読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ
試合情報
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| スコア | 巨人 14-1 中日 |
| 試合時間 | 3時間12分 |
| 観客数 | 42,397人 |
| 勝ち投手 | 田中将大(巨人) |
| 負け投手 | 中西聖輝(中日) |
| セーブ | ― |
| シリーズ対戦成績 | 巨人 15勝10敗 |
先発投手
- 巨人:田中将大
- 中日:中西聖輝
バッテリー
- 巨人:田中将大、代木大和 - 大城卓三、小林誠司
- 中日:中西聖輝、近藤廉、橋本侑樹、アブレウ、杉浦稔大 - 石伊雄太、木下拓哉
スターティングラインアップ
| 打順 | 中日(先攻) | 守備 | 打順 | 巨人(後攻) | 守備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 福永裕基 | 二 | 1 | 松本剛 | 中 |
| 2 | 村松開人 | 遊 | 2 | 吉川尚輝 | 二 |
| 3 | 細川成也 | 左 | 3 | 泉口友汰 | 遊 |
| 4 | サノー | 一 | 4 | ダルベック | 一 |
| 5 | 石川昂弥 | 三 | 5 | 大城卓三 | 捕 |
| 6 | 岡林勇希 | 中 | 6 | 坂本勇人 | 三 |
| 7 | 花田旭 | 右 | 7 | 丸佳浩 | 左 |
| 8 | 石伊雄太 | 捕 | 8 | 佐々木俊輔 | 右 |
| 9 | 中西聖輝 | 投 | 9 | 田中将大 | 投 |
試合経過詳細
1回表 中日
- 1 福永裕基 - 遊ゴロ
- 2 村松開人 - 一ゴロ
- 3 細川成也 - 右飛
1回裏 巨人
- 1 松本剛 - 二ゴロ
- 2 吉川尚輝 - 左前安打
- 3 泉口友汰 - 左線二塁打
- 4 ダルベック - 右飛
- 5 大城卓三 - 中前2点適時打
- 6 坂本勇人 - 遊ゴロ
2回表 中日
- 4 サノー - 空三振
- 5 石川昂弥 - 四球
- 6 岡林勇希 - 空三振
- 7 花田旭 - 空三振
2回裏 巨人
- 7 丸佳浩 - 投ゴロ
- 8 佐々木俊輔 - 左飛
- 9 田中将大 - 見三振
3回表 中日
- 8 石伊雄太 - 右前安打
- 9 中西聖輝 - 投犠打
- 1 福永裕基 - 左中間適時二塁打
- 2 村松開人 - 遊ゴロ
- 3 細川成也 - 中飛
3回裏 巨人
- 1 松本剛 - 右前安打
- 2 吉川尚輝 - 四球
- 3 泉口友汰 - 三飛
- 4 ダルベック - 右前安打
- 5 大城卓三 - 空三振
- 6 坂本勇人 - 見三振
4回表 中日
- 4 サノー - 左安打
- 5 石川昂弥 - 遊ゴロ併殺打
- 6 岡林勇希 - 右飛
4回裏 巨人
- 7 丸佳浩 - 四球
- 8 佐々木俊輔 - 中前安打
- 9 田中将大 - 三犠打
- 1 松本剛 - 四球
- 【投手交代】中西聖輝 → 近藤廉
- 2 吉川尚輝 - 中前2点適時打
- 3 泉口友汰 - 右前適時打
- 4 ダルベック - 左中間適時二塁打
- 【投手交代】近藤廉 → 橋本侑樹
- 5 大城卓三 - 中犠飛
- 6 坂本勇人 - 左前適時打
- 7 丸佳浩 - 四球
- 8 佐々木俊輔 - 空三振
5回表 中日
- 7 花田旭 - 一ゴロ
- 8 石伊雄太 - 遊ゴロ
- 【代打】中西聖輝 → 高橋周平
- 9 高橋周平 - 二ゴロ
5回裏 巨人
- 【投手交代】橋本侑樹 → アブレウ
- 9 田中将大 - 見三振
- 1 松本剛 - 二ゴロ
- 2 吉川尚輝 - 四球
- 【代走】吉川尚輝 → 門脇誠
- 3 泉口友汰 - 四球
- 4 ダルベック - 左前適時打
- 5 大城卓三 - 左前適時打
- 6 坂本勇人 - 三ゴロ
6回表 中日
- 1 福永裕基 - 右飛
- 2 村松開人 - 右前安打
- 3 細川成也 - 右飛
- 4 サノー - 右飛
6回裏 巨人
- 7 丸佳浩 - 四球
- 【代走】丸佳浩 → 笹原操希
- 8 佐々木俊輔 - 右越え2ラン本塁打
- 9 田中将大 - 見三振
- 1 松本剛 - 左前安打
- 2 門脇誠 - 四球
- 3 泉口友汰 - 右中間2点適時三塁打
- 4 ダルベック - 空三振
- 5 大城卓三 - 空三振
7回表 中日
- 5 石川昂弥 - 中飛
- 6 岡林勇希 - 三邪飛
- 7 花田旭 - 四球
- 8 石伊雄太 - 遊ゴロ
7回裏 巨人
- 【投手交代】アブレウ → 杉浦稔大
- 【代打】坂本勇人 → 増田陸
- 6 増田陸 - 空三振
- 7 笹原操希 - 中飛
- 8 佐々木俊輔 - 捕邪飛
8回表 中日
- 【投手交代】田中将大 → 代木大和
- 9 福元悠真 - 遊ゴロ
- 1 福永裕基 - 中飛
- 2 村松開人 - 二ゴロ
8回裏 巨人
- 【代打】田中将大 → 小林誠司
- 9 小林誠司 - 空三振
- 1 松本剛 - 右飛
- 2 門脇誠 - 空三振
本塁打
- 巨人:佐々木俊輔(10号・6回・2ラン)
- 中日:なし
戦評
巨人は初回、大城卓三(巨人)の2点適時打で先制。1点差に迫られた4回には吉川尚輝(巨人)、泉口友汰(巨人)、ダルベック(巨人)らの連続適時打を中心に打者11人の猛攻で6点を奪った。 5回にも2点を加え、6回には佐々木俊輔(巨人)の10号2ランと泉口友汰(巨人)の2点適時三塁打でさらに4点。15安打14得点と今季最多得点の猛攻を見せた。 先発の田中将大(巨人)は7回4安打1失点。大量援護を受けながらも崩れることなく試合を作り、今季4勝目、日米通算204勝目を挙げた。 巨人は中日に連勝し、今季の対中日戦を15勝10敗で終えた。
感想
田中将大(巨人)を見ていると、やっぱり修羅場をくぐってきた数が違うんだな、と感じさせられる。もちろん、この日は早い段階から大量援護をもらえたという大きな要素もある。それでも、走者を背負ったときに急におっかなびっくりになるようなところがなく、丁寧に投げながら、攻めるところでは大胆に攻めて淡々とアウトを積み重ねていく姿には、戸郷翔征(巨人)とはまた違った経験値の厚みを感じた。もともとの能力まで含めれば比べるのも酷なのかもしれないが、こういう試合で余計なことを起こさず、7回を1失点でまとめてしまうところは、さすが田中将大(巨人)である。そして、それ以上に驚いたのが打撃陣だ。いったい急にどうしたんだ、と笑ってしまうほど打線がつながり、終わってみれば15安打14得点。ここへ来て今季最多得点とは、野球は本当に分からない。特にこの日は坂本勇人(巨人)、丸佳浩(巨人)、吉川尚輝(巨人)ら経験豊富な選手たちの打席での立ち居振る舞いが実に自然で、必要以上に力んでいるように見えなかった。あの落ち着きと安定感は、対峙する中日ドラゴンズの投手陣にとって相当な威圧感だったのではないだろうか。少し心残りなのは、三安打3打点と大暴れした泉口友汰(巨人)に、もう一度打席を回してやりたかったこと。8回の松本剛(巨人)は、それを意識して何とか出塁しようとしているようにも見え、右飛に倒れたときの悔しそうな表情にもそんな思いを勝手ながら感じた。一方、その後の門脇誠(巨人)は必死に振った末の空振り三振。もちろん本人も打ちたい場面だったのだろうが、そのあたりの状況への向き合い方まで含めて、今の松本剛(巨人)との差が見えたような気もする。ともあれ、終盤戦でこんな景気のいい試合を見られるとは思わなかった。14点を毎日取れとは言わない。この日の自然体の打席、このつながり、この楽しい空気を、どうか次の試合にも少しだけ持っていってほしい。