読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

読売ジャイアンツ 対 横浜DeNAベイスターズ

巨人1-2DeNA
会場:
京セラドーム大阪
観客数:
31,988人
勝利投手:
レイノルズ(DeNA)
敗戦投手:
赤星優志(巨人)
セーブ:
岩田将貴(DeNA)

試合情報

項目記録
スコア巨人 1-2 DeNA
試合時間3時間29分
観客数31,988人
勝ち投手レイノルズ(DeNA)
負け投手赤星優志(巨人)
セーブ岩田将貴(DeNA)
シリーズ対戦成績巨人 13勝8敗

スコアボード

123456789101112
De0000000101--290
0000010000--140

先発投手

  • 巨人:西舘勇陽
  • DeNA:東克樹

バッテリー

  • 巨人:西舘勇陽、堀田賢慎、中川皓太、田中瑛斗、マルティネス、赤星優志、平内龍太 - 大城卓三
  • DeNA:東克樹、伊勢大夢、レイノルズ、中川虎大、岩田将貴 - 古市尊、戸柱恭孝

スターティングラインアップ

打順DeNA(先攻)守備打順巨人(後攻)守備
1度会隆輝1浦田俊輔
2牧秀悟2松本剛
3佐野恵太3泉口友汰
4エンカーナシオン4大城卓三
5宮﨑敏郎5坂本勇人
6蝦名達夫6佐々木俊輔
7林琢真7ティマ
8古市尊8萩尾匡也
9東克樹9西舘勇陽

試合経過詳細

1回表 DeNA

  • 1 度会隆輝 - 空三振
  • 2 牧秀悟 - 右飛
  • 3 佐野恵太 - 左前安
  • 4 エンカーナシオン - 空三振

1回裏 巨人

  • 1 浦田俊輔 - 二ゴロ
  • 2 松本剛 - 中飛
  • 3 泉口友汰 - 二直

2回表 DeNA

  • 5 宮﨑敏郎 - 空三振
  • 6 蝦名達夫 - 中飛
  • 7 林琢真 - 四球
  • 8 古市尊 - 四球
  • 9 東克樹 - 一ゴロ

2回裏 巨人

  • 4 大城卓三 - 右前安
  • 5 坂本勇人 - 空三振
  • 6 佐々木俊輔 - 遊ゴロ
  • 7 ティマ - 空三振

3回表 DeNA

  • 1 度会隆輝 - 二ゴロ
  • 2 牧秀悟 - 空三振
  • 3 佐野恵太 - 二ゴロ

3回裏 巨人

  • 8 萩尾匡也 - 遊ゴロ
  • 9 西舘勇陽 - 見三振
  • 1 浦田俊輔 - 見三振

4回表 DeNA

  • 4 エンカーナシオン - 見三振
  • 5 宮﨑敏郎 - 空三振
  • 6 蝦名達夫 - 四球
  • 7 林琢真 - 空三振

4回裏 巨人

  • 2 松本剛 - 投ゴロ
  • 3 泉口友汰 - 左飛
  • 4 大城卓三 - 見三振

5回表 DeNA

  • 8 古市尊 - 見三振
  • 9 東克樹 - 左飛
  • 1 度会隆輝 - 中前安
  • 2 牧秀悟 - 左飛

5回裏 巨人

  • 5 坂本勇人 - 左前安
  • 6 佐々木俊輔 - 空三振
  • 7 ティマ - 遊ゴロ併殺打

6回表 DeNA

  • 3 佐野恵太 - 右前安
  • 4 エンカーナシオン - 空三振
  • 5 宮﨑敏郎 - 四球
  • 6 蝦名達夫 - 空三振
  • 7 林琢真 - 二ゴロ

6回裏 巨人

  • 8 萩尾匡也 - 遊ゴロ
  • 9 【代打】西舘勇陽 → 石塚裕惺 - 右前安
  • 1 浦田俊輔 - 投犠打
  • 2 松本剛 - 左前適時打
  • 3 泉口友汰 - 中飛

7回表 DeNA

  • 【投手交代】西舘勇陽 → 堀田賢慎
  • 8 古市尊 - 左前安
  • 9 東克樹 - 投犠打
  • 1 度会隆輝 - 左飛
  • 2 牧秀悟 - 四球
  • 【投手交代】堀田賢慎 → 中川皓太
  • 3 佐野恵太 - 遊ゴロ

7回裏 巨人

  • 4 大城卓三 - 遊飛
  • 5 坂本勇人 - 空三振
  • 6 佐々木俊輔 - 投ゴロ

8回表 DeNA

  • 【投手交代】中川皓太 → 田中瑛斗
  • 【守備変更】萩尾匡也 → 中山礼都
  • 【守備変更】松本剛(中 → 左)
  • 【守備変更】佐々木俊輔(右 → 中)
  • 4 エンカーナシオン - 二飛
  • 5 宮﨑敏郎 - 二ゴロ
  • 6 蝦名達夫 - 死球
  • 7 林琢真 - 右前安
  • 8 【代打】古市尊 → 筒香嘉智 - 中前適時打
  • 9 【代打】東克樹 → 勝又温史 - 一ゴロ

8回裏 巨人

  • 【投手交代】東克樹 → 伊勢大夢
  • 7 ティマ - 中飛
  • 8 中山礼都 - 遊飛
  • 9 【代打】田中瑛斗 → 増田陸 - 四球
  • 1 浦田俊輔 - 一ゴロ

9回表 DeNA

  • 【投手交代】田中瑛斗 → マルティネス
  • 【守備変更】増田陸(代打 → 一)
  • 1 度会隆輝 - 一ゴロ
  • 2 牧秀悟 - 左飛
  • 3 佐野恵太 - 三ゴロ

9回裏 巨人

  • 【投手交代】伊勢大夢 → レイノルズ
  • 2 松本剛 - 一邪飛
  • 3 泉口友汰 - 遊ゴロ
  • 4 大城卓三 - 遊飛

10回表 DeNA

  • 【投手交代】マルティネス → 赤星優志
  • 4 エンカーナシオン - 遊ゴロ
  • 5 宮﨑敏郎 - 中前安
  • 【代走】宮﨑敏郎 → 神里和毅
  • 6 蝦名達夫 - 右前安
  • 一走蝦名達夫 - 二盗成功
  • 7 林琢真 - 故意四球
  • 8 戸柱恭孝 - 右飛
  • 9 【代打】勝又温史 → 宮下朝陽 - 右前適時打
  • 【投手交代】赤星優志 → 平内龍太
  • 1 度会隆輝 - 見三振

10回裏 巨人

  • 【投手交代】レイノルズ → 中川虎大
  • 5 坂本勇人 - 左飛
  • 6 佐々木俊輔 - 空三振
  • 7 【代打】平内龍太 → 丸佳浩 - 四球
  • 【代走】丸佳浩 → 鈴木大和
  • 【投手交代】中川虎大 → 岩田将貴
  • 8 【代打】中山礼都 → 甲斐拓也 - 遊ゴロ

本塁打

  • 巨人:なし
  • DeNA:なし

戦評

巨人は急きょ先発した西舘勇陽(巨人)が6回3安打無失点、10奪三振と好投。6回には代打・石塚裕惺(巨人)の安打を起点に、松本剛(巨人)の適時打で先制した。 しかし8回、田中瑛斗(巨人)が二死から死球と安打でピンチを招き、代打・筒香嘉智(DeNA)の適時打で同点。延長10回には赤星優志(巨人)が一死満塁から代打・宮下朝陽(DeNA)に決勝適時打を許した。 打線は東克樹(DeNA)を相手に7回まで4安打1得点。その後はDeNA救援陣から安打を一本も奪えず、10回二死から丸佳浩(巨人)が四球で出塁したものの反撃できなかった。 京セラドーム大阪での2連戦は巨人の1勝1敗。今季のDeNA戦は13勝8敗となった。

感想

もう、ギャンブル的なスタメンを組んで「当たれば儲けもの」で戦っていられる時期ではないだろう。ティマ(巨人)、萩尾匡也(巨人)を同時にスタメンへ並べる布陣を見た時点で、打線のどこかが大きなネックになる不安はあった。そして結果はチームわずか4安打。もちろん一試合の結果だけで若い選手の価値を決めつけるつもりはないが、優勝争いをしている9月という時期を考えれば、「経験を積ませる」だけでは済まされない。何を狙ってこの打線を組み、東克樹(DeNA)をどう攻略するつもりだったのか。その意図が最後まで見えてこなかった。井上温大(巨人)が感染症特例で離脱し、急きょ西舘勇陽(巨人)が先発することになったのも痛かった。ただし感染症については本人の私生活や感染経路が明らかになっているわけではなく、そこを憶測で責めることはできない。それでもシーズン最終盤、主力一人の離脱がチーム全体に与える影響の大きさを改めて思い知らされた試合ではあった。その緊急事態を救ったのが西舘勇陽(巨人)だ。二つの四球を続けて与える場面もあり、相変わらず見ているこちらを不安にさせるところはあった。それでも6回無失点、10奪三振。急な先発登板という条件を考えれば文句など言えるはずもなく、これは本当に立派な仕事だったと思う。だからこそ、この試合を落としたことが腹立たしい。歯車を狂わせたのは7回の堀田賢慎(巨人)だったように見える。先頭打者を出し、二死までこぎ着けながら牧秀悟(DeNA)を歩かせたため、中川皓太(巨人)を投入せざるを得なくなった。中川皓太(巨人)をここで使ったことで、後ろの継投にも少なからずしわ寄せが生まれたように思う。そして8回の田中瑛斗(巨人)。何度も書いているが、シーズンを通して投げ続けてきた疲労なのか、以前のような安心感がまるでない。二死まで取ってから蝦名達夫(DeNA)への死球、林琢真(DeNA)の安打、そして筒香嘉智(DeNA)に同点打。この終盤で、二死無走者から失点するのはあまりにも痛い。延長10回の赤星優志(巨人)は、打たれた球そのものを見ればそれほど責める気にはなれない。宮﨑敏郎(DeNA)、蝦名達夫(DeNA)、宮下朝陽(DeNA)にはうまく運ばれた印象が強い。ただ、球そのものに圧倒するほどの力強さが感じられなかったのも事実で、中継ぎ陣全体の疲労をどう管理するのかは残り試合の大きな課題だろう。それ以上に腹が立つのは打線だ。4安打1得点では、投手陣に「一点も取られるな」と言っているようなもの。東克樹(DeNA)が好投したことを差し引いても、相手に何をさせたくないのか、どう崩そうとしているのかが最後まで見えなかった。そして極めつけが10回裏。二死から丸佳浩(巨人)が四球を選び、代走に鈴木大和(巨人)まで送りながら、最後の代打が甲斐拓也(巨人)。もちろん甲斐拓也(巨人)にも打つ力はある。しかし一打同点という局面で、なぜそこで甲斐拓也(巨人)なのかという疑問はどうしても残る。結果論だけで采配を責めたくはないが、今のチーム状況、残っている選手、相手投手との相性まで含めて、ベンチが最善手として選んだ理由が見えてこないのだ。西舘勇陽(巨人)が緊急登板で6回無失点まで踏ん張った試合を、打線は4安打、救援陣は終盤に二度追いつかれ、最後は納得しづらい代打策で終える。怒りというより、最後には呆れが残った。9月だ。もう「試してみました」「うまくいきませんでした」で流せる時期ではない。勝つために何を選び、なぜその選択をしたのか。選手だけではなく、ベンチにも一試合一試合、その覚悟が問われる時期に来ている。