読売ジャイアンツ 対 阪神タイガース
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 1-0 阪神 |
| 試合時間 | 2時間54分 |
| 観客数 | 42,461人 |
| 勝ち投手 | 竹丸和幸(巨人) |
| 負け投手 | 村上頌樹(阪神) |
| セーブ | マルティネス(巨人) |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 8勝16敗 |
スコアボード
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 0 | 6 | 0 |
| 巨 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | - | - | - | 1 | 7 | 0 |
先発投手
- 巨人:竹丸和幸
- 阪神:村上頌樹
バッテリー
- 巨人:竹丸和幸、森田駿哉、マルティネス - 大城卓三
- 阪神:村上頌樹、石井大智、及川雅貴、木下里都 - 坂本誠志郎
スターティングラインアップ
| 打順 | 阪神(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司 | 中 | 1 | 浦田俊輔 | 二 |
| 2 | 立石正広 | 左 | 2 | キャベッジ | 中 |
| 3 | 森下翔太 | 右 | 3 | ダルベック | 一 |
| 4 | 佐藤輝明 | 三 | 4 | 大城卓三 | 捕 |
| 5 | 大山悠輔 | 一 | 5 | 坂本勇人 | 三 |
| 6 | 中野拓夢 | 二 | 6 | 泉口友汰 | 遊 |
| 7 | 坂本誠志郎 | 捕 | 7 | 丸佳浩 | 左 |
| 8 | 元山飛優 | 遊 | 8 | 松本剛 | 右 |
| 9 | 村上頌樹 | 投 | 9 | 竹丸和幸 | 投 |
試合経過詳細
1回表 阪神
- 1 近本光司 - 三塁内野安打
- 2 立石正広 - 左飛
- 3 森下翔太 - 四球
- 4 佐藤輝明 - 二ゴロ併殺打
1回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 遊ゴロ
- 2 キャベッジ - 中安
- 3 ダルベック - 見三振
- 4 大城卓三 - 空三振
2回表 阪神
- 5 大山悠輔 - 左安
- 6 中野拓夢 - 中飛
- 7 坂本誠志郎 - 空三振
- 8 元山飛優 - 一ゴロ
2回裏 巨人
- 5 坂本勇人 - 左安
- 6 泉口友汰 - 四球
- 7 丸佳浩 - 二ゴロ
- 8 松本剛 - 左翼線適時二塁打
- 9 竹丸和幸 - 空三振
- 1 浦田俊輔 - 四球
- 2 キャベッジ - 空三振
3回表 阪神
- 9 村上頌樹 - 空三振
- 1 近本光司 - 空三振
- 2 立石正広 - 左安
- 3 森下翔太 - 中飛
3回裏 巨人
- 3 ダルベック - 左飛
- 4 大城卓三 - 中飛
- 5 坂本勇人 - 左飛
4回表 阪神
- 4 佐藤輝明 - 空三振
- 5 大山悠輔 - 右飛
- 6 中野拓夢 - 二ゴロ
4回裏 巨人
- 6 泉口友汰 - 見三振
- 7 丸佳浩 - 左飛
- 8 松本剛 - 中安
- 9 竹丸和幸 - 空三振
5回表 阪神
- 7 坂本誠志郎 - 空三振
- 8 元山飛優 - 遊飛
- 9 村上頌樹 - 見三振
5回裏 巨人
- 1 浦田俊輔 - 右安
- 2 キャベッジ - 一ゴロ併殺打
- 3 ダルベック - 空三振
6回表 阪神
- 1 近本光司 - 二ゴロ
- 2 立石正広 - 空三振
- 3 森下翔太 - 見三振
6回裏 巨人
- 【投手交代】村上頌樹 → 石井大智
- 4 大城卓三 - 左飛
- 5 坂本勇人 - 捕邪飛
- 6 泉口友汰 - 中飛
7回表 阪神
- 4 佐藤輝明 - 空三振
- 5 大山悠輔 - 空三振
- 6 中野拓夢 - 左安
- 7 坂本誠志郎 - 投ゴロ
7回裏 巨人
- 【投手交代】石井大智 → 及川雅貴
- 7 丸佳浩 - 左安
- 【代走】丸佳浩 → 佐々木俊輔
- 8 松本剛 - 投ゴロ(送りバント失敗)
- 9 【代打】竹丸和幸 → 石塚裕惺 - 一飛
- 1 浦田俊輔 - 二ゴロ
8回表 阪神
- 【投手交代】竹丸和幸 → 森田駿哉
- 【守備変更】松本剛(右 → 左)
- 【守備変更】佐々木俊輔(右)
- 8 【代打】元山飛優 → ディベイニー - 空三振
- 9 【代打】及川雅貴 → 前川右京 - 遊直
- 1 近本光司 - 中飛
8回裏 巨人
- 【投手交代】及川雅貴 → 木下里都
- 【守備変更】熊谷敬宥(遊)
- 2 キャベッジ - 左翼線二塁打
- 【代走】キャベッジ → 鈴木大和
- 3 ダルベック - 空三振
- 4 大城卓三 - 二ゴロ
- 5 坂本勇人 - 一邪飛
9回表 阪神
- 【投手交代】森田駿哉 → マルティネス
- 【守備変更】門脇誠(三)
- 【守備変更】鈴木大和(中)
- 2 立石正広 - 中安
- 【代走】立石正広 → 植田海
- 3 森下翔太 - 三ゴロ併殺打
- 4 佐藤輝明 - 右安
- 5 大山悠輔 - 二ゴロ
9回裏 巨人
- 試合終了(攻撃なし)
本塁打
- 巨人:なし
- 阪神:なし
戦評
巨人は2回、坂本勇人(巨人)と泉口友汰(巨人)が好機を作ると、松本剛(巨人)の左翼線適時二塁打で先制。この1点を最後まで守り切った。 先発の竹丸和幸(巨人)は7回4安打1四球、10奪三振無失点の快投で自身10勝目。森田駿哉(巨人)が8回を三者凡退に抑え、9回はマルティネス(巨人)が走者を出しながらも無失点で締めた。 打線は7安打を放ちながら追加点を奪えなかったものの、投手陣が阪神打線を完封し、首位攻防戦を1-0で制した。 巨人は首位・阪神とのゲーム差を0.5まで縮め、今季の対阪神成績を8勝16敗とした。
感想
竹丸和幸(巨人)、すげー。もう、この一言に尽きると言ってしまっていいだろう。首位・阪神タイガースとの直接対決、それも負ければ再び差を広げられる大一番で、7回4安打無失点、10奪三振。たった1点の援護を背負いながら最後まで堂々と投げ抜く姿を見ていると、本当にルーキーなのかと改めて疑いたくなるほどだ。これで10勝目。巨人の新人投手としては菅野智之以来13年ぶりの2桁勝利で、新人左腕に限れば1939年の中尾輝三以来、実に87年ぶり2人目というから、とんでもないところまで来てしまった。今季は苦しい時期もあり、疲れが見えた登板もあった。それでも一年目からローテーションを守り、この大一番で最高級の投球を見せるのだから、ただただ「あっぱれ」である。その後を受けた森田駿哉(巨人)も素晴らしかった。1点差の8回をわずか8球で三者凡退。最後はライデル・マルティネス(巨人)が二本の安打を許しながらも併殺を奪い、39セーブ目。竹丸和幸(巨人)、森田駿哉(巨人)、ライデル・マルティネス(巨人)の3人で完成させた完封リレーは、この時期の1勝としてあまりにも価値が大きい。そして決勝点を叩き出した松本剛(巨人)。いや、この男は本気で凄い。シーズン序盤には「いらんだろ」と文句を言ってしまったことを、今となっては申し訳なく思うほどだ。2回、一死一、三塁という絶好機できっちり左翼線へ運んだ一打は、まさに勝負強さそのもの。その後にも安打を放ち、この試合唯一の打点を挙げた。ただし、7回の送りバント失敗はいただけない。こういう1点を争う試合では、あの一つの失敗が致命傷になる可能性もあるだけに、そこはきっちり反省してもらいたい。一方で、打線全体を見れば7安打を放ちながら1得点。2回はなおも二死満塁、8回も無死二塁という好機がありながら追加点を奪えず、攻撃がうまく噛み合っていたとは言い難い。この先も一つの勝敗が順位を大きく動かす厳しい戦いが続くだけに、投手陣が毎回ゼロに抑えてくれることを前提にはできない。ここは明確な課題として残った。それでも、今日はまず勝ったことが何より大きい。首位・阪神タイガースとの差は、とうとう0.5ゲーム。阪神のマジック17が消えたわけではないし、巨人が自力優勝できる状況になったわけでもない。それでも、一時は遠く感じられた背中が、もう目の前にある。シーズン終盤になって、もう一度こんなヒリヒリする優勝争いを楽しめるとは思わなかった。竹丸和幸(巨人)がつないでくれたこの1勝で、2026年のペナントレースはもう少し楽しめそうだ。