読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 1-3 阪神 |
| 試合時間 | 3時間24分 |
| 観客数 | 42,645人 |
| 勝ち投手 | 才木浩人(阪神) |
| 負け投手 | 小笠原慎之介(巨人) |
| セーブ | 工藤泰成(阪神) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 7勝16敗 |
先発投手
- 巨人:小笠原慎之介
- 阪神:才木浩人
バッテリー
- 巨人:小笠原慎之介、森田駿哉、堀田賢慎、中川皓太、田中瑛斗 - 大城卓三、甲斐拓也
- 阪神:才木浩人、及川雅貴、岩崎優、工藤泰成 - 坂本誠志郎
スターティングラインアップ
| 打順 | 阪神(後攻) | 守備 | 打順 | 巨人(先攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司 | 中 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 中野拓夢 | 二 | 2 | 佐々木俊輔 | 中 |
| 3 | 佐藤輝明 | 三 | 3 | ダルベック | 三 |
| 4 | 大山悠輔 | 一 | 4 | 大城卓三 | 捕 |
| 5 | 前川右京 | 左 | 5 | 丸佳浩 | 左 |
| 6 | 坂本誠志郎 | 捕 | 6 | 泉口友汰 | 遊 |
| 7 | 髙寺望夢 | 右 | 7 | 増田陸 | 一 |
| 8 | 元山飛優 | 遊 | 8 | 中山礼都 | 右 |
| 9 | 才木浩人 | 投 | 9 | 小笠原慎之介 | 投 |
試合経過詳細
1回表 巨人
- 1 浦田俊輔 - 中飛
- 2 佐々木俊輔 - 二安
- 3 ダルベック - 空三振
- 4 大城卓三 - 打席中、一走佐々木俊輔が二塁盗塁失敗
1回裏 阪神
- 1 近本光司 - 見三振
- 2 中野拓夢 - 左飛
- 3 佐藤輝明 - 遊ゴロ
2回表 巨人
- 1 大城卓三 - 見三振
- 2 丸佳浩 - 右二塁打
- 3 泉口友汰 - 二飛
- 4 増田陸 - 左飛
2回裏 阪神
- 1 大山悠輔 - 遊ゴロ
- 2 前川右京 - 中飛
- 3 坂本誠志郎 - 三ゴロ
3回表 巨人
- 1 中山礼都 - 四球
- 2 小笠原慎之介 - 投犠打
- 3 浦田俊輔 - 遊直
- 二走中山礼都 - 三塁盗塁成功
- 4 佐々木俊輔 - 空三振
3回裏 阪神
- 1 髙寺望夢 - 左安
- 2 元山飛優 - 四球
- 3 才木浩人 - 投バント安打
- 4 近本光司 - 中ゴロ①
- 一走近本光司 - 二塁盗塁成功
- 【選手交代】大城卓三 → 甲斐拓也(捕手・負傷交代)
- 5 中野拓夢 - 中前適時打②
- 6 佐藤輝明 - 死球
- 7 大山悠輔 - 中飛
- 8 前川右京 - 空三振
4回表 巨人
- 1 ダルベック - 三ゴロ
- 2 甲斐拓也 - 三ゴロ
- 3 丸佳浩 - 右安
- 4 泉口友汰 - 右安
- 5 増田陸 - 空三振
4回裏 阪神
- 1 坂本誠志郎 - 左安
- 2 髙寺望夢 - 中飛
- 3 元山飛優 - 投ゴロ併殺打
5回表 巨人
- 1 中山礼都 - 空三振
- 2 【代打】小笠原慎之介 → 石塚裕惺 - 遊ゴロ
- 3 浦田俊輔 - 遊飛
5回裏 阪神
- 【投手交代】小笠原慎之介 → 森田駿哉
- 1 才木浩人 - 見三振
- 2 近本光司 - 左安
- 3 中野拓夢 - 左飛
- 4 佐藤輝明 - 二ゴロ
6回表 巨人
- 1 佐々木俊輔 - 二ゴロ
- 2 ダルベック - 一飛
- 3 甲斐拓也 - 四球
- 4 丸佳浩 - 右安
- 5 泉口友汰 - 三飛
6回裏 阪神
- 【投手交代】森田駿哉 → 堀田賢慎
- 1 大山悠輔 - 右中間二塁打
- 2 前川右京 - 中飛
- 3 坂本誠志郎 - 遊ゴロ
- 4 髙寺望夢 - 四球
- 5 元山飛優 - 遊ゴロ
7回表 巨人
- 【投手交代】才木浩人 → 及川雅貴
- 1 増田陸 - 空三振
- 2 中山礼都 - 右安
- 3 【代打】堀田賢慎 → 松本剛 - 二ゴロ
- 4 浦田俊輔 - 空三振
7回裏 阪神
- 【投手交代】堀田賢慎 → 中川皓太
- 1 【代打】及川雅貴 → ディベイニー - 一邪飛
- 2 近本光司 - 四球
- 3 中野拓夢 - 右安
- 4 佐藤輝明 - 空三振
- 【投手交代】中川皓太 → 田中瑛斗
- 5 大山悠輔 - 遊ゴロ
8回表 巨人
- 【投手交代】及川雅貴 → 岩崎優
- 1 佐々木俊輔 - 二ゴロ
- 2 ダルベック - 遊ゴロ
- 3 甲斐拓也 - 三ゴロ
8回裏 阪神
- 1 前川右京 - 一ゴロ
- 2 坂本誠志郎 - 見三振
- 3 髙寺望夢 - 一ゴロ
9回表 巨人
- 【投手交代】岩崎優 → 工藤泰成
- 【選手交代】前川右京 → 森下翔太(右)
- 【守備変更】髙寺望夢(右 → 左)
- 1 丸佳浩 - 中安
- 【代走】丸佳浩 → 平山功太
- 2 泉口友汰 - 四球
- 3 増田陸 - 三邪飛
- 4 中山礼都 - 遊飛
- 5 【代打】田中瑛斗 → 坂本勇人 - 四球
- 【代走】坂本勇人 → 鈴木大和
- 6 浦田俊輔 - 左前適時打
- 7 佐々木俊輔 - 見三振
9回裏 阪神
- 試合終了
本塁打
- 巨人:なし
- 阪神:なし
戦評
巨人は3回、小笠原慎之介(巨人)が髙寺望夢(阪神)の安打、元山飛優(阪神)への四球、才木浩人(阪神)のバント安打で無死満塁とされ、近本光司(阪神)の中ゴロと中野拓夢(阪神)の2点適時打で3点を失った。打線は2回、3回、4回、6回と走者を得点圏へ進めながら一本が出ず、阪神先発・才木浩人(阪神)を相手に6回無得点。救援陣は森田駿哉(巨人)、堀田賢慎(巨人)、中川皓太(巨人)、田中瑛斗(巨人)が無失点でつないだが、9回に浦田俊輔(巨人)の適時打で1点を返すにとどまり、1対3で3連敗となった。この3連戦は巨人の0勝3敗。今季の阪神戦は7勝16敗となった。
感想
何を書けばいいのかと、こちらが途方に暮れたくなるような試合だった。小笠原慎之介(巨人)は4回4安打3失点。初回、2回は抑えていたものの、3回は髙寺望夢(阪神)に安打を許し、元山飛優(阪神)には四球。さらに投手の才木浩人(阪神)にバント安打まで許して無死満塁だから、これではさすがに苦しい。際どいところを狙いすぎてカウントを悪くし、自ら逃げ道をなくしていくような投球に見えた。これまで何度も見てきた四球絡みの自滅型投球を、今度は小笠原慎之介(巨人)までやるのかと思うと、さすがにうんざりしてくる。森田駿哉(巨人)、堀田賢慎(巨人)、中川皓太(巨人)、田中瑛斗(巨人)の救援陣は、安打や四球で走者を出しながらも無失点でつないだ。それ自体は仕事をしたと言っていい。ただ、三者凡退で勢いをつけるでもなく、相手に圧力をかけるような投球でもなく、ただ何とかゼロを並べているだけに見えてしまい、試合の流れが巨人へ傾く気配は最後までほとんどなかった。そして、それ以上に腹が立つのが打線だ。この阪神3連戦でわずか3得点。しかも、この日は8安打を放ち、2回は丸佳浩(巨人)の二塁打、3回は中山礼都(巨人)の四球と盗塁、4回は丸佳浩(巨人)と泉口友汰(巨人)の連打、6回も甲斐拓也(巨人)の四球と丸佳浩(巨人)の安打で走者をためている。それだけチャンスがありながら、得点は9回の1点だけ。もう「チャンスで打てない病」などという冗談めいた表現では済ませられない。ここまで来れば、チームとして得点圏でどう攻めるのか、その設計そのものが機能していないと考えるべきだろう。9回も丸佳浩(巨人)の安打と泉口友汰(巨人)の四球で無死一、二塁を作ったのに、増田陸(巨人)が三邪飛、中山礼都(巨人)が遊飛であっという間に二死。坂本勇人(巨人)の四球、浦田俊輔(巨人)の適時打でようやく1点を返したが、得点を重ねるなら無死、あるいは一死の段階で仕事をしなければならない。アウトが増えるほど打者への重圧は大きくなるのだから、ただでさえ好機で硬くなる打線が二死になって突然つながることを期待する方が無理というものだろう。首位・阪神タイガースとの3連戦を3連敗、今季の直接対決も7勝16敗。この数字を見れば、現時点で両チームに明確な力の差があることは認めざるを得ない。もちろんシーズンが数学的に終わったわけではない。それでも、この内容、この直接対決の弱さ、この勝負どころでの脆さを見せつけられた後では、「クライマックスシリーズで何をするのか」と言いたくなるのも当然だ。日曜日の夜に最後まで見届けて、残ったのは悔しさよりも強い徒労感。腹が立つというより、本当に気分の悪い3連戦だった。