカーナシオン - 二ゴロ(打点1)
  • 5 宮﨑敏郎 - 二飛

2回表 巨人

  • 1 キャベッジ - 遊飛
  • 2 石塚裕惺 - 四球
  • 3 マタ - スリーバント失敗三振
  • 4 浦田俊輔 - 投安
  • 5 佐々木俊輔 - 一ゴロ

2回裏 DeNA

  • 1 京田陽太 - 三ゴロ
  • 2 森敬斗 - 空三振
  • 3 松尾汐恩 - 左飛

3回表 巨人

  • 1 泉口友汰 - 四球
  • 2 ダルベック - 四球
  • 3 大城卓三 - 右前適時打
  • 4 中山礼都 - 空三振
  • 【投手交代】藤浪晋太郎 → 坂本裕哉
  • 5 キャベッジ - 三邪飛
  • 6 石塚裕惺 - 二飛

3回裏 DeNA

  • 1 【代打】坂本裕哉 → 林琢真 - 空三振
  • 2 度会隆輝 - 左前安打
  • 3 牧秀悟 - 三ゴロ併殺打

4回表 巨人

  • 【投手交代】坂本裕哉 → 若松尚輝
  • 1 マタ - 見三振
  • 2 浦田俊輔 - 遊飛
  • 3 佐々木俊輔 - 右飛

4回裏 DeNA

  • 1 佐野恵太 - 空三振
  • 2 エンカーナシオン - 四球
  • 3 宮﨑敏郎 - 空三振
  • 4 京田陽太 - 空三振

5回表 巨人

  • 1 泉口友汰 - 左飛
  • 2 ダルベック - 二ゴロ
  • 3 大城卓三 - 左前安打
  • 4 中山礼都 - 右越え2ラン本塁打
  • 5 キャベッジ - 中飛

5回裏 DeNA

  • 1 森敬斗 - 中前安打
  • 2 松尾汐恩 - 三ゴロ
  • 3 【代打】若松尚輝 → 勝又温史 - 遊直
  • 4 度会隆輝 - 死球
  • 5 牧秀悟 - 左越え2点適時二塁打
  • 6 佐野恵太 - 四球
  • 7 エンカーナシオン - 空三振

6回表 巨人

  • 【投手交代】若松尚輝 → 馬場皐輔
  • 1 石塚裕惺 - 四球
  • 2 【代打】マタ → 笹原操希 - 捕飛
  • 3 浦田俊輔 - 二ゴロ
  • 4 佐々木俊輔 - 打席途中、浦田俊輔が二盗失敗で攻撃終了

6回裏 DeNA

  • 【投手交代】マタ → 森田駿哉
  • 1 宮﨑敏郎 - 死球
  • 2 京田陽太 - 遊ゴロ
  • 3 森敬斗 - 遊ゴロ
  • 4 松尾汐恩 - 一ゴロ

7回表 巨人

  • 1 佐々木俊輔 - 左前安打
  • 2 泉口友汰 - 二ゴロ
  • 3 ダルベック - 空三振
  • 4 大城卓三 - 中前適時打
  • 5 中山礼都 - 捕邪飛

7回裏 DeNA

  • 【投手交代】森田駿哉 → 堀田賢慎
  • 1 【代打】馬場皐輔 → 宮下朝陽 - 遊ゴロ
  • 2 度会隆輝 - 空三振
  • 3 牧秀悟 - 中前安打
  • 4 佐野恵太 - 左飛

8回表 巨人

  • 【投手交代】馬場皐輔 → 吉野光樹
  • 1 【代打】キャベッジ → 松本剛 - 右前安打
  • 2 石塚裕惺 - 一犠打
  • 3 【代打】堀田賢慎 → 丸佳浩 - 左飛(走者三進)
  • 4 浦田俊輔 - 空三振

8回裏 DeNA

  • 【投手交代】堀田賢慎 → 田中瑛斗
  • 【守備変更】佐々木俊輔(左 → 中)
  • 【守備変更】松本剛(左)
  • 1 エンカーナシオン - 左飛
  • 2 宮﨑敏郎 - 遊ゴロ
  • 3 【代打】京田陽太 → 戸柱恭孝 - 遊直

9回表 巨人

  • 【投手交代】吉野光樹 → 石田健大
  • 1 佐々木俊輔 - 見三振
  • 2 泉口友汰 - 左飛
  • 3 ダルベック - 中前安打
  • 【代走】ダルベック → 増田大輝
  • 4 大城卓三 - 打席途中、増田大輝が二盗失敗で攻撃終了

9回裏 DeNA

  • 【投手交代】田中瑛斗 → マルティネス
  • 【守備変更】増田大輝(一)
  • 1 森敬斗 - 二ゴロ
  • 2 松尾汐恩 - 空三振
  • 3 宮下朝陽 - 四球
  • 4 度会隆輝 - 空三振

本塁打

  • 巨人:中山礼都(2号・5回・2ラン)
  • DeNA:なし

戦評

巨人は初回、佐々木俊輔(巨人)と泉口友汰(巨人)の重盗で先制すると、大城卓三(巨人)の適時二塁打で2点を奪った。3回に大城卓三(巨人)の適時打、5回には中山礼都(巨人)の2号2ランで加点し、5回裏に牧秀悟(DeNA)の2点適時二塁打で2点を返されながらも、7回に大城卓三(巨人)のこの日4安打目となる適時打で突き放した。先発のマタ(巨人)は5回5安打3失点、7奪三振で来日初勝利。その後は森田駿哉(巨人)、堀田賢慎(巨人)、田中瑛斗(巨人)、マルティネス(巨人)が無失点でつなぎ、連敗を2で止めた。この3連戦は巨人の1勝2敗となり、今季の対DeNA成績を12勝7敗とした。

感想

勝った瞬間の気持ちは、「やった!」という喜びよりも、まず「ふう、助かった」という安堵の方が大きかった。さすがにこのカード3連敗だけは何としても避けたかっただけに、内容はどうあれ勝ちを拾えたことには大きな意味がある。先発のマタ(巨人)は、一つひとつの球だけを見れば力があるし、打者を押し込めるだけのものも持っている。ただ、見ている側には「この打者をどうやって抑えるのか」という意図がなかなか伝わってこない。良い球を投げているのに組み立てが一本の線につながらず、毎回のようにこちらまで落ち着かない。5回3失点という数字も決して褒められたものではないが、それでもようやくつかんだ来日初勝利だ。次の登板機会が与えられるのかは分からないが、せっかく一つ勝てたのだから、ここをきっかけにもう一段階上の投球を見せてもらいたい。そのマタ(巨人)を援護した初回の攻撃は実に面白かった。佐々木俊輔(巨人)と泉口友汰(巨人)の重盗で奪った先制点。単純に長打を待つのではなく、足で相手バッテリーを揺さぶり、守る側にプレッシャーをかけながら1点をもぎ取る。こういう野球は見ていてワクワクするし、今の巨人にはもっとあっていい攻撃だと思う。一方で、この試合は両チームともカウントを悪くする場面が多く、とにかく間延びした。やはり投手がボール先行になると守る時間が長くなり、試合全体が重くなるということを改めて見せられたような一戦だった。特に馬場皐輔(DeNA)。かつて巨人に在籍していた頃から感じていたが、投球間隔が長く、見ているこちらまで妙に疲れる。もしピッチクロックがあったら毎回引っかかるんじゃないか、なんて思ってしまうほどで、そのあたりは以前とあまり変わっていなかった。打線では中山礼都(巨人)の状態がかなり良さそうだ。打席でしっかり振り切れているので期待して見ていたところに、見事な2ラン本塁打。今の中山礼都(巨人)は打席に入ったときの雰囲気そのものが違って見える。そして大城卓三(巨人)の4安打3打点も大きかった。ここのところの不調が嘘のような固め打ちで、これをきっかけに一気に調子を上げてもらえれば打線はかなり楽になる。一方、キャベッジ(巨人)の不振はかなり深刻に映る。これだけ結果が出ない状態が続くと、いつまでもチャンスを与え続けるわけにもいかないだろう。ダルベック(巨人)も苦しい立場に変わりはないが、最後の最後に中前打が出たことで、ひとまず首の皮一枚つながったといったところか。外国人野手二人をこれからどう扱っていくのかは、首脳陣にとっても難しい判断になりそうだ。とにもかくにも3連敗は回避した。そこは素直に喜びたい。ただし、3時間36分という長さも含め、試合内容そのものには爽快感より重苦しさが残ったのも事実だ。この1勝で全部よし、というほどのゲームではない。それでも連敗を止めたことで空気が変わることはある。今日の勝利と、中山礼都(巨人)や大城卓三(巨人)の上向きな打撃が、明日以降につながってくれればいい。