読売ジャイアンツ 対 広島東洋カープ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 2-0 広島 |
| 試合時間 | 2時間56分 |
| 観客数 | 42,380人 |
| 勝ち投手 | ハワード(巨人) |
| 負け投手 | 森下暢仁(広島) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 10勝5敗 |
先発投手
- 巨人:ハワード
- 広島:森下暢仁
バッテリー
- 巨人:ハワード、堀田賢慎、赤星優志、田中瑛斗、マルティネス - 大城卓三
- 広島:森下暢仁 - 石原貴規、持丸泰輝
スターティングラインアップ
| 打順 | 広島(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 秋山翔吾 | 中 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 勝田成 | 二 | 2 | 佐々木俊輔 | 中 |
| 3 | ファビアン | 左 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | 坂倉将吾 | 三 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | モンテロ | 一 | 5 | 大城卓三 | 捕 |
| 6 | 佐々木泰 | 右 | 6 | 松本剛 | 左 |
| 7 | 石原貴規 | 捕 | 7 | 中山礼都 | 右 |
| 8 | 森下暢仁 | 投 | 8 | 石塚裕惺 | 三 |
| 9 | 西川篤夢 | 遊 | 9 | ハワード | 投 |
試合経過詳細
1回表 広島
- 1 秋山翔吾 - 投ゴロ
- 2 勝田成 - 左前安打
- 3 ファビアン - 中飛
- 一走勝田成 - 二盗成功
- 4 坂倉将吾 - 見三振
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 二ゴロ
- 2 佐々木俊輔 - 中前安打
- 3 泉口友汰 - 四球
- 4 ダルベック - 空三振
- 5 大城卓三 - 中飛
2回表 広島
- 1 モンテロ - 二飛
- 2 佐々木泰 - 左翼線二塁打
- 3 石原貴規 - 中飛
- 4 森下暢仁 - 二ゴロ
2回裏 巨人
- 1 松本剛 - 三ゴロ
- 2 中山礼都 - 中飛
- 3 石塚裕惺 - 三ゴロ
3回表 広島
- 1 西川篤夢 - 三邪飛
- 2 秋山翔吾 - 空三振
- 3 勝田成 - 二飛
3回裏 巨人
- 1 ハワード - 空三振
- 2 浦田俊輔 - 右前安打
- 3 佐々木俊輔 - 遊ゴロ失
- 4 泉口友汰 - 空三振
- 5 ダルベック - 左前適時打
- 6 大城卓三 - 投ゴロ
4回表 広島
- 1 ファビアン - 遊飛
- 2 坂倉将吾 - 空三振
- 3 モンテロ - 左前安打
- 4 佐々木泰 - 遊ゴロ
4回裏 巨人
- 1 松本剛 - 右前安打
- 2 中山礼都 - 二ゴロ
- 3 石塚裕惺 - 二飛
- 4 ハワード - 二ゴロ
5回表 広島
- 1 石原貴規 - 四球
- 2 森下暢仁 - 投犠打
- 3 西川篤夢 - 二飛
- 4 秋山翔吾 - 空三振
5回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 左飛
- 2 佐々木俊輔 - 中飛
- 3 泉口友汰 - 左飛
6回表 広島
- 【投手交代】ハワード → 堀田賢慎
- 1 勝田成 - 投ゴロ
- 2 ファビアン - 中飛
- 3 坂倉将吾 - 右前安打
- 4 モンテロ - 見三振
6回裏 巨人
- 1 ダルベック - 空三振
- 2 大城卓三 - 左飛
- 3 松本剛 - 空三振
7回表 広島
- 【投手交代】堀田賢慎 → 赤星優志
- 1 佐々木泰 - 遊ゴロ
- 2 【代打】石原貴規 → 佐藤啓介 - 二ゴロ
- 3 森下暢仁 - 二ゴロ
7回裏 巨人
- 【守備変更】持丸泰輝(捕)
- 1 中山礼都 - 一ゴロ
- 2 石塚裕惺 - 三ゴロ
- 3 【代打】ハワード → 笹原操希 - 空三振
8回表 広島
- 【投手交代】赤星優志 → 田中瑛斗
- 【守備変更】笹原操希(右)
- 【守備変更】小濱佑斗(三)
- 1 【代打】西川篤夢 → 野間峻祥 - 空三振
- 2 秋山翔吾 - 中前安打
- 【代走】秋山翔吾 → 辰見鴻之介
- 3 勝田成 - 空三振
- 4 ファビアン - 三ゴロ
8回裏 巨人
- 【守備変更】二俣翔一(遊)
- 1 浦田俊輔 - 左前安打
- 2 佐々木俊輔 - 投犠打
- 二走浦田俊輔 - 三盗成功
- 3 泉口友汰 - 四球
- 一走泉口友汰 - 二盗成功
- 4 ダルベック - 投ゴロ(三走浦田俊輔は本塁走塁死、打者出塁)
- 5 大城卓三 - 中前適時打
- 【代走】ダルベック → 増田大輝
- 6 松本剛 - 中飛
9回表 広島
- 【投手交代】田中瑛斗 → マルティネス
- 【守備変更】増田大輝(一)
- 1 坂倉将吾 - 二ゴロ
- 2 モンテロ - 四球
- 3 佐々木泰 - 中飛
- 4 持丸泰輝 - 左前安打
- 5 【代打】森下暢仁 → 大盛穂 - 三邪飛
9回裏 巨人
- (攻撃なし)
本塁打
- なし
戦評
巨人は3回、浦田俊輔(巨人)の安打と西川篤夢(広島)の失策で好機を作り、ダルベック(巨人)の左前適時打で先制した。先発のハワード(巨人)は5回3安打無失点と安定した投球を披露し、6回からは堀田賢慎(巨人)、赤星優志(巨人)、田中瑛斗(巨人)が1点のリードを守り抜いた。8回には浦田俊輔(巨人)の三盗と泉口友汰(巨人)の二盗で相手を揺さぶり、ダルベック(巨人)の投ゴロで浦田俊輔(巨人)は本塁走塁死となったが、大城卓三(巨人)の中前適時打で泉口友汰(巨人)が生還し、貴重な2点目を加えた。9回はマルティネス(巨人)が締め、5投手による完封リレーを完成させた。この3連戦は巨人の1勝0敗となり、今季の対広島成績を10勝5敗とした。
感想
スペンサー・ハワード(巨人)は相変わらず不思議な投手だ。一番安定していると言っていいのに、何がそこまでいいのかと聞かれると、ひと言では説明しにくい。圧倒的な球速があるわけではない。それでも制球がよく、直球でも変化球でもストライクを取れるから、打者との勝負を自分から苦しくしない。この日も5回3安打無失点。73球での交代は今後を見据えた80球前後の運用ということなのだろうが、内容を考えれば、もう少し投げてもらいたかったという気持ちも残った。打線は3回、浦田俊輔(巨人)の安打に相手のミスも絡んで生まれたチャンスを、久しぶりにボビー・ダルベック(巨人)が適時打でものにした。こういう相手の隙につけ込む得点は実にいい。ただ、そこから追加点が取れず、1―0のまま進む展開は何とも重かった。だからこそ、8回の浦田俊輔(巨人)の三盗には驚かされた。1点差の終盤、一つのアウトが致命傷にもなりかねない場面。100%成功できると判断しなければ到底走れないところで、誰も予想していなかったようなタイミングからスルスルとスタートし、気がつけば三塁に立っていた。残念ながら浦田俊輔(巨人)自身はダルベック(巨人)の打席で本塁走塁死となったものの、そこで攻撃が終わらず、最後は大城卓三(巨人)が中前へ運んで待望の2点目を奪ったのが大きい。ホームランで一気に、ではなく、安打、犠打、盗塁、四球と相手を揺さぶりながら、しぶとくつないで点を取る。こういう野球はやっぱり見ていて面白い。そして、堀田賢慎(巨人)、赤星優志(巨人)、田中瑛斗(巨人)、ライデル・マルティネス(巨人)と続いた救援陣も、それぞれが仕事を果たして見事な完封リレー。派手な快勝ではなく、重たいゲームを一つずつ丁寧に拾った2―0だった。この粘り強い勝ち方を、ぜひ明日につなげてもらいたい。